Mizuuchi-Lab.

臨床・実践をする研究者。博士(教育情報学)。公認心理師。 知的・発達障害児・者と家族を…

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臨床・実践をする研究者。博士(教育情報学)。公認心理師。 知的・発達障害児・者と家族を対象とした臨床発達心理学、特別支援教育、教育工学が専門。 余暇は大事。自身のウェルビーイングも探究。 3度の飯よりチヌ釣り好き! ガチFANKS! 百名山は14/100座。ZN6。

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  • 私の執筆した本

    私の執筆した本などを紹介します。

  • QOLを高めるステキなモノ・コト・サービス・イベント

    私が出会った、見た、食べた、参加した、QOLを高めるステキなモノ・コト・サービス・イベントなどをただただ紹介。

  • どっちかというと特別支援教育の自分note

    主として、特別支援教育に携わる支援者に見ていただくといいかなぁと書いたnoteです。

  • 私が読んだオススメの本

    私が読んだオススメの本を紹介します。 1.『週刊教育資料』に過去に執筆した書評を、編集部に許可を得て再掲載しています。選書は(編集部指定ではなく)すべて自分でしたものです。 2.それ以外にも、自分からとても興味を持った本を紹介しています。

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プロフィール(論文・著書など)

【2024/04/11更新】 Ⅰ.著書(最新順)肢体不自由児の心理(分担執筆).2024年12月.ミネルヴァ書房. 発達障害児者の"働く"を支える─保護者・専門家によるライフ・キャリア支援─(分担執筆).2023年9月.かもがわ出版. 特別支援教育×ロイロノートー個別最適化された学び・協働的な学びを実現するICT活用─(監修).2023年8月.さくら社. 新時代を生きる力を育む 知的・発達障害のある子どものウェルビーイング教育・支援実践(編著).2023年8月.ジアー

    • 知的障害児・者とウェルビーイング02:「全員に金メダル―多様性に溢れた水泳発表会―:酒井泰葉さん」―【ウェルビーイング教育・支援実践】より

      note執筆者: 西村健一(島根県立大学人間文化学部保育教育学科・教授) 水内豊和(島根県立大学人間文化学部保育教育学科・准教授) 『新時代を生きる力を育む 知的・発達障害のある子のウェルビーイング教育・支援実践』2023年8月末に、『新時代を生きる力を育む 知的・発達障害のある子のウェルビーイング教育・支援実践』が出版されました。 「ウェルビーイングってなに?」については以下のnote記事をご覧ください。 本書では、知的・発達障害のある人のウェルビーイングの実現のため

      • 2023年度 マルチメディア・アクセシビリティ・コミュニケーション研究室(Mac-Lab.)とは

        1.「Mac-Lab.」とは「マルチメディア・アクセシビリティ・コミュニケーション研究室(Mac-Lab.)」では、障害のある子どもの新時代を生きる力を育てる先生方のキャリアアップを応援します。 具体的には、特別支援教育に携わる先生方を対象とした、クローズドなキャリアアップゼミ(Mac-Lab.)を、1年単位で年間通じて開講します。ここでは支援者としての専門性を高めたいということではなく、明確にもっとその先を目指す、具体的には以下に示す項目のいずれかのようなことをやってみた

        • オススメ! <企画展>みんなの小学校 150年のあゆみ@松江市立松江歴史館 9/24までなのでダッシュ!

          ※このnote記事は展示内容の一部を文章で紹介していますので、ネタバレが嫌な方はこの記事の閲覧をお控えください。 令和5年は、学制が制定されて小学校が開校してから150年の記念の年。 市内の小学校の多くが「創立150年記念」ののぼりを掲げています。 この企画展は、明治の初めから現在までの小学校のあゆみを、とっても貴重な資料や写真の展示により余す所なく知ることができます。 これが本当に興味深い。 以下は私が興味を持ったことのメモ(展示全体のほんの一部です) ・明治12

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        • 知的障害児・者とウェルビーイング02:「全員に金メダル―多様性に溢れた水泳発表会―:酒井泰葉さん」―【ウェルビーイング教育・支援実践】より

        • 2023年度 マルチメディア・アクセシビリティ・コミュニケーション研究室(Mac-Lab.)とは

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          4本
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          3本
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          15本
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        記事

