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夏の梅仕事はソワソワします

今年も梅の季節がきましたね。
自分も店頭に梅が並び始めるとソワソワします。
早速梅ジャムを作りました。
砂糖少なめの酸味が効いたジャム。
爽やかな初夏の味でしょうか。

そして「梅干し」です。
昨年初めて教えて頂いた作り方を今年もやってみます。
山形産の梅には「節田梅」があります。
種が小さくて果肉が多く梅干しには向いている梅です。
こちらを使用します。

材料
● 梅(X)…… 4kg
● あら塩 …… 400g
● 焼酎 ……… 2カップ
● 赤じそ …… 500g ※使う前日に購入
● 塩 ………… 50g

下漬け → 赤ジソを加える → 土用干し
大まかな流れで梅干しを作ります。

下漬け

  1. ウメは少し黄ばんだものがよく、傷みの無いものを選びます。

  2. 水洗いしてからヘタを取り、かぶる程度の水に浸し4〜5時間置きます。(アクを抜く為。)

  3. ウメはふきんを変えながら、水気を丁寧に拭き取る。

  4. 容器は梅の容量より大きめを用意します。容器にあら塩をひと掴みを振り、ウメを1〜2段並べ、あら塩を振り、ウメ、塩と繰り返します。

  5. 並び終えたら、焼酎を2カップ注ぎ、残しておいたあら塩をふります。

  6. 落としぶたを置き、8〜10kg程度の重石をのせ、6〜8日漬ける。涼しい場所に保管。

  7. この間、1日1回ふたと重石を取り、容器を揺する。※塩を溶けやすくすると水が早くあがる効果がある。

  8. 2〜4日で色が変わりはじめ、漬け汁(白ウメ酢)が落としぶたの上まで上がったら、重石を4kgほどに減らす。

赤ジソを加える

9 漬ける前日に用意します。赤ジソの葉は水洗いし、ざるにのせ、水をきる。

10 大きめのボールに赤ジソの葉と材料の1/2の塩(25g)を入れ全体になじませる。

11 手で押すようになじませ、しんなりしてきたら次第に強くもみ、黒いアク汁が出てきたら手で強く絞る。

12 ボールを一度綺麗にしてから赤ジソの葉を戻し、残りの塩(25g)をふってよくもみ、出てきたあく水は絞って取り除く。

13 絞った赤ジソは綺麗な箸で葉をほぐくしてから⑧の白ウメ酢をかけ、漬け容器に入れる。

14 白ウメ酢がきれいな紅色になったら、漬け容器に入れる。ウメが隠れるように赤ジソの葉でおおい、落し蓋と2〜4kgの重石をかけて、土用干しにするまで置く。(→赤ウメ酢に変わる)

土用干し

15 3、4日続く晴天を選んで、ざるにウメを並べる。

16 通しの良いところにざるごと3、4日間干し、夜は室内へ取り込みます。
※梅は乾くと反対へひっくり返しやすくなります。

17 赤ジソは3日目に水をきった状態で干す。1日位干すと丁度良い。

18 3、4日干したウメと赤ジソは一度⑭の赤ウメ酢に潜らせます。

19 潜らせた梅はツボ等に入れ、上に赤ジソを敷き詰めると綺麗な赤い梅干しになります。その上にビニールで密封し、皿か落とし蓋などで固定します。

20 蓋の上を新聞紙などで包みしっかりと密閉し、冷暗所で保存。食べ頃は1年先になります。

昨年作った梅干しです。

初めての梅干しは娘にも好評だったり
近所へお裾分けだったりと
好スタートです。

読んでくださりありがとうございます。

冨樫デザイン

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