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ラージフォーマットの色々

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GFXに関するあれこれ
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#GFX50SII

顔合わせと下準備

顔合わせと下準備

2月に依頼されている和太鼓の公演、その稽古にお邪魔した。まず挨拶、そして演目ごとの撮影位置や演者の動きの確認。露出設定、正確にはシャッタースピードの確認など目的はけっこう多かったが、ほぼほぼ1日で決められた。

その代償に左の背筋を痛めたが、今度は朝からシャワーを浴びてしっかりストレッチしておけば大丈夫なはず。

撮っていて思ったのは、GFX100 llならより撮りやすいのだろうかということ。10

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主観としての"良い写真"と妥協

主観としての"良い写真"と妥協

俺が考えるGFXのコスパの良さと、良い写真を撮るための心持ちについて端的にまとまっている記事を読んだ。

EOS Kiss X6iを使っていた時から機材の性能については悩まされてきた。X6iは連写が弱く野鳥は撮れないし、高感度ノイズの出方も気に食わなかった。
そこからX-A1、X-E1と富士フイルムに鞍替えしたけど、今度はAF性能がしんどかった。X-T2を買ってからは年々向上するAF性能と、動画ユ

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APS-C vs ラージフォーマット

APS-C vs ラージフォーマット

GFXシリーズは相対的に安いと頭で分かっていても絶対的な金額はやはり高い。
X-T5はマップカメラで約23万円だが、GFX100Sの価格と比べればT5を2台とレンズ1〜2本を買えることになる。

金額が金額なだけに100Sと決めてもまだ不安のようなものは残るので、X-Pro3とGFX50S IIで撮り比べをしてみた。どちらもX-T5やGFX100Sと比べると低画素機になるので、傾向は似てくるはずだ

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GF20-35mmF4 R WR

GF20-35mmF4 R WR

待ちに待ったと言っても過言ではない。それほどまでに待ち焦がれていたGFX用の超広角ズームだ。F4通しの広角域は最初期に発売されたGF32-64mmがあるが、あちらは広角から標準域なので用途が微妙に異なる。32-64mmは持っていないが似た焦点距離の35-70mmを持っているので使う場面はあまり変わらないだろう。

それはさておき。
このレンズは35mm換算で16mmから28mmまでをカバーする超望

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GFXで星を撮る

GFXで星を撮る

GF20-35mmF4を買うことは決まっているし、昨日のX Summitで聞いた話でも大きな収穫と呼べるものはなかった。
可搬性ならX、写りならGFXという使い分け論やレンズ性能の差からGFXを推すコメント、どちらも富士フイルムの公式見解と言って差し支えないだろう。身も蓋もない言い方をすれば厳然たる事実と販促だ。

だが実際はどうなのか。以前もGFXで星景を撮ることはあったが、撮り比べはしていなか

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GF120mmF4 R LM OIS WR Macro

GF120mmF4 R LM OIS WR Macro

正式名称がとんでもなく長いこのレンズをお迎えしたのは1月下旬。買うまでに散々悩んだのも含めつつ、この子についてあれこれ残しておく。

総評としてはGマウントにおけるXF90mm、つまり神がかった写りをする至高のレンズだ。

純正Gマウント唯一のマクロレンズ現在富士フイルムのラインナップにおいて唯一のマクロレンズだ。一般にマクロレンズというと被写体を大きく撮れる、寄れる、解像力が高いといった特長があ

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GFX50S IIはいいぞ

GFX50S IIはいいぞ

先日の日光で撮った写真を改めてRAW現像してみたが、想像以上の写りをしていた。これがフルサイズ機でも同じなのかは使ったことがないので分からないが、APS-CのXシリーズでは到達できないことだけは確信した。

もちろんあれはあれで良いカメラが多いんだけど、最近バリアングルばっかでそれはちょっと微妙。とバリアンをディスる話は本題じゃないのでスルー。

アホみたいなダイナミックレンジ富士フイルムのカメラ

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GFX50S II

GFX50S II

富士フイルムが誇る中判デジタル、GFXシリーズ。その中でもっとも手頃かつ実用性が高いのが9月末に発売されたこの機種。

買ったのはレンズキットでお値段494,010円。ボディのみだと44万円くらいなので、GF35-70mmが5万円で手に入ることになる。
ボディのみの最安はGFX50Rだが、レンズと合わせると逆転する。ちなみにマップカメラではGF50mmF3.5と50Rのセットがありお値段491,0

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