最近の記事

労務の仕事をして身に付いた、労務以外の仕事で役立つスキル

こんにちは。労務 Advent Calender 2020の12月19日を担当させていただきます。よろしくお願いします。 はじめに本日のテーマは、タイトルの通り「労務の仕事をして身に付いた、労務以外の仕事でも役立つスキル」です。まず簡単に私の経歴を紹介しますと、以下の通りです。 ・新卒で人事業務のアウトソーシング会社に入社し、クライアントの給与計算業務等を担当 ・4年弱在籍した後に事業会社に転職し、労務(全般)と人事企画(一部)を担当 ・今年7月に組織が変わり、労務担当を外

    • リーガルマインド

      こんばんわ。今週もよろしくお願いします。 今の会社で、担当する仕事が昨年10月から変わりました。具体的には、それまでは労務をやっていましたが、プラスで人事企画も担当することになりました。 それから9ヶ月間、自分なりに努力しているものの中々上手くいかない日々が続いています。 そんな中、先日会社の人と話していると「1つのことを深く理解している人は、他のことにも活用できるんだよ」ということを言われました。 つまり、どんな仕事にもサプライチェーンのような流れがあり、自分が得意な領

      • 成長

        こんばんわ。今週もよろしくお願いします。 「大人と子供だとどちらの方が上達が速いと思いますか?」 昔本屋に立ち寄った際に読んだテニスの教則本に、そんな問いが書かれていました。 「それは子供の方が速いでしょー」と思って読み進めると、「多くの人が誤解しているが、実は大人の方が成長が速いんです」と書かれていました。私は「誤解している多くの人」だったようです。 著者曰く、「大人はどうすれば上手くいくか考えることができる。だから失敗しても、分析して修正するのが子供より上手だから子供よ

        • 時間差

          こんばんわ。今週もよろしくお願いします。 最近、環境の変化などがあり仕事上でうまくいかないことが多いこの頃です。 自分の頑張りが足りないと言ってしまえばそれまでですが、「中々大変だなぁ」と感じているのですが、以前も同じようなことがあったのをふと思い出しました。 それは今から6年ほど前、まだ前職にいて社会人2年目だったときです。 それまでは先輩の指導を受けながらあるクライアントのサブ担当をしていましたが、2年目になり別のクライアントを初めてメインで担当することになりました。

        労務の仕事をして身に付いた、労務以外の仕事で役立つスキル

          ラベル

          こんばんわ。今週もよろしくお願いします。 今週、ストレングスファインダーを受けてみました。 ストレングスファインダーとは、177個の質問に回答することで自分の強みを診断することができるツールです。思考や感情、行動の特徴を「才能=強みの元」と捉えて、全部で34個に分類します。診断を受けることで、34個のうち自分が最も強い5つの才能を知ることができます。 このように、人を分類するラベルは世の中にたくさんあります。 例えば、血液型(占い)などは、誰もが一度は話題にしたことがある

          ラベル

          知識をスキルに

          こんばんわ。今週もよろしくお願いします。 私は現在、事業会社で人事の仕事をしています。ですが、ビジネスパーソンとしてのスタートは、アウトソーシングの会社で、クライアント企業の給与計算などを行うことでした。 今回は、社会人なりたての当時の自分に対するアドバイスです。 結論から言うと、「ロジカルシンキングを始めとした、ビジネスパーソンとしての基礎スキルを意識的に身に付けた方が良い」と伝えたいです。 給与計算を行うには、専門知識、具体的には法律に関する知識が必要となります。労

          知識をスキルに

          習うより

          こんばんわ。今週もよろしくお願いします。 今週、会社である会議に参加をした際に、他の参加者からの質問に対して答えを事前に想定できておらず、緊張もあって頭が真っ白になってしまう瞬間がありました。 その場は他の人がフォローしてくれたおかけで何とかなったものの、悔しさや恥ずかしさで、会議が終わった後は「あぁぁー、、、」と頭を抱えていました。 「自分はなんて視野が狭いのだろうか、、」と感じたのと同時に、「どうすれば(他の参加者のように)広い視点で物事を考えられるのだろうか」と思い

          習うより

          無駄

          こんにちは。今週もよろしくお願いします。 皆さんは「働きアリの法則」をご存じでしょうか? 「2:6:2の法則」、あるいは「パレートの法則」とも言われますが、 ・働きアリの中で、よく働くのは2割、普通に働くのは6割、働かないのが2割 ・よく働く2割のアリが、必要な食料の8割を運んでくる というものです。 人間界でも、「組織の中の2割の人が、成果のうちの8割を創出している」と言われることがあります。 これだけ聞くと、働かない2割のアリはけしからん、という話になります。ですが

