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子供におすすめ児童書「ひとりでいらっしゃい」

ただでさえ寒い冬、さらに寒くなる必要もないけど、あえて読みたい怪談。

要するに、いつの季節に読んでも、怖い話っておもしろいですね!ということなんですが。

今回紹介するのは、「ひとりでいらっしゃい―七つの怪談」
男の子がお兄ちゃんのいる大学にやってきたある日。用事を済ませた帰りに食堂に寄っていこうとしたところ、ある研究室に迷い込んでしまいます。そこでは、参加者が怪談を披露し合う「怪談クラブ」の集まりがあり、怪談好きな男の子も参加することに…という話。

1994年の本で、少し内容に古いところがあるのですが、それがまた静かでリアルでいい!じわじわくるコワさがあります。怪談クラブで怪談を話す、という全体のストーリーはありますが、話す人物が変わっていくので、全部で7つの怖い話が入っています。ちょっとした時間でも1話ずつ読んでいけるのがいいですね。

小1次男には読み聞かせ、小5長女と小6長男は自分で読みました。怖い話が好きな子におすすめの1冊です。

続編もあります。我が家は今、「まよわずいらっしゃい」を読んでいるところ。

著者は斉藤洋さん。斎藤さんは、たくさん作品があって、どれもとってもおもしろい!「斉藤洋」の棚からひたすら借りていっても、はずれなしかと思うほど。斎藤さんの作品には、幼児~小学生まで、いろんな年頃の子が読める本があるので、きょうだいそれぞれに合う作品があるのも、嬉しいところです。

noteでも、以前、「ナツカのおばけ事件簿シリーズ」を紹介しました。

まだまだ紹介したい斉藤さんの本があるので、また時間があるときに書いています。寒い冬がやってきたら(冬以外も)、あったかい家にこもって、ココアでも飲みながら、じっくり読書にふけるのが楽しみです。

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