占い師「透流(とおる)」の不思議な日々

代官山の隠れ家バーで、週に1日だけ、ひっそりとやってる占い師です。タロット占い歴は30…

占い師「透流(とおる)」の不思議な日々

代官山の隠れ家バーで、週に1日だけ、ひっそりとやってる占い師です。タロット占い歴は30年以上。必要な場合はスピリチャル回路を開いてアドバイス。開運希望者には九星気学鑑定と開運指南。ふんわりした本物が、スピな夜と昼の徒然を語ります。

最近の記事

男性の相談者を占うこと

占いをやっているというと、よく聞かれることの1つが「相談者は、女性が多いですか?」というもの。これはもう、圧倒的に女性が多いです。私が占いを披露しているのは普通のバーの片隅で、普段は男女半々か、むしろ男性の方がちょっと多いような客層ですが、私がいる時は圧倒的に女性客が多く、他の曜日で入っているスタッフに、あなたの日は女性が多くてにぎやかでいいねえ、とか言われています。 そんな偏った客層の中でも、少ないながらも男性の相談者はいらっしゃいます。ほとんどは女性に紹介されていらっし

    • これは占いなのか、カウンセリングなのか

      私の占いは、カウンセリングに近いという評価をいただくことがあります。実際に心理カウンセリングについて、ちょこっとかじった自分としては、だいぶ違うと思っているのですが、時に相談相手の話を聞きながら、その人が本当に思っていることや、したいことを発掘する作業を必要とする場合があり、これはカウンセリングに近いなあと思います。 本来の占いは、そういうものを言い当てるということも含まれているのだと思いますが、それは本人に自覚がある場合であって、真の問題点や望みが相談者の心の奥深くに沈んで

      • 私的初詣のこと

        年が明けてだいぶ経ってしまって、間抜け感がぬぐえませんが、皆様あけましておめでとうございます。 相変わらず、気が向いたときにしか書かない気まぐれブログですが、お読みいただいてありがとうございます。今年もマイペースに進めていきたいなと思っておりますです。お付き合いいただければ幸いです。 さて みなさん、初詣には行かれましたでしょうか。相変わらずコロナの猛威は続いていて、人ごみにまぎれに行くような初詣には反対意見も多いですが、私自身は毎年のルーティンとして、元旦に東京大神宮

        • 思い出すと笑える占い体験

          気が付くと、最後の記事から半年が経過していました。時間が経つのが早くて怖いです。なんだかバタバタ過ごしていますが、その間にもネタはたまる一方ということで。そろそろ小出しに書いていきたいと思います。まあ、また間空いちゃうかもですが・・・ さて 私はいわゆる「占いの館」に所属しているわけではない、野良占い師なので、お誘い受けていろんな場所で占いを披露します。といっても、世にもやる気のない占い師なので、神出鬼没というか、ほとんど出ていかないのですが、そんな私がたまたま友人の紹介

          傍聴席からの援護射撃

          基本的に、占いはパーソナルなものです。 ものすごいプライベートなことを聞いたり言ったりすることが少なくなく、デリケートな内容も多いので、多くの相談は一対一で、なるべく他の人に聞こえないようにお話します。とはいえ、ブースが完全個室みたいになっていると、それはそれで相談者が緊張されるので、今の、バーの片隅でこっそりやってるスタイルは、私にはとても居心地いい感じです。 余談ですが、ここのバーは占いをすることを売りにしたお店ではないはずなのですが、最近、店名を入れると、検索予測で

          たまに出る、こと細かな予言

          占いは、未来について聞くことが一般的です。これから私はどうなっていくのか、今の恋愛は続くのか、仕事で携わっている現在のプロジェクトはうまくいくのか、、、などなど。 以前、ずっと若いころは、聞かれた質問に全部答えてしまっていました。今思えば、あれはあんまり良くなかったなと。実際、当時出会った霊能者の人に 「あなたは見えているモノ、聞こえているモノ、全部伝えているけど、それはダメ。どれを言って良くて、どれは言ってはダメか、判断できるようになるまでは占いはしないように」 と窘めら

          共鳴と共振現象(?)

          私の占いを受けた方はご存じと思いますが、時々虚空を見つめて、予言めいたことを口走っていることがあります。 正直なところ、自分でもなんでそんなことを言っているのかよくわかっていないのですが、まあありていにいえば、お告げ的なメッセージを受け取ったり、未来や過去のビジョンを見ていたりしているようです。ただ、それらは明確な言葉とか絵になっているわけではなくて、なんとなくそれが理解できる、というレベルのものが多いです。 私は「『上の人』とのコンタクト」と説明していますが、上位存在と

          記憶の底で忘れ去られているモノ

          長いこと放置状態ですみません。昨年後半の多忙に甘えて、更新をさぼっておりました。こんなブログでも、読んでくださる方がいらっしゃり、お会いした際に、更新ないですねえ、と言われることも数回。いやはや申し訳ないです。 昨年後半はなんだか無駄に忙しくなってしまい、ひっそりやってた電話での鑑定も対応できなくなってやめてしまったり。細々とやってる電話占いでも定期的にご相談いただく方が複数人あり、その方たちには前触れできないままやめてしまうことになってしまって、本当に申し訳なかったなと思

