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子供の中学受験への適性は、知育玩具でわかるかもしれない

知育玩具の人気


知育玩具というのは、知育を目的にした玩具のこと。〇〇力といわれるような、知能の発達を促す玩具のことですね。

「どうせ遊ぶなら賢くなるほうがいいよね」と思うのは、親なら当然のこと。さらに、近年は海外の知育玩具がたくさん紹介されるようになり、amazonなどで購入しやすくなったことから、知育玩具に関心を持って利用するご家庭も増えたように思います。

かくいう我が家も、そういう玩具も意識して購入してきました。


わがやにある知育玩具:Cuboro

ボードゲームを中心に、たくさんあるのですが、その中でもわがやに古くからあって、今でも子供達に遊ばれている玩具の1つが「cuboro(キュボロ)」です。

溝や穴があいた積み木を組み合わせ、ビー玉を転がして遊ぶ玩具。おもしろいのは、表面的に見えないトンネルのような穴があいているパーツがあること。これがあることで、積み方の幅が広がり、おもしろさがグッとアップします。

cuboroは現在中1の長男が2,3歳頃に買ったので、かれこれ10年。今でも変わらず子供達が好きな玩具の1つで、今朝も小2次男が新しい作品を完成させて登校していきました。

小2次男がつくった作品

完成させたと言っても、自分オリジナルではなく、同封されていた説明書に載っていた作品例の1つ。こうやって真似して作っていき、だんだん自分オリジナルが作れるようになっていきます。

ビー玉を転がす、という正統派の遊び方以外にも、いろんなごっこ遊びにも使われています。人形をつかった逃走中の壁になったり。シンプルな玩具は使い方を限定しないところがいいですね。想像力しだいで、遊びの幅は無限だなと感じます。


わがやにある知育玩具:ピタゴラス

もう1つ、cuburoと並んで、ずーーっとスタメンで人気の玩具が「ピタゴラス」。

マグネットが入った、様々な形をしたプレートで、いろいろな形をつくって楽しむことができます。立体図形に強くなりそう?な玩具ですね。これはいろんなシリーズがあるのですが、私は勉強にでてくる立体図形に強くなってほしかったので、「小学〇年生」というシリーズを全て買いました。

これは長男が小1くらいに買ったので、6年くらいかな?今も変わらず、毎日のように遊ばれています。サッと出して遊べるように、カゴにまとめて収納。片づけもラクです。

ピタゴラス

知育玩具は既にある程度備えている能力を伸ばすもので、0→1にはできない


実は、ここで紹介した「cuboro」と「ピタゴラス」、たくさん遊ぶと言っても、遊んでいるのは主に中1長男と小2次男。長女はほとんど興味なし。

わがやにあるたくさんの知育玩具と、3人の子供達の遊び方をみていて思うのは、知育玩具は知能(〇〇力など)の発達を促すための玩具ですが、そもそもその知能をある程度備えた子が、その知育玩具を好むのではないか、ということです。

なんというか…たとえでいうと、トマト好きにするために、トマトをたくさん食べさせようとするけど、結局食べるのはトマトがもともと好きな子で、嫌いな子は食べない、というような感じでしょうか。

たとえば、cuboroは「空間認識力」がつく、と言われていますが、cuboroが好きな長男・次男は算数が好きで、図形も苦手ではありません。一方の長女は算数が苦手で図形はよくわからん、という具合。

これは、長男・次男がcuburoで遊んで空間認識力が伸びたのではなく、そもそもそういう力がある程度あったから、cuuroを楽しむことができたんだろうと思います。逆にいうと、長女はcuboroを楽しいと感じるまでの空間認識力がなかったのだろうと思います。

つまり、知育玩具は、ある能力が一定の水準以上でないと、そもそもその知育玩具に関心を持たないので、その能力を伸ばすことはでないのではないか。

仮に一定の水準を「1」だとすると、「1」ある子を「2,3・・・」と、伸ばしていくことはできるかもしれないけど、その水準に満たない子、たとえば「0.8」くらいの子を「1、2・・・」と伸ばすことは、そもそもその知育玩具で遊ぼうとしないので、難しいのではないか、と感じています。

そう考えると、ある知育玩具を与えることで、その子のある程度の「興味」「関心」「得意なこと」「好きなこと」「苦手なこと」などが分かるような気がします。

○○力を伸ばす、という目的以外に、こういう知育玩具の活用の仕方、つまり、子供の特性を発見するという利用方法もあるのでは?と、思うようになりました。


Cuboroとピタゴラスが好きな子は

ちなみに、長男・次男のようにCuboroとピタゴラスが好きな子の特徴は?と考えてみました。長男・次男は好きなものや得意なものがかなり似ているので、これは2人共通の特徴です。

・算数が得意
・パズルが得意
・数字に強い
・「分からない」「難しい」ことを考え続ける忍耐力がある
・既にある答えより、自由に考えるほうが好き

そして、こういう子は、中学受験の算数にもけっこう対応できる気がします。

中学受験、するかしないか迷ったら、幼児~低学年のころに、こういう知育玩具を与えてみて、適性をはかるのもおもしろいかも?


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