          2人の物書き

          こんばんわ。今週もよろしくお願いします。 今年の1月から、毎週noteの更新を継続しています。強い目的意識やゴールはありませんが、自分の過去の経験や最近起こった出来事について、自分なりに感じたことを整理して書いてきました。 ところが、今週は何を書くか、今日のお昼過ぎまで全く思い浮かばず、どうしたものかと焦っていました。 そんな時ふと、2人の親友のことを思い出しました。 1人は高校から、もう1人は大学からの付き合いです。彼ら同士はほぼ面識がないのですが、2人とも小説を書く

          2人の物書き

          三十にして立つ

          こんばんわ。今週もよろしくお願いします。 今回ですが、私が所属しているリブセンスという会社で、今年のゴールデンウィーク中にnoteを100本アップする、というチャレンジをすることになり、その内の1本として書いていければと思います。 私事ですが、現在29歳で、あと一週間ほど経つと30歳になります。 お酒を飲みながら「もう自分も三十路かぁ~」などと感慨に耽っていたのですが、ふと「60歳は還暦、70歳は古希とか名称があるのに、30歳は三十路以外ないのか!?」と思い、調べてみまし

          三十にして立つ

          自分事

          こんにちは。今週もよろしくお願いします。 人と話しているときに、「この言葉の意味がピンと来ないなぁ」と感じる瞬間があります。 今週、ある人がミーティングで「自分たちは『相互理解』が足りていません」と話していたのですが、『相互理解』という言葉に微かな違和感を感じました。なぜでしょうか? 「相互」という言葉を辞書で引くと「どちらの側からも同じような働きかけがあること。あいたがい。おたがい。」とありました。また、「理解」も同様に調べると「物事の道理をさとり知ること。意味をのみこ

          自分事

          コントロール

          こんばんわ。今週もよろしくお願いします。 最近あるきっかけで思い出したのですが、前職の先輩で、よく「コントロール」という単語を使う人がいました。「ミーティングをしっかりとコントロールしなさい」とか「お客さんをコントロールできていないからそうなるんだ」とかそんな具合です。 当時は「この人よくこの言葉を使うなぁ」くらいに感じていました。 去年の暮れ頃、今の会社である人と話しているときに、「君ってよく「難しいですね」って言うよね?なんでか分かる?」と聞かれました。 私自身、指摘

          コントロール

          a littleとlittle

          起こった物事そのものにどんな意味があるかよりも、それを自分の中でどう捉え、解釈するかの方が重要、という話です。 中学3年生の時、卒業も間近になったある日、学年全員(240人くらい)が一つの教室(通常の授業では利用しない大きな教室)に集められました。 その学年を担当する先生6人それぞれから、学生に対してメッセージを送ってくれたのですが、2人だけ記憶に残っています。 1人は数学の先生で、「皆さんにどうしても伝えたいことがあります、、、」と神妙な面持ちで言うので、「どんな重大な

          a littleとlittle

          非常識に向かう常識

          常識は守るだけのものではなく、非常識になる為に弁えるものです。 私の社会人としてのキャリアは、そう長くはありませんが、ほとんどを労務周りの世界に身を置いてきました。そして、一口に労務と言っても幅広いものですが、多くの場合、法律が密接に関わってきます。 例えば、会社に新しく社員が入社した際には、健康保険法や厚生年金保険法、雇用保険法に関する手続きが発生します。他にも、給与計算をする際には所得税法や労働保険徴収法が絡みます。あるいは、労務管理を適切に行うには、労基法などの知識

          非常識に向かう常識

          止めないこと

          「継続は力なり」という言葉があります。 すぐに結果が出なくても、地道に努力を積み重ねていれば、いつかは報われる時が来る。そんな解釈もできる言葉です。 私自身の人生を振り返っても、この言葉の意味を実感したことが何度かあります。 その中でも、一番古い記憶として残っているのが小学生の時です。 少年野球チームに所属していた私は、あまり上手ではなくいつも控えの選手でした。毎週土日の練習に行くのも嫌になり、チームを辞めたいということを何度か親に相談もしましたが、結局辞めずに残り続けまし

          止めないこと

          ミクロとマクロ

          仕事をする上で、ミクロとマクロの話は切り分けることは常々意識していますが、学生時代の出来事で、今思い返すと「ミクロとマクロの違いかな」と感じることがあるので、書いていきます。 私が大学を卒業したものももう7年前で、特に真面目には講義を受けなかったので、覚えていることは正直多くありません。 ただ、何人か、講義の内容より教授のことをよく覚えていて、その内の1人が、大学1年生の時に受講した社会学の先生でした。 講義の内容は柳田國男の『明治大正史 世相篇』を題材に、明治時代と大正

          ミクロとマクロ