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百人一首を食べる

大みそかは長女の誕生日。

会えなかった義母から、宅配便が届きました。百人一首が好きな長女のために、「百人一首のお菓子をいれたらしいよ」と夫から聞いていたので、わくわくして開けてみると…

こんな感じ!

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おぉ~ステキだーーー!

手作り最中セットで、最中の皮に百人一首の句が書いてあるんですね。風情ある!

ちなみに、どの句か分かりますか?

左が「白露に 風の吹きしく 秋の野は
   つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける 」

右が「秋風に たなびく雲の 絶え間より
   もれ出づる月の 影のさやけさ 」←私のお気に入り!

あんこの中に餅が入っていて、しかも量がたっぷり。あんこ好き&百人一首好きにはたまりません。

家族と好きなものが違うと、それまで知らなかった世界が広がりますね。子供の時は百人一首ってよく分からない昔のものくらいにしか思っていなくて、句の意味とか、詠まれた背景とかも全然思いを馳せることはありませんでした。

でもこうやって、長女と毎日のように百人一首をしていると、いろんな発見があります。お菓子もその1つ。決して大人気を博すほど、大衆向けではないけれど、作っている和菓子屋さんの気持ちが伝わってくるようなお菓子でした。

私も誰かに贈りたい!でも、百人一首好きな人って長女以外知らないんだよね...。


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