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南アフリカ通信①海外リモートワークの話

こんにちは!タイガーモブ・南アフリカ拠点の伴です。

実は、タイガーモブでnote始めようぜ!と言い出して、これまでの記事をひそかに編集していた張本人でもあります。

タイモブ入社1周年を迎え、せっかくなので南アフリカ・ヨハネスブルグから、「南アフリカ通信」をお送りすることにします。

南アフリカ拠点、といっても、こちらにいるメンバーは私一人だけ。リモートですが、東京本社のメンバーと一緒に働いている感覚に近いです。

記念すべき初回の南アフリカ通信は、ここヨハネスブルグでリモートワークをしていてぼんやりと感じていることを書いてみようと思います。

はじめに。簡単な自己紹介

改めまして…となりますが、本編に入る前に、この南アフリカにいる人はどういう人間なのかご紹介します。

学生時代は中東関係の学生団体の代表をして、アラビア語を勉強して、ヘブライ語もかじってイスラエルのキブツというコミュニティに長期滞在し、卒論はパレスチナの封鎖経済についてで、インド先住民のアートが好きで、村に何度かホームステイしています。卒業後はコンサル会社にいき、東南アジアの公共ITの案件やBPR、海外人材の採用関係などに関わっていて、2年目の時に有給をとって内閣府の国際交流事業に参加しました。そのあとオフィスに戻ってきたものの、在職してインド駐在か、退職して南アフリカ移住かを迷った末に会社を辞め、タイモブにジョインして南アフリカに引っ越してきました…

とか書くと「パワーワードが多すぎて理解できない」とよくいわれます。笑 

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(↑イスラエルといっても砂漠とオアシスがある片田舎におりました)

話すと長くなるので、この辺は追って…。こんな感じで中東→インド→アフリカあたりをふらふらしています。

タイガーモブでは、中東・アフリカ担当、同時にWebマーケ周りを見ています。

海外リモートワークという選択をするまで

まず、誰もが疑問に思うであろう、「なぜ伴は南アフリカにいるのか」ということについてお話ししたいと思います。

答えは単純。南アフリカ国籍のパートナーがいるからです。

・パートナーが自分でビジネスを興していて、南アに法人を持っていたこと
・日本語が話せないパートナーが日本で仕事をするのは困難だし、可能性をつぶすことになりかねないと感じたこと
・南アフリカは英語圏なので、言語的に暮らしやすいこと
・経済的にも成熟している日本にいるより、これから成長する国で暮らすほうが楽しそうなこと

上記のようなことを理由に、じゃ、日本じゃなくて南アフリカで一緒に住んでしまえ!という結論になりました。(あれ?そんな簡単にならない?)

タイモブでリモートワークをしているのは、実は私一人ではなく、弊社の代表もなのです。彼女も生活の拠点を東京から北海道に移し、東京と北海道の二拠点生活をしています。(現在第一子子育て中!)

世界中にインターン生を送り出しているタイガーモブですもの。場所にとらわれず、ライフスタイルに合わせてワークスタイルをシフトさせるのもありですよね。
+代表もリモートになることだし、リモートワークができる体制を整えないとね、というタイミングだったということで。
ありがたいことに、リモート前提でタイモブにジョインしたのでした。

これまでのコンサルワークから一転、新しいことだらけだったのですが、どこか学生時代に熱をもってやっていた領域に戻ってきたような感覚もあり…
ただプロとしてやるからには、自分の出せる価値を考えながら過ごしています。

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(↑南アフリカコサ族伝統衣装をまとった子どもたち)

ということで、現在、ヨハネスブルグから7時間時差付きリモートワークをしています。

リモートワークのキモは感謝である

リモートワークって、まだまだマジョリティの働き方ではなく「こういうものだよね」って当たり前がないのです。
なので、なんでこれするんだっけ?なんでこういうやり方をするんだっけ?という「WHY」から分解していって、自分たちなりのワークスタイルを作り上げる必要がありました。
加えて、自分が何をしたいのか、どうしたいのか、という自分発の能動的な想いや考えを(オフラインワーク以上に)発信していかないと、と思っています。その空間にいないから存在感をだしていかないと。

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1年弱くらいリモートをやってみて、やっぱりFace to faceの対話や、同じ時間をすごすほどの濃さは得られないなあ、と感じることはあります。
そりゃそうです。事務作業ベースであれば関係ないのかもしれないけど、何かブレストしたり、企画をしたりする場合、同じタイムゾーンでリアルタイムで顔つき合わせて共有できることは、減ります。

それでもあえてリモートで働く意義ってなんだろう。
たまに考えることがあります。

言ってしまえば、タイモブの業務的に、リモートでも仕事の基本的なところはあまり変わらないのかもしれません。

場所に囚われず、全ての人がイキイキと働けるといいなあ。という想いと、そうした選択をした人と応援しよう、という温かな気持ち。

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この想いを共有できて、一緒にビジョンに向かって付き進める、チームがいることが、ものすごくありがたいことだなあと。

この今の環境への感謝が、一番のキモなのかもしれません。
リモートって自分ひとりでやっているような感覚に陥りがちですが、そのリモートワーカーを受け入れてくれているチームがあってこそ(チーム全員がリモートというところもありますが)。

感謝の気持ちがあれば、また次の日のエネルギーの源にもなりますしね。

南アフリカのワークスタイル

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と言う感じで、南アフリカの経済都市・ヨハネスブルグのコワーキングスペースを拠点に日々働いているわけなのですが、こちらはみなさん朝が早く、帰宅が早い。

私は日本との時差もあるので7時~8時くらいのオフィスに行くと、既に働いている人を目にします。
そして16時~17時くらいには半数以上の人が帰宅してしまします。
早!と思うかもしれませんが、8時~17時の勤務時間って、10時~19時とあまり変わらないと思うと、みなさん単に朝方なんですよね。

近所のスポーツジムが最も混雑するのは17時前後。オフィス街の周りでは、ランニングサークルがあり、集団でランニングしている姿も見られます。

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ここにきて、朝方に生活がシフト。ほぼ毎日ジムでリフレッシュするという健康的な生活を送っています。
集中力も格段に上がって、こうした心身の健康って、すごく大切だなあ、と実感しています。

夏期休暇には、オフィスに子どもを連れてくる人も多く、和やかでオープンな雰囲気のオフィスです。仕事ももちろん、家族との時間も大切にしているのが伝わります。

お客さん、ウェルカムです!

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そんなこんなで、南アフリカでのワーキングライフを送っていますが、日本のチームと働くだけでなく、南アフリカにいるからこその企画もどんどんしていきたい!

まず昨年は、南アフリカでの短期研修プログラムを公開しました。

アフリカDiversity Camp in ヨハネスブルグ
南アフリカ最大の経済都市・ヨハネスブルグ(伴の居住地です)を舞台に、歴史・社会課題、そしてそれに立ち向かう人たちと出会い、多様性とはなにか、南アフリカ・自分たちの未来を考察します

そして最近は、ちらほらタイモブ生がヨハネスブルグに遊びに来てくれることがあります。(嬉しい!)

よく言われるのが「知り合い(伴さん)がいなかったら、ヨハネスブルグまで来なかったです!」という言葉。

せっかくなので、ご縁のある方は、ヨハネスブルグのオフィスに遊びに来てみてください。
良い面も悪い面も含めて、いろいろお話ししましょう笑

【タイモブプレスリリース】
南アフリカ・ヨハネスブルグ拠点ができました

せっかく私たちは、世界がぐっと近くなった時代に生きているんです。
いろいろな世界に触れて、人生楽しみましょう!

それでは、また次回!


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