2023年3月 印象に残ったエンタメ(前編)
久しぶりの更新になります。3月は特にすることもなく、充実した春休みを過ごすことができました。
そのおかげで、多くのエンタメを摂取することができたので、3月に観た・聴いたエンタメの中から印象に残ったエンタメを紹介していきます。タイトルにもこの記事は前編になります。今月は数が多くなったので、記事を2本に分けます。
・バラエティ「大脱出」
DMM TVで独占配信中の配信バラエティ。豪華なメンバーが地上波では観ることができないような過酷な企画にチャレンジします。
これを観るためにDMM TVに加入したのですが、大満足でした!藤井健太郎節全開の世界観はとても見応えがありましたし、極限まで追い込まれた人間の狂気には恐怖を感じましたね。脱出の先に待ち受けていたオチも非常に秀逸でした。
・「東京03 FROLIC A HOLIC feat. Creepy Nuts in 日本武道館」
配信で視聴しました。公演時間3時間越えの超大作ですが、ずっと面白かった。最高に面白かった。面白すぎて、感動してしまいましたね。これを超える面白いコンテンツは今年ないかもな(笑)。
東京03の3人とオークラさんによるコントはさすがのクオリティだし、Creepy Nutsの音楽もとてもかっこよかった。吉住さんをはじめとしたゲストの方々の演技も光っていて、とてつもないショーに仕上がっていましたね。配信のアーカイブ期限は既に終了してしまいましたが、円盤出るなら絶対買います。
・大前粟生「おもろい以外いらんねん」(河出書房新社)
お笑いがテーマになっている、ということで興味を持ち読んでみました。読み物として、とても面白かったです。
この物語では「笑い」とは何かを考える描写が印象的に描かれています。現実世界でも、人を傷つける・傷つけないお笑いやイジりに関して議論されることがあるように、お笑いというものは本当に難しいです。だからこそ、真剣に向き合ったり、それを追求したりすることが楽しいんだろうなとも思いました。お笑いに少しでも興味のある方には刺さる一冊です。
・アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」
僕自身あまりガンダムの教養がなかったのですが、この作品はとても楽しめました。ガンダムに詳しくなくても楽しめるよ、とこの作品を勧めてくれた友人に感謝です。
内気な少女がガンダムや学園生活を通じて他者とのつながりをつくっていく話、かと思いきや、最終話の鬱展開。逃げずに進んだ先に待っていたのは予想だにしていない地獄。これをリアルタイムで視聴していた方々はどのような気持ちで今日まで過ごしていたのでしょう。開始目前のシーズン2が楽しみでもありますが、観るのが怖い気持ちもあります。フレッシュトマトからどのような展開を迎えるのか…
・ドラマ「ブラッシュアップライフ」
個人的には冬ドラマの中でいちばん面白かったです。正直ぶっちぎりのいちばんですね。バカリズムさんマジ天才。
主人公のあーちんは一般的な人よりもかなり長い人生を送ったわけですが、どんな仕事よりも、どんな経験よりも、大好きな友達と過ごす時間がいちばん大切だと気付いたのが非常に良かったですね。あーちんの人生は確実にブラッシュアップされましたよね。豪華すぎるキャストも良かったし、劇中で使用された楽曲もエモかった。最後まで盛り下がることなく、ずっと楽しいドラマでした。4人の与太話、ずっと聞いていたかったな。
・小川哲「君のクイズ」(朝日新聞出版)
帯に名を連ねる方々があまりに豪華であり、なおかつ本屋大賞にノミネートされているということで読んでみました。非常に面白かったです。
競技クイズを題材としたクイズミステリー。クイズの問題とその回答を遡ることで、プレイヤーの芯に迫る展開が非常に新鮮でした。読んだ後の満足感が非常に高い、傑作です。「君のクイズ」というタイトルの意味もよくわかると思います。
前編は以上になります。3月はとにかく良いコンテンツに恵まれましたので、前編・後編(鋭意執筆中!)を通じて共有できたらと思います。お楽しみに。
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