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【中学受験】福大大濠中学結果

今日、Webでの発表があった。
合格していたのだが、我が家では軽くざわついている。

「甲種奨学生」の文字がどこにもないのだ。
息子は結構できたようなことを言っていたので、「ん?」と思ったが、ミスを連発した可能性はある。
こうなったら、事実は事実として受け止めて、九州では最も重要な22日のラ・サール受験への戒めとしてくれればいい。

「まあ、残念な結果だけど、次回はミスしないようにしないと」
慰めるつもりで言ったのだが、息子氏は憤然となった。
「なんで僕が甲種奨学生落ちたみたいな話になってんの?」
「いや、甲種ってどこにも書いてないから。ほら、今回は初めての場所で緊張したんじゃない?」
「全然してないね」
「現地に行くまで結構歩かせたから、疲れてたのかな」
「僕は全然疲れてなかったし」
「まあまあ、次に頑張ればいいじゃん」
「だからさあ、なんで甲種落ちた前提で話すわけ?」
「でも書いてないでしょ」
「後で郵送する資料に書いてあるかもしれないじゃん」
「でもね、お父さんがネットでちらっと見た情報では、甲種取った人は9割以上取れていたって書いてあったんだよ。9割取れた?」
「9割近いとは思うけど、さすがに9割は取れてない。でもあの問題で9割取るとか、ありえない。もう灘とか開成楽勝のレベルだと思うよ」
なにを言っても「そんなはずはない」と言い張る息子氏。

そんなわけで、我が家はなんとなくざわついているのだ。
もしかしたら、息子の言う通り、手続きの書類を郵送してきたときに書いてあるのかもしれない。

自分としては、大切なラ・サール前のテストで少しやらかしてくれた方が、鹿児島本番ではかなり慎重にやってくれるので、それでもいいのだが。
精神年齢が幼い息子氏は、いい結果の後には必ず調子に乗ってミスを連発させることがある。
むしろ今回の場合はそれが一番怖い。
だから、大勢に影響のないところで、戒めになるようなことが起こってくれた方が息子にとってはいいのかもしれないと密かに思っている。

ただ、息子氏があそこまで言い張るのは珍しいので、もし本当に甲種に落ちていた場合は、福大大濠甲種の難易度が上がったのかもしれない。

いずれにしろ、最も大切な受験はこれから。




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