転職に踏み切れなかった自分を振り返る

大手JTCからベンチャーに転職。
思いつくまま転職体験談などを書いています。
キャリア、転職に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

■30歳での転職活動

新卒入社から8年目、漠然とキャリアへの不安がありましたが、それが何なのか自分自身、言語化はできていませんでした。

毎日、会社と家の往復だけで終わる平日、
通勤往復2時間
家に帰ったら疲れて寝るだけの生活。

目の前の仕事が本当にしたいことなのかも分からず、日々の業務に追われる日々。

友人から転職したと連絡が入る。
働き方は、フルリモート、服装自由、年収アップ。

職場の後輩も年度途中で転職で退職。
起業するらしい。優秀な後輩だった。

こんな周辺の環境に、漠然と不安に襲われる

自由な働き方ができるとワークライフバランス取れるのか（スタバで働くオシャレビジネスパーソンに憧れる）と何となくの転職への憧れ

転職したら、今より年収上がる可能性あるのか

自分に、転職するときの武器はあるのか
強みはあるのか

あるんだろうかと悩む、、
ジョブローテーションで数年毎に異動を繰り返していて、専門スキルと言えるのか

外の世界で通用するのか

こんな不安に襲われて、何となく逃避で、転職活動を開始しました

■転職活動をしてみて

自分の希望する職種について、エージェントに提示された求人は、良さそうなものも多いものの、年収ダウンの求人だらけ

正直、ショックを受けました

大企業にいただけのキャリアはこんなにも残酷なのか、、、

転職は諦めて、現職でのキャリアアップを
目指したほうがいいのか

当時の自分には年収の軸しかありませんでした

そもそも自己理解もキャリアビジョンも
全くなかったのです

大企業にいれば、会社がキャリアを提示してくれて、そのレールに乗っていれば、安定した生活ができる

そんな考えで入社からキャリアを考えず、
何となくで働いてきました

やりたい仕事は何となくあるけど、
希望部署にはいけないけど、
大企業のキャリアはこんなものだと言い聞かせて

でも、このままやりたくない仕事で、定年まで働くモチベーションを維持できるのか、、

年収だけ良くても仕事へのモチベーションは上がらない、、

やっぱり辞めたい、でも年収ダウンは嫌だ
これが踏み切れなかった気持ちです

でも、30歳で転職活動をしたことで、キャリアオーナーシップ、自己理解、専門性、市場価値、とても意識するようになりました

■今の仕事に違和感を抱く方へ

大企業、中小企業、ベンチャー企業
どこで働いても、正解だと思います

自分軸で何をやりたいのか、
それができる環境か

しっかりと自分がやりたいことができるチャンスが見えているのであれば、会社規模は関係ありません

でも、
もし、やりたいことが違う、
やりたいことができる可能性がなさそう
と思って時間だけが経っているのであれば、

すぐに転職活動をするべきだと思います

人生は短いです

今のこの瞬間が一番若いので、行動するだけです

気付いたときに
どこにも転職できない状況になる前に、、、

自分が本当にやりたいことがあれば、
入社してからでもキャリアアップ、
年収アップは実現できます

私はベンチャーへの転職で、年収ダウンしました

でも、実績を出して、昇格・昇給して、
大企業にいたときよりも、年収は上がりました

大企業で働いてきた人は、
ポテンシャルはあるので、
必ず努力を続けることで、
キャリアアップできます

もし、今、転職に踏み出せなくて
悩んでいる方がいれば、
そっと後押しになればと思います

ありがとうございました