今、私たちに必要な話。サモアからの衝撃的なメッセージ
「白人の神様は何か?」という内容を皆さんなら何と答えますか?
今回紹介する小さな島国の民は、
「丸い金属と重たい紙、お金が白人たちの本当の神様だ。」と現しています。
数年前にウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカが書いたベストセラー「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」は記憶に新しいかと思います。
『真に貧しい人とは、多くを持たざる者ではなく、無限の欲があり、
いくらあっても満足しない人のことだ。』 -Jose Mujica (ホセ・ムヒカ)
多くの人が心を打たれた言葉であり、考えさせられる内容でした。だからこそベストセラーになったはずです。
私たちは何のために今頑張ってるのか?ついつい見失ってしまう内容ですよね。
今回は、このような考えを大胆に描いた本であり、著者の人生の見方が変わった一冊、誰もが驚愕にさせられる「パパラギ」という本の紹介をしていきたいと思います。
1.「パパラギ」とは?
「パパラギ」とはサモアで、「白人」「外国人」という意味を表します。
そもそも、サモアはオセアニアに位置する小さな島国です。
(↑ちなみに画像ほど大きくありません。沖縄県と同じくらいの大きさです)
日本との時差は4時間で、サモアのほうが早めです。
人口は18万人で、言語はサモア語と一部の人が英語を使えるようです。
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そして今回紹介する本、「パパラギ」とは…
1920年にドイツで画家で作家のエーリッヒ・ショイルマンによって出版された書籍。ヨーロッパを訪問したサモアの酋長(部族長)ツイアビが帰国後、島民たちに西洋文明について語って聞かせた演説をまとめたものです。
つまりこの本の内容は、小さな島のサモアの民が、文明社会のヨーロッパ(白人)について語った内容が書かれているということです。
その内容はあまりにも驚愕せずにはいられない内容で、著者は今まで信じてきたもの、当たり前だった価値観が粉々にされたような感覚になりました。
↓左が日本語版の文語版で、右がスペイン語版ですね。
しかしこの話は逸話とされていて、ツイアビのヨーロッパ訪問の根拠や事実はないとされています。が、真実はわからぬままです。
2.なんで今、読んでほしいのか?
ここで一つ、本の内容をお伝えします。
ヨーロッパではすべてのものにお金がかかる。
寝るのも、住むのも、死ぬことも。しかし一つだけお金がかからないことを見つけた。
それは一体何だと思いますか?
………
ツイアビはそれを「空気」だといいました。
しかし実際はその価値をパパラギは忘れているだけだとも言っています。
みなさんこの答えにたどり着きましたか?とても難しい答えですよね。
では、なぜ今「パパラギ」という本を今読む必要があるのでしょうか?
それは今、すべてのものを見直してみる必要があるからです。
世間ではコロナが大流行し、働き方、そして生き方、人間関係までもすべてに影響を与え、大きな変化が必要となってきています。
しかし実際はコロナが来ようとも、来なくても、私たちの周りは、自分の考えや意識なしに、目まぐるしく進んでいっているのです。そんな時私たちはなぜ働いているのか、なんで生きているのか、こういう根本的な疑問に向き合うときが必ず来るはずです。考えても無駄と思うかもしれませんが、少し考え方を変えるだけで、見え方が大きく変わることもあります。
それを手助けする一助にこのパパラギという本がなってくれると思っています。
ちなみに著者はこの本をこの大変な時期に読み返し、今の状況の受け取り方をもう一度考え直しました。本当に目の前に見えるものはすべてではありません。当たり前にある環境、自然、家族すべてに感謝し、行動するきっかけをもらいました。
3.まとめ
ここまで「パパラギ」の紹介をしてきました。ここでは書き切れなかった内容を、ぜひ本で読んでほしいと思います。
単行本でたった179ページ、するっと読めてしまう量ですが、一項目一項目が、まるでフライパンで頭を殴られたかのような衝撃を受けます。(本当に)
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また、冒頭のホセ・ムヒカの内容の動画も興味ある方はぜひチェックされてください♪