          知的障害児・者とウェルビーイング01:「卒業後に暮らしてみたい部屋をデザインしよう:菱真衣さん」―【ウェルビーイング教育・支援実践】より

          note執筆者: 西村健一(島根県立大学人間文化学部保育教育学科・教授) 水内豊和(島根県立大学人間文化学部保育教育学科・准教授) 『新時代を生きる力を育む 知的・発達障害のある子のウェルビーイング教育・支援実践』2023年8月末に、『新時代を生きる力を育む 知的・発達障害のある子のウェルビーイング教育・支援実践』が出版されました。 「ウェルビーイングってなに?」については以下のnote記事をご覧ください。 本書では、知的・発達障害のある人のウェルビーイングの実現のため

          知的障害児・者とウェルビーイング01:「卒業後に暮らしてみたい部屋をデザインしよう:菱真衣さん」―【ウェルビーイング教育・支援実践】より

          【新刊紹介】『特別支援教育×ロイロノート』

          はじめに「うちの自治体ではロイロノート・スクールが万能で先生方が使用しすぎるがゆえに、もっと別のアプリの使用を勧奨された」という笑えない話を聞きます。それぐらいに、アプリであるロイロノート・スクールは、先生の教育活動を魅力的にし、児童生徒のできた・わかった・うれしい!を引き出すことのできるツールです。 ロイロノート・スクールは、GIGA スクール端末にプリインストールされているアプリとは異なり、自治体もしくは学校単位で契約しなければならない有料アプリです。それにも関わらず

          【新刊紹介】『特別支援教育×ロイロノート』

          書籍『新時代を生きる力を育む 知的・発達障害のある子のウェルビーイング教育・支援実践』と、学会シンポジウムのご案内

          note執筆者: 西村健一(島根県立大学人間文化学部保育教育学科・教授) 水内豊和(島根県立大学人間文化学部保育教育学科・准教授) 2023年8月末に、『新時代を生きる力を育む 知的・発達障害のある子のウェルビーイング教育・支援実践』が出版されます。 また本書と連動して、日本特殊教育学会第61回大会(横浜国立大学)において、自主シンポジウムを開催します。 1.ウェルビーイングとは? 令和5年6月16日に示された、教育振興基本計画(以下、計画)では、2040年以降の社会を見

          書籍『新時代を生きる力を育む 知的・発達障害のある子のウェルビーイング教育・支援実践』と、学会シンポジウムのご案内

          夏休みにいかが? 【2023年版】 いまどきの大学生が選ぶ、障がい等を取り扱った映画 20選

          はじめに  水内の担当する大学1年生向けの障がい学入門にあたる授業、2023年度「障害児発達教育論」の課題として、受講者たちがこれまで見た映画の中で、障がい等を取り扱ったものを一つ取り上げ、広く一般の方を対象にした推薦文を書きました。洋画・邦画・アニメ問わず様々な作品について、若い感性を通して観て感じた、率直でステキな推薦文が集まりました!  夏休みでいつもよりもお時間のある時に、ここにリストされた映画を見てみてはいかがでしょうか。   1.『くちづけ』 私は、愛を感じる

          夏休みにいかが? 【2023年版】 いまどきの大学生が選ぶ、障がい等を取り扱った映画 20選

          点字の覚え方 @ 点字ひろめ隊!! Ver

          島根県立大学人間文化学部保育教育学科の1年生の有志「点字ひろめ隊!!」が、水内の入門授業「障害児発達教育論」で学んだ点字の覚え方に興味を持ち、noteにまとめてくれました。 これを用いて、「点字ひろめ隊!!」は、島根県立大学の学生企画コンテスト「キラキラドリームプロジェクト(ドリプロ)2023に臨みます。 公開審査会は2023年7月10日(月)! はたして結果はいかに? (参考)2022年度のドリプロの審査会の様子 1.点字50音表 2.点字の歌

          点字の覚え方 @ 点字ひろめ隊!! Ver

          必見! 学校におけるAppleTVのマストな初期設定

          はじめに GIGA端末でiPadが導入されている特別支援学校等に訪問させていただくと、せっかくAppleTVが各教室に配置されているのに、設定がきちんとなされていないため、効果的な活用に至っていない以下のようなシーンをよく見ます。 元来AppleTVは、家庭においてテレビ等に繋ぎ、Apple社の手がける動画配信サービスを見るための一つのデバイスという思想で作られたものです。 しかし、GIGA端末でiPadが採用されている学校にあっては、AppleTVで有料動画を見るなんて

          必見! 学校におけるAppleTVのマストな初期設定

          【2023年版】発達支援や特別支援教育におけるプログラミング活動をやってみよう!

