【中学受験】校内テスト 11月(6回目)(1)
前回テストを舐めて、不甲斐ない点数を取ってしまった息子氏。
学校でも1番ではなかったそう。
さすがに塾の模試なら学校では1番になってくれないと、開成なんて無理という話になる。
日能研の公開模試と思って受けなさいと言った6回目の校内テスト(実際には〇光ゼミナールの模試だが)。
今回のテストで最後になるらしい。
テストを受けて帰ってきた息子。
「算数は全部埋めたよ」
前回は7割くらいしか取れなかったので、それからすると今回は出来たほうか。
「じゃあ満点?」
「それはさすがに難しいけど、130点は取れると思う」
「他は?」
「国語が死んだ」
チーン! という音がどこかから聞こえた気がした。
まあ、学校でのテストでここまでの緊迫感を持って受験させてもらえるなんて、正直附属小学校に入学させて良かったと思った。
「しかしさあ、附属小もさあ、あんな難しい問題を塾に行ってもない子にやらせてどういうつもりなんだろうね?」
「そういうこと誰かが言ってたの?」
「ううん」
「誰かのお母さんが言ってたとか?」
「違うよ。あくまで僕の感想だよ。塾に行ってない子にあんな問題やらせて可哀想だよね。だったら授業ももっと難しい問題をやればいいのに」
たしかにその通りだと思うが、不甲斐ない成績を取った君が言うことじゃないと思うよ。(´゚д゚`)
(続く)
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