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プロの書き手になる人、ならない人、なれない人。

プロの書き手になる人、ならない人、なれない人。

朝日新聞のwebメディア「かがみよかがみ」に寄せられたエッセイの審査をさせていただいている。10代・20代の女性限定で募集されたエッセイだ。

これまでヘアコンテストやフォトコンテストの審査員は何度もさせていただいてきたけれど、文章の審査をさせていただくのははじめてだ。この数日で、髪にまつわるエッセイを、数十本読ませてもらった。

で、彼女たちの文章を読んで、どうだったかというと、
よかった。すっ

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「書きたい」「書かなきゃ」でも「自分の中には書く価値のあることがない」と心が折れそうなときには。

「書きたい」「書かなきゃ」でも「自分の中には書く価値のあることがない」と心が折れそうなときには。

そんなに気負わなくてもいいんだよ別に。

読んだ端からすぐに役立つ、経験と実績に裏打ちされた情報や知識をわかりやすく伝達するような文章とかじゃなくてもさ、

自分の好きなものやことについて、全力でなりふり構わず書けばいいんだよ。いまどきはみんなそういうのが読みたいんだよ。

っていうアドバイスもまぁ効果的といえば効果的かなぁとも思うのですが、

でも、

たとえば「自分の趣味や好きなもの」ってのを

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aikoに取り憑かれていく戻れない道

aikoに取り憑かれていく戻れない道

aikoがめちゃくちゃ好きです。aikoが好きだということだけで自分が何者かを判断してくれても全然構わない。もう20年近く聴き続け、CDを買うのは彼女の曲だけになりました。

aiko好きをはばかることなく公言して人生を歩いていると、
「で、おまえはaikoの何がそんなに好きなの?」
という162kmのどストレートを御恵投いただくことが少なくありません。

その答えの大部分は個人的な愛によるもの

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「ガンダムは何から観るべきか」問題の結論

「ガンダムは何から観るべきか」問題の結論

先週このようなツイートを目にした。

ガンダムとは最も有名なロボットアニメであり、アニメ好き・アニメ周辺のオタクであれば見ていて当然、知ってて当然という暗黙の了解がある。この空気の中で話を合わせて「〇〇とは違うのだよ!〇〇とは!」と無理めなネタに愛想笑いしたり"シャア"を"シャー"と書かないようにしたりさぞ大変だったろう。。しかも、今からガンダムに入門しようと思ってもテレビアニメだけでも18本(し

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