          このページは、随時更新していきます。 作成日 2023/02/27 はじめに 2020年より「プログラミング教育」が、小学校学習指導要領だけでなく特別支援学校学習指導要領においても、その小学部段階において、取り組むべきことと位置付けられています。 ここでいうプログラミングとはコンピュータを使ったプログラミング言語によるコーディングではなく、発達の段階に即して「プログラミング的思考」を育成することです。 そのためには、必ずしもコンピュータやタブレット端末を使う必要はなく、

          【2023年版】発達支援や特別支援教育におけるプログラミング活動をやってみよう!

          共感覚の世界(2):一般向けリーフレット

          一般の方向けに作成しました。 もし、自分や身近にある人が、共感覚に関心を持ったり、そのことでモヤモヤしたりしていたら、ぜひご覧ください。 なお、より詳しい説明は、こちらをご覧ください。 『共感覚の世界』リーフレット  (PDFファイル・774 KB)  ご自由にダウンロードしてご活用ください。 ただし内容を変更したり一部分のみの使用は禁止します。 またどこかに転載する際には、このnoteのリンクを貼るなど出典を明記していただけますとありがたいです。 そのまま紙に印刷し

          共感覚の世界(2):一般向けリーフレット

          『ワクワク!!デジタル作品コンテスト2021』 児童生徒の作品と審査結果(12/16-2/24)

          はじめにFacebookの特別支援教育に携わる教師限定グループにて「夏休みチャレンジ企画 ワクワク!!デジタル作品コンテスト2021―ICTでこの子らを世の光に!」を実施しました。 作品に求めるポイントは、作る子どもたちもそして見せてもらえる大人たちも「ワクワクするか」です。 告知が夏休み直前となり、また募集期間も短かったにもかかわらず、動画、静止画、プログラミングの3つの部門に計34作品の応募がありました。 上記Facebookグループに参加する全国の先生方に、限定公開

          『ワクワク!!デジタル作品コンテスト2021』 児童生徒の作品と審査結果(12/16-2/24)

          【保育者向けリーフレット】 色覚異常(色覚多様性)ってなんだろう?

          幼稚園・保育所・認定こども園の保育者向けに作成しました。 乳幼児健診に関わる保健師や心理士、教育センタースタッフや特別支援教育コーディネーター、保育所巡回相談員、就学時検診に関わる教員支援委員などが保育所等と関わる際にもご活用ください。 保育の世界には、色を扱うモノ・コト・シーンがとっても多いです。そのような中で、色覚異常のある子どもの理解と適切な対応ができるよう、リーフレットを作成しました。 下記PDFをダウンロードし、A4もしくはA3に両面印刷してお使いください。

          【保育者向けリーフレット】 色覚異常(色覚多様性)ってなんだろう?

          共感覚の世界(1):正しい理解のために

          共感覚(synesthesia)とは 共感覚(きょうかんかく)とは、一つの刺激に対して、複数の感覚が連動する現象のことです(Tammet, 2007)。ここでの感覚とは、主に五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)のことを指します。ポピュラーなものとして、文字や数字に色を感じる「色字共感覚」や、声や楽器の音などに色を感じる「色聴共感覚」などが挙げられます。  たとえば色字共感覚とは、下の図のように、「A」という文字を見たとき、非共感覚者は「Aだな」と、文字の形のみを知覚します。

          共感覚の世界(1):正しい理解のために

          GWにいかが? 【2021年版】 いまどきの大学生が選ぶ、障がい等を取り扱った映画 16選

          2021/04/27 はじめに 昨日は、アメリカ・ロサンゼルスにて、世界最高峰の映画の祭典「第93回 アカデミー賞 授賞式」が開催されていましたね。  水内の担当する障がい学入門にあたる授業、2020年度「特別支援教育学1」の課題として、大学1年生の受講者たちが、これまで見た映画の中で、障がい等を取り扱ったものを一つ取り上げ、推薦文を書いてみようということを行いました。洋画・邦画・アニメ問わず様々な作品について、若い感性を通して観て感じた、率直でステキな推薦文が集まりました

          GWにいかが? 【2021年版】 いまどきの大学生が選ぶ、障がい等を取り扱った映画 16選