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素的視点から

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この世界をアラタなココロでジユウなシテンで素のまま観る
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記事一覧

【素的視点から#070】So far, So GOOD

【素的視点から#070】So far, So GOOD

2021年も今日まで。
今年も大変お世話になりました。

この世を「素で視る」が2021年のブログテーマでしたが、確かに以前よりも、「思考」なく物事をを視るようになりました。

来年は「観る」へと発展させ、目指すは『観想』…

どなたさまも、どうぞ良いお年をお迎えください。

いつもありがとうございます。

<今日の美>

【素的視点から#069】来年のキーワード?

【素的視点から#069】来年のキーワード?

先週末からの寒波、皆さんの地域はいかがでしょうか。

ラジオでも、各地の状況を伝えるニュースや天気予報、そして雪の影響を考慮して、出勤予定を在宅ワークに切り替えた、というリスナーさんのメッセージもありました。
厳しい天候に加え、なにかと忙しい年の瀬、皆さんもどうぞお気をつけてお過ごしください。

かくいう私は、先週末は所用あり京都へ出かけました。
少し日差しが見えたお昼過ぎに、少し休憩と御所のベン

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【素的視点から#068】薔薇を贈る…to me

【素的視点から#068】薔薇を贈る…to me

冬至を超えた昨日は日の光も普段よりも力強く感じられました。

今月のマイカラーであるオレンジ色そのもの🧡
ガラス越しに降り注ぐ光に、
「ほらね、冬とはいえ、明るいのだよ」
ひとりほくそ笑みながら、オレンジ色の光を味わっていました。

というのも、先日の冬至前から心身の不調(重苦しい気分や身体)を感じていた人が多かったそうで、私も”リアル“に「メンタルやられてツラい」「身体キツい」という声を聞きま

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【素的視点から#067】プレゼントは?

【素的視点から#067】プレゼントは?

明明後日はクリスマスイブですね。
プレゼントはもう揃っているよ、という方も多いでしょうか。

先日ラジオを聞いていたら、12/24-25のクリスマスは北欧の冬至のお祭りと12/5-6聖ニコラウス(サンタクロース)の日にプレゼントを配る風習が合わさったものだというお話がありました。

日本も冬は気候が厳しいところが多くありますし、大雪や吹雪によって交通機関が麻痺するどころか、生命の危険に晒されるよう

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【素的視点から#066】イロイロな視点-まずは己れから

【素的視点から#066】イロイロな視点-まずは己れから

先日、知り合いと話していて、同一の人物についての評価が大きく異なる、各々対極ということがありました。

この手のことは、別段話題にすることもないほどありふれたことで、皆さんもよく出くわすことでしょうね。

けれど、どういうわけか、先日の評価の違いは、「えぇ?そうなの?」と不思議に思うほどで、暫くポカンとして苦笑するという事態に。

人の多面性や他者との関係性が評価の根拠であり、影響を与えるというこ

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【素的視点から#065】ソワソワ感の正体は…

【素的視点から#065】ソワソワ感の正体は…

もう今年も残すところ半月あまり!
…といっても、まるで”師走感”のない私です。
むしろ、これまでにないぐらいにのんびりとしています。

実際には、日々、あちこちに出向いて、あれこれとお努めを果たしてはいるのですが、忙しない感がなく、少し前まで常に抱えていた焦燥感が薄まってきたように思います。

無論、社会生活をつつがなく送るための常識は維持はしていますが、その『常識』に対する己れのココロが変化した

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【素的視点から#064】オレンジ色の映画

【素的視点から#064】オレンジ色の映画

先日、ようやく念願だった映画「リスペクト」を鑑賞しました。

https://eiga.com/movie/95539/

ね、オレンジ色でしょう?
むしろ、ゴールド色ですかね、ポスターのイメージでは。

この映画は、ソウルミュージアムの女王アレサフランクリン(実際の発音は”アリーサ”)の人生を描いたもの。ラジオで多くの方が取り上げ絶賛していたのでまさに必見の作品でした。
2018年に逝去したアリ

