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TLA Magazine vol.1【”焚火”で”和み”!?】

この連載は、アカデミー生がアカデミー生にインタビューを行い、リアルな声を記事としてまとめた企画です。

interviewer / writer
島﨑 恵茉
好奇心の赴くままに生きる東京都在住の高校2年生。音楽と対話が好き。アパレル産業に生じている社会問題の解決を目指している。

新宅 悠生

食が好きな大阪府在住の高校2年生。"学び"のために活動中。将来は生物工学を学びたい。
interviewee
あやこ
神奈川県 中学1年生
バレエとタピオカとブレイブボードが好きです。

しん

東京都 高校1年生
日本一「和み」に魅了された高校生です。

ー なぜTimeLeap Academy(以下アカデミー)に参加しようと思いましたか?

あやこ
小学5年生のときに株式会社Hand-C(※1)が運営するプログラムに参加し、居心地の良さを感じたからです。小学1年生から4年生までニューヨークで過ごし、5年生で帰国した直後、日本に居場所を見つけることができませんでした。そんなときにお父さんの紹介でHand-Cのプログラムに参加しました。そのプログラムに参加するみんながフレンドリーで、そこが自分の居場所だという居心地の良さを感じました。
※1 株式会社TimeLeapは、2019年に社名を変更するまで株式会社Hand-Cとして事業運営を行っていました。

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▲Hand-Cの2期生としてSaturday Schoolに参加したあやこの様子(当時小学5年生)

しん
Hand-Cのプログラムに参加したときに感じた空気感がとても好きだったからです。Hand-Cのプログラムに参加したきっかけは、当時通っていた中学校の校長先生と仁禮さんが知り合いで、その校長先生に勧められたことです。ファイナルプレゼンで担当したアイスブレイクの際、みんなが緊張している中でも和んでくれた感覚が今でも忘れられません。だから、今回のアカデミーでは「みんなを和ませられるようになろう。」と参加しました。

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▲Hand-Cの2期生としてaturdaySchoolに参加したしんの様子(当時中学2年生)

ー どのような事業をを考えているか教えてください。

しん
都心で焚火をする「和焚(なごたき)」という事業を考えています。軽井沢ラーニングフェスティバルで、焚火を囲んでたくさんの人と時間を忘れて話したときに初めて焚火の魅力を体感しました。その際に焚火は簡単に人を和ませるチートアイテムだと気が付き、和焚を思いつきました。

あやこ
焚火を囲むこと、それはただそれだけで素晴らしい時間になります。焚火は二酸化炭素も排出してしまいますが、環境に配慮した焚火事業を皆さんに提供します。1人での焚火は自分を見直す時間になり、友達や家族との焚火は親交を深める時間になります。焚 火を囲っていると初対面の人とも気軽に話すことができ、焚火は「和み」を生み出します

ー2人にとって初対面の人と話すこと魅力は何ですか?

あやこ
たくさんの人と話すだけで人生得です!交流することで、いろいろな価値観やお話を自分自身の冒険のように感じることは魅力です。言葉だけじゃなくても交流はできると考えていて、音楽や芸術もコミュニケーションの一種です。「人間にしかできないこと」が魅力だと思います。

しん
コミュニケーションをとるということ自体が素敵だと思っています。生きてるうちで出会える人が少ないからこそ、多くの人と出会って話した方が感じる幸せが増えるので、コミュニケーションを積極的にとっていきます。

ー 2人で一緒に事業に取り組むことになった経緯を教えてください。

あやこ
アカデミーで自分の事業について迷っていた際、スタッフから「しんくんと一緒にやらない?」と勧められたことがきっかけです。正直「焚火事業やらない?」という言われた時は驚きました。でも、この焚き火の事業を一緒にすることで、自分はひとりじゃないことに気付いてもらえると思いました。社会問題にもなっている自殺から踏みとどまる人が増えてほしいです。

しん
僕は夢を語ることができて、あやこは現実を見ているので、振り返ると僕たちはとてもよいコンビです。

ー アカデミーに参加する前と後で変わったことはなんですか?

あやこ
当初は1人で社会問題や環境問題を解決しようと思っていたし、そうやって解決することで社会はよくなると思っていました。けれど、しんくんに会ってから環境問題の解決が全てではなく、周りの人を笑顔にする、和ませることの素晴らしさに気が付きました。物理的な問題を解決することももちろん大事だけど、感情にフォーカスして社会をより良くすることの素晴らしさに気付きました。

しん
社会の構造を知れました。Hand-Cのプログラムに比べて、事業計画書を書いたりピッチがあったり、実践が多く、ためになりました。

ー 将来どんな人になりたいですか?

あやこ
和焚もやりたいし、その他にも日々やりたいことで溢れています。今の世界は「綺麗」とは言えないけれど、今なら元の状態にまだ戻せると思っています。綺麗な世界をもう一度自分でも見たいし、自分の次の世代にも見てほしいです。「やりたいことをやりたい。」という気持ちが私の原動力です。

しん
僕たちの事業である和焚を実現して、和みのエキスパートになります。和焚に限らず、世の中のいろいろな人に出会い、出会う人みんなが和んでくれるような人になりたいです。

ー どんな世界にしていきたいですか?

あやこ
綺麗な世界や自然を残したいし、それを残すために貢献したいです。自然の輝いている期間を延ばすことは可能だし、今輝いていない自然をこれから輝かせることもできると思います。自然そのものも、人の感情も残し、災いのない世界も目指したいです。

しん
この世界を変えたいとかはなかなか思いません。社会問題を知っても、自分がやらなきゃいけない使命感は湧きません。社会はどうでもいいけれど、世界中の全ての人とは言いませんが、ただ、自分の周りのみんなを和ませたいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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