          記憶の底で忘れ去られているモノ

          タロットカードの意味を説明すること

          最近よく言われることに、視えたり聞こえたりするなら、カード使う必要ないでしょう、というものがあります。まあ、確かに、カード開いても読んでないことも多いし、無くても行けることも多いのですが、やはりカードを開いて説明した方が、ちゃんと理解しやすい形でお伝えできたりするわけです。 タロットカードの絵は、それぞれに意味を持ったものですが、直接的なもの以外に、その絵を用いると説明しやすい概念的なものを表しています。このカードにはこんな絵が書いてあるけど、これはこういう事象を意味してい

          タロットカードの意味を説明すること

          一陽来復

          あけましておめでとうございます、と書かなきゃと思っているうちに、旧暦の正月というか、節分が目前という本日。相変わらずの不定期ぶりです。すみません。 節分というと豆まき、くらいの知識が普通だと思いますが、本来の節分は「節」の分かれ目。つまり、新年を迎えるという意味があり、節分が大晦日という認識です。そして、九星気学を学んだ人間にとっては、この節分は重要なポイント。新年がここから始まるため、吉方位をはじめとした様々な吉凶判断が、この日を境に変わるのです。 とまあ、それはともか

          塔(タワー)のカードの追加

          塔のカードについては、不思議な思い出があります。 タロットカードはスピリチャルとの相性が良くて、霊視タロットなる新ジャンル(?)ワードが登場するほど。まあ、なんなら私もその辺に入れられているわけなのですが。 タロットカードを否定する人は、あんなカードをアトランダムに出して、内容を見るだけで、何かがわかるわけはないと言われます。まして、私の場合は、結果がブレるのが嫌で、フルデッキを使わないので、22枚ごときで何がわかるんだ、と言われる始末。 まあ、そう言いたくなる気持ちは

          塔(タワー)のカードを人間関係で見る

          タロットカードの三大凶カードといえば、「悪魔」「死神」、そして今回のテーマである「塔」のカード。 ちなみに、私はちょっと珍しいタイプのカード(ライダーウェイト版ではないタイプ)を使っているので、こんな感じの絵です。 3枚とも出るとギョッとするようなものですが、中でも、最悪で最凶と言われるのが、この「塔」。悪魔や死神には、解釈によってはポジティブに捉えることができる側面があるのに対し、塔のカードにはそうした側面がほとんどありません。また、多くのカードが逆位置では意味が反対に

          塔(タワー)のカードを人間関係で見る

          パワーストーンの話 その2

          前回、パワーストーンについてちょっと書かせていただきました。 基本的に私は大雑把で、そんなにしっかり勉強しているわけではないので、パワーストーンのおすすめとかは、ちゃんとアドバイスできないのですみません。 まあ、一般的に水晶とか翡翠とかタイガーアイあたりが魔除けというか邪気払いだったり、ラピスラズリが強い高価がる、と言ったあたりくらいの知識はあります(まあ、その程度しかないとも言う) そんな残念な私ですが、パワーストーンにまつわる話はいくつかあって、どれもこれも不思議な

          パワーストーンのこと

          実は昔から水晶やラピスラズリなど、俗にいうパワーストーン系は好きでして、特にこだわりとか、ものすごく勉強したというようなことはないのですが、なるべく持ち歩くようにはしています。 私の場合、憑依しにくい、相手の邪気や負のエネルギーなどを受けにくいタイプらしく、これは昔に霊能者の人に「特異体質」と言われたことがあるように、持って生まれた気質のようなものらしいのですが、そんなわけであんまり霊障とかそういうものの経験がありません。 ついでに言うと、そういったものに鈍いので、ついう

          長いお付き合い

          かれこれ40年近くも占いをやっていると、長くやってるならではの面白いことに巡り会うことがあります。 15年くらい前に、友人(女性)とご飯を食べる機会がありました。彼女は、関西に住んでいるので、数年に1度くらいしか会う機会がなく、その時も3年ぶりくらいだったと思います。 和食屋のカウンターで積もる話を語り合っている中に、話の流れは忘れましたが、彼女が、これから何年か後の私はどうなるんだろう、みたいなことを、半ば独り言のように言い出しました。彼女は、私が占いをやっていることも

          パワースポット巡り(御岩神社)

          皆さんはパワースポットはお好きですか? 私は大好きです。 以前、九州の高千穂峡界隈へ旅をした話を書いたことがありますが、今回は茨城県は日立にある有名な御岩神社へ行ってきました。 御岩山神社のサイトはこちら http://www.oiwajinja.jp/ パワースポット好きは、好き同士で繋がるもので、なんとなく行くという話をしたところ、複数の人からアドバイスをいただきました。いただいたのは良いのですが、サイトを見ても、行った人の話を聞いても、「山道だよ」という話が多く

          パワースポット巡り(御岩神社)