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二代目社長の治める国

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記事一覧

「与党内野党」を標榜する人たちはどこ行った?

「与党内野党」を標榜する人たちはどこ行った?

 

 なにからなにまで問題だらけのオリンピック。あと1週間を切ったというのに、まだまだ続く。それも、選手や施設ではなく、担当ミュージシャンときた。「こいつは意表を突かれたなぁ」という感じ。まるで弁当が腐っていて、生モノを取り除いたら、漬け物まで傷んでたといったところだろうか。この無能政権作成のスポーツ弁当は、梅干しですら傷んでしまっている。
 
 以前ライター仲間が、大谷翔平や将棋の藤井聡太のや

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(4)飲食店、もう一つの苦難

(4)飲食店、もう一つの苦難

 
 酒をめぐって、飲食店や酒販業者があの無能トップたちに振り回されている。ぼくが元の顧客に会ったり電話したりすると、「あのバカ総理が!」とか、「西村の顔(テレビで)出すなタコ!」とか、普段おとなしい人たちまで荒い口調で言ってくる。呑み屋さんたちは、これまでにないほど怒っている。
 じっくりタレを作り、一本ずつ串を打ち、店内、入り口、トイレなどを掃除し、客を迎える。自分の利益のためではあるのだが、

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(3)企業を大事に考える人たち

(3)企業を大事に考える人たち

 
 いよいよ「自公に投票しないで」というポスターまでが作られた。ネットで拡散されているらしい。
 商人というものは、心の中で思ったことを明確に表明しないものだ。全部が全部ではないが、曖昧にしていた方が利益につながる。今回、ここまではっきり残るカタチで行動したというのは、あの無能政権がよほど腹に据えかねていたのだろう。
 
 ただ、驚きはしなかった。ぼくの以前の顧客たちが、相当怒っていたからだ。

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(2)老いたジャパン

(2)老いたジャパン

 とても仲が良くて、たびたび飲みに行っている近所の人がいる。仮に「Zさん」としよう。Zさんは単なる飲み友達だが、友達と言うには違和感があるくらい年齢が離れている。彼はもう70だ。
 
 でも、仕事でつながりがあるわけでもなく、近所に住んでいて、誘い合って飲みに行くだけの関係。だから、知り合いのカテゴリーとしては「友達」で間違いないのだろうと思う。
 
 今年に入って、しかし、飲み屋に行ったのは

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「今さら」というワードが増殖する

「今さら」というワードが増殖する

 
シリーズ 二代目社長の治める国(2)
 
 今朝はネットのニュースに、『五輪無観客に』という記事が並ぶ。一部の競技会場、あるいは時間帯などを無観客にするべく調整をしているということだ。それに伴って、書き込みも増える。コロナや五輪に対する無能トップの対応は、書き込み数の伸びしろがちがう。ちょっと目を離した隙に、500,1000と数が増している。
 
 その書き込みを見て、もったいないなぁと思う。

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(1)キャラ立ちのないトップ

(1)キャラ立ちのないトップ

 外国の政治ミステリーが好きで、よく読んだ。諜報組織が出てくるやつだ。まぁ簡単に例を挙げると、映画の『007シリーズ』のようなもので、むずかしく説明するとA・J・クィネルみたいなもの。
 
 大学を卒業してからは勤め人で、それも電車での移動が主だったので、好きなだけ読めた。肉関係の商売に変わってからは配達で車に乗りっぱなしだったので、なかなか読む時間が取れなくなってしまった。それでも、わずかな隙を

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