てぃぴよ

高三の夏、受験期にうつ病を宣告される→テックキャンプでプログラミングを学び就職しようと…

てぃぴよ

高三の夏、受験期にうつ病を宣告される→テックキャンプでプログラミングを学び就職しようとするも失敗→大学受験に戻る→半年後同志社大学文学部に合格。

最近の記事

  • 固定された記事

僕が一瞬でうつ病を治した方法

今日は、うつ病を一瞬で治す方法を紹介します。 ...いや、嘘じゃありません。マジな話です。実際、僕はこれで鬱を治しました。まず、僕のうつ病体験記からいきましょう。 僕は高校三年、大学受験を控えた夏休みに鬱になりました。何とか高校は卒業できたものの、病気は2年経っても治りませんでした。 小学生の頃からずっと、ある程度勉強ができ、大学に行くのが当然のような雰囲気の家庭で育った僕にとって、最終学歴が”高卒”に終わるというのは全くの予想外でした。 それに加えて、うつ病...?

    • 今の日本の絶望はあと20年は続くと、最近のエンタメを見て思った話

      経済の停滞、物価高や低賃金など、日本がいよいよヤバイという風潮が本格的になっている。 しかし、僕が本当にヤバいと思っているのが、日本人が”今ここにある現実”を生きていないということだ。それが昨今のエンタメに急速に現れている。 まずテレビの中でやたらと増えている企画がある。それが”昭和”である。 昭和何年の日本はこんな感じでした!みたいな映像が度々流れ、それに若い世代が”昭和ってこんな感じだったんだ〜!へ〜〜!”なリアクションをとる。某元天才子役と某人気お笑いコンビがやっ

      • 中田敦彦の提言と、ダウンタウン体制の終焉

        先日、興味深い動画が投稿された。 西野亮廣以外の全芸人の神経を逆撫でし続ける、芸人界最強のYouTuber中田敦彦が、あの天才松本人志に喧嘩を売ったのだ。この提言は様々な反響を呼んだが、個人的には中田敦彦の完勝だと思う。 動画の内容は、松本人志が賞レースの審査員をやりすぎとのことだが、この動画の真の目的は、日本のお笑い界における少し異常なまでの松本人志崇拝を揺るがしてざわつかせようというものだ。 なぜ僕は中田敦彦が完勝だと思うのか。まず、一つは、単純に大きな話題になった

        • この小説とこの曲めちゃくちゃ合う!をいくつか選んでみた。

          Fight clubという傑作映画がある。この映画には、"Where is my mind"という80年代後半のちょっとマニアックな曲が使われているのだが、これが素晴らしい相性で、この映画の格を何倍にも引き上げていると個人的に感じる。The batmanの冒頭部分でも、"Some thing in the way"というこれまたマニアックな曲が使用され、最高の演出となっていた。 映画には音楽が必ず付随するが、残念ながら小説は音楽の力を借りることはできない。しかし映画と同じよ

        • 固定された記事

        僕が一瞬でうつ病を治した方法

          Back to the futureはタイムトラベル映画ではない

          個人的に、面白い映画ランキングで定番中の定番である作品が二つある印象がある。一つは”ショーシャンクの空に”。説明不要の名作だ。もう一つが、Back to the futureである。 主人公マーティは冴えない高校生。ある夜、マーティは友人であるドクことエメット・ブラウン博士の待ち合わせ場所へ行く。博士はデロリアンをタイムマシンに改造してしまったのだ。すると突然、デロリアンの燃料となるプルトニウムを手に入れるためにインチキ爆弾で取引したことがバレ、リビアの過激派に襲撃される。

          Back to the futureはタイムトラベル映画ではない

          十年間邦楽洋楽ありとあらゆる音楽を聴いた22歳のマイベスト10曲!

          十二歳の頃から二十二歳の今まで、ビートルズに始まり結構な数の曲を聴いてきたつもりだ。 僕の音楽の大きな判断基準は、耐久性(自分の中で色褪せずに残っていく曲)である。今回は、何回聴いても色褪せない、むしろ輝きを増す曲を選んだ。 僕が僕であるために 僕は尾崎が嫌いだ。重くて、イタくて、聴いてるのが苦しくなってくる。イマイチ共感できないところを感じると気持ち悪い罪悪感が込み上げてくる。”こ〜の支配からのっ?”みたいに聴いてる者にレスポンスを強いてくるところとか本当に無理。でも

          十年間邦楽洋楽ありとあらゆる音楽を聴いた22歳のマイベスト10曲!

          日本でヒップホップが流行らないのはダウンタウンのせいではない

          昨今のポップミュージックにおいて、ヒップホップの存在感はかつてないものとなっている。ローリングストーン誌の偉大なアルバムランキングではカニエのMy Beautiful Dark Twisted Fantasyが17位、ケンドリックラマーのTo Pimp A Butterflyが19位に突如としてランクイン。これは前回一位だったサージェントペパーズを抑えてのものだ。 しかし、日本ではそれほどヒップホップは市民権を得ていない。トップランナーのcreepy nutsのspotif

          日本でヒップホップが流行らないのはダウンタウンのせいではない

          [報われない]過小評価され過ぎなアーティストたち

          過小評価されているとされるアーティストは、主に二パターンある。一つはマス(一般層)に知られておらず、音楽好きは大抵知っている系のもの。アンディイモリとかカネコアヤノとか、お笑いだったらランジャタイとか。もう一つは、十分売れているが評価が難しいアーティストだ。マイケルジャクソンやクイーンは人気こそ絶大だが、ロックの方面の評論家からはあまり芳しくない傾向にある。 今回取り上げるのはこれらのアーティストではない。なぜならこの二つは、マス層またはマニア層の片方で十分な評価を得ている

