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アメリカで頼らない生き方

こんにちは!
Merry Christmas🎅
ho ho ho とうふです。

クリスマスですね!
みなさんいかがお過ごしでしょうか?

今日は、海外(主語でかい)で生きていく上での自立の話をしていきたいと思います。

ある日突然。

パートナーに絶対頼って生きるな。
自分で生きる土台をしっかり作れ。
自分で自分を守れるように
。”

というメッセージ。

これは、私が数年前大学である職員の方に言われた言葉です。

そして、たまにソーシャルメディアで目にする…
“自分で全ての手続きを住んでいる土地で問題なく行えなければそこに住むべきではない!”

当時の私は、は?!わけわかんねー!といった感じであんまり気にしていませんでした。

しかし、最近この言葉の意味、そして意義を感じつつあります。

きっかけは…

過去に何度か言語の問題によって夫婦のどちらかがケアテイカーになる例を目の当たりにしました。
言語の壁
これをなくすことが通訳の仕事ではありますが、言葉を理解できる環境下においてでも夫婦のどちらかが完全に片方のケア(医療ケアの管理、保健の管理、taxの管理、身分証明書や公的書類の管理/手続き、薬の管理etc…)を完全に担っている事があります。ただこれが、少なからず言語の壁に問題があるのではないかと私は推測します。

ケアテイカー(世話役)
例えば親の代わりに家事の一切を引き受けたり、弟や妹の面倒を見たりなど、自分のことを後回しにしてでも世話をしてしまいます。 ケアテイカーが自分を犠牲にして過剰なまでに誰かの世話をする理由は、自分の献身によって家族の機能を維持し、崩壊を防ぐことにあります。

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言語の壁だとはわかってはいても、そこに、私は毎回なにかモヤモヤした気持ちを抱いています。自分の母語が使える場でも相手を頼っているのを目の当たりにし、片方がもう片方の為に何か犠牲にしているように感じたからです。

これを何度か目の当たりにした時、いや、夫婦/パートナーは助け合って生きていくものだし…なぁ?とも思いました。

ただ、その助け合いを履き違えたらだめなんじゃないか?

家庭環境における、助け合い。
これは、平等な労力をお互いにかけて生活を成り立たせていくもの。
私は、このように定義しています。

じゃあ、もしもの時どうするの?

見出しの通り、じゃあ、もしも何かあったらどうするの?という事を私はすぐに考えました。
相手に頼り切ってしまい、自分の事を全く把握していないままある日突然1人になってしまう事があるかもしれません。

私は過去の大学時代にもらった言葉を思い出します。

全て自分で何とかできるようにならないと生きていけない!頼ったら負け!!

そして、結婚をしていても個人なのには変わりない。

勿論、専業主婦をされている方が悪い訳ではありません。専業主婦は仕事です!立派な自立だと思います。母語を使えるなら、専業主婦だからって何か公的な手続きが出来ないことはないですよね。専業主婦(夫)と働くパートナーのファミリーダイナミックはちゃんと分担して助け合っていると思います。


ちなみに、私はこれらのいつでも自分が自分の身一つでも生きていける基盤を作る努力をしています。

-自分1人になっても安心な安定した職につく
- 自分名義の銀行口座を開設する
- 自分名義のクレジットカードを作成して信用スコアをしっかり持っておく
- 保険や公共料金にしっかり自分の名前が入っている事を確認する
- VISAや自分の公的な手続きは全てまず自分で行う
- 最後に、自分の決断や行った事を見直した時、自分で納得できる語学力と知識を身につける

私はこれらを徹底しています。

例 :

保険に加入
するとしたら旦那に保険会社と電話させるのではなく常に非ネイティブ英語話者の私から連絡を入れる。そして、旦那とお互いに聞こえる場所で話を進める。自分がしっかり理解できるまで質問をして完全に理解しておく。書類を読み込む。
旦那に質問して明確化しなくて済むまで理解します。ここで旦那から仮に質問されて答えられるまでには理解するようにしています。

保険の保証を受ける際、自分でポリシー内容を一読する。理解できない箇所があれば自分から保険会社に電話をし明確にしておく。免責や自己負担額をしっかり理解してから保証を受ける。

だから私は…通訳をしている

これらの手続きを行う際に私は日本語通訳を使った事がありません。勧められた事もありません。と、いうか通訳を使えることすら知りませんでした。なのでこれらの手続きをする上で問題なく意思疎通ができるレベルの英語力を持っているという事を自覚しています。だからこそ、誰かがその人個人で意思疎通して理解するための力になりたいと思いました。

自分が通訳をしようとしたキッカケの一つに、通訳をする事で医療や社会のシステムをよりよく理解していく事ができると考えていたところがあります。実際、通訳を始めてからいろんな事を学んでおりますし、日常生活の中でもよく実用的にその知識を活用出来ていると感じています。

機会に感謝です😭🫶

これからもっと自立したい!

私は、大学のある職員の方に
パートナーに絶対頼って生きていくな!
自分で自分を守れるように。

と言われたのですが、私は今それを全うしようとしています。

私は旦那と結婚してとっても幸せな毎日を送っています。頼ってないから、助けてもらってないから幸せじゃない訳ではないのです。
相手を常に頼りにする事でなくお互いが同じレベルの目線で毎日愛を育んでいます。
私はよく、ヘラヘラしてるのに気が強いとか、喋ったら萎える…と言われます。
でも、私の旦那はそんな私の強さや自立力に惹かれて結婚したと言ってくれました。
それを知ってからより自分は自立がしたいと思いました。
相手の収入や知識に頼らず自分の力で、ここアメリカ合衆国で生きる基盤を付けていくため毎日何かを学んでいきたいと思っています。

もちろん!!!!!

勿論、わたしは旦那を頼る事もあるし
旦那が私を頼る事もあります


ただそれは、言語や外国人である事を理由にするのではなく、片方が何かを犠牲にすることでもありません。

未だ、わたしも私の旦那も助け合いについて考えています。お互いがしっかり自立して、お互いを尊敬し合える関係により日々努力をしていきたいと思います!


これは、アメリカに住んでいる人のみならずどこに住んでいても言えることですが、私と一緒に自分で自分を守れるように、自分で生きる基盤を作るために少しづつ頑張っていきませんか?

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