とりあえず謝って、怒られた。
前回のnoteで、滞在中のフランスにて発熱で数日寝込んだことを書きました。これは仕事を数日休むレベルでダウンだ、と思いボスへメールを送りました。
【内容】
「Good evening,
こんばんは
My fever is getting low,
but I'd like to see my condition one more day.
熱はだいぶ良くなりましたが、もう一日様子を見させて下さい。
I'm sorry for making the team inconvenience a lot.
I'll try to heal myself as soon as possible.
チームに迷惑かけてすいません。
出来るだけ早く復帰できるようにつとめます。
Thank you for your support and understanding.
Have a good night.
サポートと理解をありがとうございます。
良い夜をお過ごしください。」
これを送信後に相方へ見せたら、怒られました。謝るなと。
なんじゃそりゃ、まずは「迷惑かけてすみません」と言いながら生きてきたんだ!と反論してみましたが、
ここはフランス。謝った人が責任を取ることになります。
相方の言い分によると
「まず、風邪を引いたのは、誰のせいでもない。
だから謝る必要はない。
謝ることで、責任が生まれ、勝手に自分の非を認めていると言う、相手からすると、なぜ謝っているのか意味がわからない状況だ。
そのうえ”出来るだけ早く復帰する”と言うけど、
回復は自分でコントロールできることではなく、治癒を待つしかない。
自分でどうにもできないことを頑張ります、と言うことで
逆に無責任な印象を与えている」
とのこと。
なるほど。
理屈が全然違って、分かるようで、完全には分からない……。
でも、日本人の「とりあえず謝っとけ」気質はこちらでは通用しない(むしろマイナスに働く)ことをあらためて痛感しました。身体に染み込んでるから、どう改善していけばいいのか模索です……。
・・・
と、いう感じで、こちらにいると仕事のメールを送るとき「何を情報として伝えるべきか」「何を伝えないべきか」の取捨選択の基準がたまにわからず、送るのに時間が掛かります。でも、どのみち必要なプロセスですよね。
今回の一連のことで、知らぬ間に自分で不利な状況を生まないようにこれからも気をつけなければ、と思いましたとさ。
最後までお読み頂き、ありがとうございました! このnoteではこれからの人生の過程もシェアしていきたいと思っています。よろしければぜひ応援してください。