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コミュ障でも5分で増やせる超人脈術 / Daigo

今回はDaigoさんの「超人脈術」です。
内気な人でも効果的に人脈を手に入れられる方法が綴られた一冊です。
幸福はお金や名声ではなく、人付き合いで決まると言われているほど大事なので、自分の性格に合った効果的な人脈術を身に着けたいものです。

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【1】ネットワーキングのゴールとは?

ネットワーキング(人脈作り、人間関係の改善)のゴールは、
周りの人から「この人とつながりたい」と思われること
= つまり自ら行動し、魅力的な自分を作ること

本書では、関係を構築しやすい、好きになってもらいやすいテクニック(ミミックや返報性の法則など)が紹介されています。

【2】ネットワーキングのコツ

よくある勘違い
・×損得を優先:人付き合いで損得を考えて動く

・×量:たくさんの人ととりあえず知り合おうとする
→ 量より質が大事
例えば、ある研究結果では下記の結果が得られたそうです。

人脈づくりがうまいと9ヶ月で出世し、
下手だと48ヶ月かかる

研究調査によると、速く出世した人たちは上司やメンターではなく、
部署の垣根や社内外の隔たりを超え、成果を出しているオピニオンリーダー(仕事のノウハウを最も蓄積している人)を捕まえ、積極的にコミュニケーションを図っていた。
そして、その考え方や技術を自分の環境に合わせてアップデートしていた。
このように、誰とどういう関係を構築しているかが大事になります。

・×内向的な性格をかえる
→〇自分の性格にあったネットワーキングの方法を実践する

・×ネットワークを作るのに時間や手間がかかる
→〇集中して効果的な人とのネットワーキングを構築する


【3】内向的で人に知りの人がネットワーキングを作るコツ

内向的な人が効果的にネットワーキングを構築するにはどうすればよいか?答えは、スーパーコネクターとつながる

スーパーコネクター=顔の広い人(職業や年齢、地域、趣味などのジャンルを横断し、さまざまな人とつながりのある人)

彼らは、知り合った人の名前や肩書といった基本的なプロフィールとともに、相手の得意なこと、好きなことを覚えている
そして、何かあった時にそれを得意とする人にお願いすることを厭わない

【4】スーパーコネクターを探し、近づく基本戦略

「人脈ネットワークマップ」を使って探す
よく人を紹介している人を探す
パーティーなどで誰に誘われたのか聞くなど
「リコネティング」でつながりを作り出す
3ヶ月ぐらいに一回最近連絡をとっていない知り合いと連絡する
SNSも効果的
「最適な接触回数」で距離を縮める
最低でも15日に一回のペースで相手とコンタクトを取らないと好意が薄れていく
「ポジティブ・ゴシッピング」で親密度を高める
積極的に本人のいない場でその人をほめる

【5】感想

ビジネスをしていく上では人脈は欠かせないですよね。
研究結果通り、出世する人は人脈作りが上手く、課題に直面した時にはその人脈を活用して解決方法を上手く導き出している気がします。
例えば、自分が詳しくない分野の案件では、その分野に詳しい人の知見をいかに借りてくるかが重要になってきます。
時間がない中では、いかに得意とする人から情報を引っ張り出してくるか結構重要ですよね。
もちろんビジネスに限りませんが。

本書の中で、内向的な人はスーパーコネクターと繋がると良いという話がありましたが、
身の回りを振り返ってみると、ありがたいことに仲の良い人はほとんどがスーパーコネクターでした。
無意識にネットワーキングを構築していたのですね。笑
あとはちゃんとその関係に感謝して、維持していきたいと思います。

みなさんはどうですか?スーパーコネクターの方が周りにいらっしゃいますか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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