子供の勉強についての現在の悩み~中1長男の場合~
わがやには、中1長男・小6長女・小2次男の3人の子供がいます。
夫が多忙でワンオペだったこともあり、家庭学習は幼少期からずっと私が担当してきました。
うまくくこともあれば、うまくいかないこともあります。
「やってよかった」と思うこともあれば、「やめときゃよかった」と思うこともあります。
どの時期にも、それなりの悩みがあり、喜びがあります。
子供それぞれについて、現在の勉強に関する悩みを書いてみたいと思います。今回は中1長男です。
相変わらず得意・不得意が激しい
まず、現状について。
中1長男は中学受験をして、私立の中高一貫校に通っています。中学受験の頃から、得意・不得意が激しく、その傾向は今でも変わっていません。具体的には、思考系の数学・理科が得意で、暗記系の社会・英語が苦手です。
成績ももちろん連動していて、数学・理科がよくできて、社会・英語があまりできないので、科目総合でみると、上位30%~60%あたりをうろうろしています。
勉強にはノータッチ
中学入学後は、勉強にはほとんど関わっていません。
試験前に意識して声掛けしたり、たまに紙にスケジュールを書かせてみたり、その程度です。勉強のやり方や教材は、完全に本人任せです。
時々、英語の質問を受けることがあり、あいまいなときは調べながら答えています。
苦手科目にどこまでかかわるか?
さて、長男の勉強に関する目下の悩みは、
苦手科目の英語・社会の勉強にどこまでかかわるか?
です。
もう中学生なので、「何か手伝おうか?」「一緒に本屋さんに教材見に行ってみる?」と正攻法で聞いても拒否されます。
拒否されるとはいえ、この状況でも私ができることはいくつかあります。科目別で考えてみます。
社会の勉強に介入する場合
まず、社会の勉強に介入する場合、できることは以下の3つあるかなと思います。ちなみに、社会とは地理と歴史。
①良さそうな動画を見つけてさりげなくすすめる
②良さそうな教材を見つけてさりげなくすすめるor目につくところに置く
③良さそうな漫画を見つけてさりげなくすすめるor目につくところに置く
どれも後半は「さりげなくすすめるor目につくところに置く」ですね(笑)
手伝うことは拒否されているので、「さりげなく」しかできません。あとは、本人が興味を持つのを待つしかできませんが、永遠にその時がこない可能性も十分にあります。
結論から言うと、迷った結果、現時点では何もしないことに決めました。理由は、いやなことを無理やりらせてもたいして効果はないだろうと思うからです。また、私自身も時間を使って良さそうな教材を探して買って、もし全然興味を示してくれなかったら、それなりに辛いから。さらに、社会は積み重ねの教科ではないので、本人が「必要だ」と思った時に頑張ればいいかとも思うからです。
では、何もしないかというと、以下の2つをしていこうと思っています。
①関連してそうな映画を一緒にみる
②可能な限りあちこち旅行に行く
どちらにも共通して言えることは、勉強そのものではなく、勉強に興味を持てるようなきっかけづくりという点です。
おそらく、中学生以降は勉強そのものに親が関与することはできなくなっていくのではないかと思います。親子関係や子供の性格によっては、親の言うとおりに素直に従うこともあるかもしれませんが、思春期になると難しそうに感じます。
英語の勉強に介入する場合
次に英語の勉強に介入する場合。これも思いつくのは3つくらいかなと思います。
①良さそうな動画を見つけてさりげなくすすめる
②良さそうな教材を見つけてさりげなくすすめるor目につくところに置く
③良さそうなアプリを見つけてさりげなくすすめる
ただ、英語に関しては私が少し話せるので、私が「このやり方でやろう」とある程度は無理やり介入していくこともできる気がします。でも、私自身もどのやり方が本人に合っているかは分からないし、これも嫌なことを強制するとさらに嫌いになりそうなので、やらないことに決めています。
というわけで、英語の勉強も勉強そのものに介入することはやめておこうと思っています。社会同様、興味を持つきっかけ作りができればいいかな。具体的には
①おもしろそうな海外映画・ドラマを見る
②英語の音声コンテンツ聞き流し(私が)
くらいかな?
もしできれば
①自宅に海外からのホームステイ受け入れ
②海外旅行
③米軍基地のイベントに参加
もやりたいけど、子供に反対されそうな気もします。
あとは、ゲームを通して英語を学べるオンライン学習もあるみたいなので、それもやってみてもいいかなぁと思ったり。
英語については、今後、生きていくスキルの1つになりそうなので、社会よりは積極的にきかっけづくりをしていきたい思っています。その1つとして、私自身もオンライン英会話を始めるつもりです。
試行錯誤して失敗する権利を子供に与えて、親はただ見守る
中学生になると、本人からも拒否されるし、親が関わることは難しくなります。
それは、私にとっては寂しくもあり、それ以上に、肩の荷がおりたようでうれしくもあります。子供の勉強の責任から半分くらい解放されたような気持ちです。
ただ、個人面談では成績のことを言われるし、保護者として子供の勉強については責任があります。
でも、その内容が小学生の頃とは変わってきて、一緒に勉強する、勉強の仕方を教えるというより、本人に任せて好きなようにさせてダメなときは先生の指摘を粛々と受ける矢面にたつというポジションになった気がします。仕事で、部下にまかせて、うまくいけば部下の成果、ダメだった時の責任は上司、というところでしょうか。
もちろん、必要なら相談にのりますが、本人が拒否するなら、まかせます。自分でやりたい、邪魔されたくない、それが成長ですよね。
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