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TLA Magazine vol.9 【今をあきらめなくていい世界へ!】

この連載は、アカデミー生がアカデミー生にインタビューを行い、リアルな声を記事としてまとめた企画です。

interviewer / writer
島﨑 恵茉
好奇心の赴くままに生きる東京都在住の高校2年生。音楽と対話が好き。アパレル産業に生じている社会問題の解決を目指している。

新宅 悠生

食が好きな大阪府在住の高校2年生。"学び"のために活動中。将来は生物工学を学びたい。
interviewee
加藤路瑛(かとう じえい)

千葉県 中学3年生
中2の時に通っていた私立中学を辞め、今は角川ドワンゴ学園が運営するN中等部に在籍中。猫と遊ぶのが趣味というか最高の癒しです。あとはゲームも好きです。
株式会社クリスタルロード取締役社長 (公式HP)
運営事業:感覚過敏研究所

ー 路瑛くんはもともと起業活動をされていたと思います。その中で何故「起業家教育」機関である Timeleap Academy に参加しましたか?

元々、仁禮さんにメンターとして誘ってもらいました。僕のように中学生で起業している存在は同年代の刺激になるだろうとのお考えだと思います。せっかくのお誘いなので協力させていただきました。僕以外のメンターの方の情報を見た時に、僕も話を聞いてみたくなって仁禮さんに「聴講させて」と頼んだのがきっかけで、アカデミーに入りました。

ー アカデミーに期待していたことを教えてください。また、その期待していたことは得られましたか?

僕は先ほど言ったように、「他のメンターの話を聞いてみたいな、そのメンターの方と繋がれたらいいな。」という軽い気持ちで参加させてもらったので、特別期待していたものがあるって感じではありませんでしたが、普段お話を聞くことが難しい人の話が聞けたのは本当にラッキーですし、貴重な経験だと思いました。また、小中高生に向けて話してくださっているので、とてもわかりやすい言葉で理解しやすかったです。

ー 考えている事業について教えてください。

会社としてのビジョンは、【「今」をあきらめない社会を作る】で、年齢やお金、病気や障害、性別や国籍が理由でやりたいことをあきらめなくていい社会にしたいと思って行動しています。子どもを理由に「今」をあきらめなくていい社会にするための事業もしています。今、力を入れているのは、感覚過敏研究所で、これは感覚過敏の人が感覚過敏を理由に今をあきらめなくていい社会にしたいという思いでやっています。

感覚過敏研究所は3つの軸で動いています。

①感覚過敏の啓蒙
②感覚過敏のための商品・サービスの開発
③感覚過敏の研究

TimeLeap Academy生としては、②の感覚過敏のための商品・サービスの開発の中の1つとして、感覚過敏の人のためのアパレルブランド立ち上げに取り組んでいます。

ー 実際にアカデミーではメンターとしてもお話しされていたと思います。路瑛くんは登壇経験も豊富だと思いますが、メンターという立場でアカデミーを見たときになにか気づきはありましたか?

そうですね。たくさんのメンターが話をしてくれましたが、その本質や根底はほぼ同じだったと思います。結局は同じことを、それぞれのメンターが自分の経験を通して話してくれていて、気づきとしては「結局、起業において必要な本質的なことは同じだ。」ということです。結局は、行動すること、挑戦すること、なのだと思うのです。
アカデミー生のみなさんはとても素直で、メンターの話を「感動しました。」「参考になりました。」と言いがちですが、感動で終わらせたり、参考で終わらせたりするのはもったいないと思いました。「この話を聞いて、私はこんなアクションをとってみました。」というアウトプットがもっとあってもいいのかなと思いました。これは僕がインプットが苦手な人間だからかもしれません。

ー アカデミーに参加する前と後で変わったことはなんですか?

変わったことというか、「同世代すげー」という感想を持ちました。メンターとしても参加していたので、なんとなく僕の中で、「僕は先生で他の人は生徒さん」という勝手なイメージを持っていたように思います。でも、蓋をあければ、僕よりすごい人はたくさんいたし、アカデミー生のビジネスプランも発表もすごくて、「俺、やべー」と気持ちが引き締まったのと同時に、「世の中にはこんなにすごい同世代がいるんだ」と嬉しくなりました。真面目な話をするのが、なんとなくかっこ悪く思われる空気もありますが、そういうのは気にしなくていいのが TimeLeap Academy だったと思います。

ー 将来どんな人になりたいですか?

あまり「将来どんな人になりたいか」みたいなことを考えないというか、考えても変わるものだと思っているので、「絶対こうなりたい」みたいなものはありません。「今」やりたいと思うことを積み重ねていったその先に未来はあると思うので、今をとことん楽しみたいと思います。

ー どんな世界にしたいと思われていますか?

これは、先ほどの質問と繋がるのですが、人々が、年齢・お金・病気・障害・性別・国籍などを理由に今をあきらめなくていい世界にしたいと思っています。

株式会社クリスタルロード 公式HPはこちら!
感覚過敏研究所 公式HPはこちら!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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