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【素的視点から#063】冬のトモダチ

【素的視点から#063】冬のトモダチ

今回は果物の蜜柑について。

というのも、こちらのカバー写真があまりも愛らしく、どうしてもこのブログに載せたかったので、テーマも拝借しました。

愛らしい姿で掌にちょこんと乗っている、小さい頃からずっと傍らにいたトモダチ。

親の手を煩わさずとも自分で皮を剥き食べられる、手が黄色味を帯びるほど。

風邪予防の意味もあったのか、箱単位で家に常備されていましたし、今も季節が来ると切らさないようにしてい

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【素的視点から#062】今月のイメージ

【素的視点から#062】今月のイメージ

十二月が晴れからスタートしたからというわけでもないのですが、今月はオレンジ色のイメージを持った私です。

和名では「蜜柑色」か「橙色」に相当するようですが、しばしばビタミンカラーとも呼ばれたりしますよね。

元気いっぱいで明るく朗らかな印象のある色ですが、この気忙しく寒いこの師走にこの色を感じるのは、なぜなのか?

クリスマスシーズンですから、むしろ赤色と緑色、金銀などのキラキラした色目が街には溢

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【素的視点から#061】ココロを繋ぐ場所

【素的視点から#061】ココロを繋ぐ場所

明日からは十二月、2021年の最終月に入りますね。

先日出かけた京都では、歌舞伎の顔見世がもう間もなく始まります。
キリリとした冬の京都、しかも朝一の公演に間に合うようにと小走りで橋を越え足を運んだ去年のことを思い出しました。

と同時に、時が経つのは早いというよりも鑑賞したことが、遥か遠い他人事のようで、一年前であるのに数十年前のような、おかしな感覚にとらわれました。

お昼時の人々が多く行き

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【素的視点から#060】ウチから眺めるソトの世界

【素的視点から#060】ウチから眺めるソトの世界

自己の世界に没頭、いや、埋没していると、”エゴイスティック”になるように思っていましたが、自身に徹底的に向き合うことは、むしろ、その逆でした。

自分というものは、この世の森羅万象に等しく、到底”エゴ”というラベルでもって特定・断定など不可能なもの

と知ることになるから。

しかも、今回私に訪れた、もう何度目か知れない内省期間は、少々特異で、ウチソト関係なく、どこからともなく、静かにココロに入っ

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【素的視点から#059】目に映るものは

【素的視点から#059】目に映るものは

もう十一月も終盤、紅葉の鮮やかさがむしろ胸を刺すような、そんな気分になります。

それでも行楽地の紅葉は、それでも我々の心を和ませることが本分というのか、変わらぬ笑顔を魅せてくれ、多くの人がその下に集い明るい気持ちを取り戻す。

庭先の楓や街路樹、校庭のあれらの赤黄の葉々には静かに心に響きます。愛でる、というよりも、あれらの影がすっと心に入ってくるような。

これは子どもの頃から、晩秋になるといつ

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【素的視点から#058】眠りにつく時

【素的視点から#058】眠りにつく時

このところ 眠い 眠い 眠い

ずっと そう 感じていたら

身近な あの女性が

本当の眠りに つかれた

凛とした群青の紬

清楚な生花とともに

謹んで感謝申し上げます

いつもありがとうございました

<今日の美>

【素的視点から#055】ココロ打つもの

【素的視点から#055】ココロ打つもの

先日、ひょんなことから、この作品を全巻一気に読むことになり、数十年ぶりに漫画に触れました。

世代を超えて愛されている、日本少女漫画の最大傑作ですが、妙にオカタイ家庭だったので子供の頃はあまり漫画に接したことがなく、今更ながら初めて読んだ次第。
もう、言葉が出ないくらい…素晴らしいですね!

さすがに、登場人物に“胸キュン”ということはないですが、ひとコマひとコマの完璧さに、漫画や劇画を超えた、オ

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