【中学受験】難関校の国語
自分の文章をたなに上げて言う。
難関校の国語の文章の素材で小説の場合、最近の作家が使われていることが多い。
その文章の中には微妙な表現が多い。いや、微妙というか、はっきり言って、そぐわない表現であることがある。もっと言うと、作家は渾身の描写をしたつもりだろうが、なんか頓珍漢な描写になっていてわかりにくい表現になっていることがある。
そしてその微妙な表現の近くに線が引いてあって、主人公の心情を問う問題がある。
過去問を解いていて気づいたのだが、息子氏はその微妙な表現に惑わされて、意味を反対に捉え、見事に間違っている。
間違える方も間違える方だが、いくらなんでもあの下手糞な表現で小学生に理解しろというのが無理な話のような気がする。
現に息子氏の場合、太宰治や芥川龍之介の文章は古いけど読みやすいと言う。
過去問の文章を読んでいて、息子氏の気持ちが少しわかる。
別に太宰や芥川をべた褒めするわけではないが、最近の作家の文章を読んでいるときのような違和感はない。表現も上手だし、明らかに「は?」という表現はない。
言っても仕方がないが、あんな下手糞な文章(悪文)を小学生の問題にするのはいかがなものなんだろう。問題を難化させるなら、川端康成とか(嫌いだけど)、もっと上手な作家の難しい文章にすればよいのにと思う。
難関校の国語の文章を読んでいて気づいたこと。
こんなヘンテコな文章の問題が解けたら、すごい国語力が身につくの? という疑問。
息子には言えないけど。(*´ω`*)
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