          [報われない]過小評価され過ぎなアーティストたち

          音楽好きがイマイチ扱いに困っている感があるアーティストまとめ

          1.ビートルズ いきなり頂点の登場です。60年代70年代を生きた人からすれば信じられないことでしょうが、今の(自称)音楽好きのほとんどは多分、ビートルズ全く聴いてません。 でもね、普通に考えてみてください。今の子達からすれば60年代の曲なんて古すぎて聴けないですよ。現代はねホント、音のキメ細やかさが違うので、昔の音源なんて聴いたら変なアンティーク感が出ちゃって曲の良さとかそういうのが入ってこないです。 それなのに保守的な音楽好きが、ビートルズ至上主義をいつまでも掲げて、

          音楽好きがイマイチ扱いに困っている感があるアーティストまとめ

          この曲、多分あの曲のオマージュだな..を集めてみた

          偉大な画家、ピカソは言った 優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む と。 ヒットしたコンテンツに対して、これ〜〜のパクリじゃんwwと批判する人が必ずいるが、それは二つの理由で御門違いである。まず何かしら独特の魅力があるからこそコンテンツは当たるのであって、本当の丸パクリならヒットする訳が無い。そしてもう一つ、パクリを批判する人間が崇拝するクリエイターほど、実はメチャクチャパクっているのだ。 いや、パクり(模倣)よりも深く、盗んでいるのだ。 例えば、エヴァンゲリオン

          この曲、多分あの曲のオマージュだな..を集めてみた

          ニルヴァーナとは何なのか?そして90年代ロックの本質とは?

          ※ええと..こんな記事書いといてなんですが、そこまでロックマニアではないので難しいコメントにはお答えできません。ごめんなさい💦 ロックというジャンルは(あくまで主観だが)、60年70年(前半)音楽の中心になった後、80年代に(MTV的ポップミュージックに押され)衰退し、NIRVANAによって一瞬再興し、また衰退する(そして二度と再興することはない)という大変奇妙な歴史を持つジャンルだ。 このロックファンがなんとなく持ってる疑問に今回は答えてみようと思う。 そもそもロック

          ニルヴァーナとは何なのか?そして90年代ロックの本質とは?

          L'Arc〜en〜Cielとかいう日本一食わず嫌いされてるバンド

          ラルクアンシエルは90年代末に一世を風靡したバンドである。CDがまだ売れる時代にミリオンヒットを連発し、アニメとのタイアップによって海外でも多くの人気を獲得しており、国外でも多数の支持を集めている。そのため一見正当な評価をされているように思えるのだが... 食わず嫌いしてる人が多すぎる!そして知られていない名曲が多すぎる! 世間一般的には、ラルクは"Honey"の人たちとして、そしてヴィジュアル系バンドとして通っているはずだ。 ラルクは元々ヴィジュアル系としてスタートし

          L'Arc〜en〜Cielとかいう日本一食わず嫌いされてるバンド

          大学受験で鬱になったやつがもう一度大学受験をして半年で同志社に受かった話

          高三の夏、河合のセンター模試の英語があまりに読めなさ過ぎて、翌日異常な倦怠感に包まれ、10日後にうつ病と診断された。 クラスメイトがキャンパスライフを謳歌しているなか不安と絶望に満ちた二年間を過ごした結果、うつ病はふとしたことがきっかけで突然治った。 3浪目突入が確定し、以前のトラウマもあってか、大学受験を再度検討するきにはなれず、僕はテックキャンプというプログラミングスクールを利用してとりあえず就職し社会に出ようと思っていた。大学に行く以外のルートもあるはずだと思ってい

          大学受験で鬱になったやつがもう一度大学受験をして半年で同志社に受かった話

          元うつ病による「人間失格」考察

          「人間失格」は、言わずと知れた日本文学史上の傑作だが、文学の粋を超え、数々のネガティブ人間を救ってきた(?)作品でもある。 そんなネガティブ人間の聖書、人間失格について、周りに溶け込めず、うつ病にかかり、そこそこにひねくれた人生を送ってきた僕がグダグダ紹介していく。 太宰治とは? 人間失格を書いたのは太宰治。「走れメロス」で有名な、言わずと知れた文豪であるが、彼の人生をザックリと紹介する。 太宰は1909年、青森に生まれた。実家は地元屈指の名家で、一見恵まれた家庭で育

          元うつ病による「人間失格」考察

          鬱になって引きこもりになった僕が父にして欲しかったこと

          どうも。僕は受験期に鬱になった後、引きこもりになりました。(現在はほぼ完治し、就職活動中です。あと、姉もうつ病&睡眠障害でした) 突然ですが、僕がずっと疑問に思っていることがあります。それは、 子育ては母親の責任である という価値観です。 この価値観は、子供に接する時間は母親のほうが多いことからできた価値観だと思います。 この考えのままいくと、僕のような人間、つまり、高校、大学、就職という道を上手く進めなかった子供ができてしまった原因は、母親の教育によるものだ。とな

          鬱になって引きこもりになった僕が父にして欲しかったこと

          学校に必要な科目、不必要な科目、いい加減ハッキリさせようじゃないか

          いい加減学校教育は変わらねばならない!という指摘が出てきてから、結構な時間が経っている。 少しずつ、学校教育は変わりつつある。僕の高校ではグローバルコースなるコースがあったし、海外研修も積極的に行われていた。 ただ、そういった活動をただ”増やす”だけでは、教員、生徒両方の負担が重くなる。だから、何かを捨てなければならない。 今回は、学校教育のなかでも、どの科目が必要で、どの科目が不必要なのかを、改めて考えなおしていく。 一番必要な科目 まず、現在教育課程に組み込まれ

          学校に必要な科目、不必要な科目、いい加減ハッキリさせようじゃないか