冨樫デザイン

山形県鶴岡市在住のデザイナー兼イラストレーターです。最近小さな畑を作り始めた事がきっか…

冨樫デザイン

山形県鶴岡市在住のデザイナー兼イラストレーターです。最近小さな畑を作り始めた事がきっかけで、鶴岡の昔からの「食」や「暮らし」に興味を持ち始め、探検中。趣味はカメラ、植物、バイクです。note初心者です、宜しくお願いします。

最近の記事

ばんけ(ふきのとう)の絵本(自費出版)を作りました。

今年は暖冬のせいかばんけ(ふきのとう)が早く出始め 3月頃からばんけ味噌を作ることに。 苦味が癖になる春の味です。 こちらはばんけ(ふきのとう)を題材にした自費出版の絵本になります。 兄妹を探すお話です。 春のお話な為、春の花を沢山描いてます。 すべての花の名前をご存知の方おりましたら、素晴らしい! 地元ではふきのとうの事を「ばんけ」と呼ぶ風習がありますが (古い名な為ふきのとうと呼ぶ方もおります。) 他の地域では「ばっけ」、「ばっけぁ」、「ばんけぁ」などな

    • 本を発刊した後どうしたらいい?

      いつも読んで頂きありがとうございます。 冨樫デザインです。 今回は初めて自費出版を発刊した後の経緯を載せたいと思います。 Amazon Kindleでの発刊後。 ◎国立国会図書館、地元の県立図書館、近くの図書館へ寄贈。 ◎協力頂いた方々へお礼としてお渡し。 ◎NPO法人日本自費出版ネットワークへ登録(有料) ◎HPの開設 ◎SMSでの告知 などなど 自分なりに種を蒔いてみましたが、芽が出るかは運次第でしょうか? 他に思い浮かばず、ここは改善中。 → 反省点として、No

      • 「鶴岡暮らし」Amazon Kindleより発売致しました。

        制作期間2年を経て「鶴岡暮らし」発売です! 制作当初は本を印刷所へ発注する予定でした。 自費出版は博打な部分がありますよね。 少ない経費で出版、宣伝出来ないものか模索していた所「POD」に巡り合い、 その後調べている内にAmazon Kindleの出版方法に辿り着きました。 とても頼もしいシステムですね。 自分の作品はこちらです。↓↓↓ https://www.amazon.co.jp/dp/B0BYL8ZN8Q?ref_=pe_3052080_39751486

        • 香り広がるマーマレード

          1ケ月ほど早くレシピだけお届けします。 2月に注文し3月上旬には届く 夏みかんとレモン。 無農薬な為、皮はピールにして丸っと美味しく頂きます! 地元の方を通じて 熊本県、水俣市にあるエコネットみなまたさんから届きます! 香りが良きです。 レシピは師匠からお借りしております。 ◎夏みかん…3ケ(実と皮あわせて600g位) ◎さとう 50~60% ◎種  夏みかんはたわしできれいに洗う。  皮をピーラーでむき、細かい千切りにする。 ※皮が固い場合15~20分茹でこぼ

        ばんけ(ふきのとう)の絵本(自費出版)を作りました。

          しめ縄で年神様をお迎えします。

          昨年しめ縄を初めて手作りして感じた事、意外と楽しい! お金をかけず、気持ちを込めてオリジナルの「しめ縄」を作ってみませんか。 「しめ縄」とは「年神様」をお迎えする場所ですと示す意味があり、不浄なものが入らないようにする結界の役割も伴っているそうです。 材料 ◎土台となる稲穂 ◎植物(主に縁起の良い葉や実、花) ◎他素材(その年の干支や地元の物など) 作り方 土台となる稲穂を好きな形に形成し、その上に植物を重ねていく。 他素材を組み合わせても楽しい。 ここまで閲覧して頂

          しめ縄で年神様をお迎えします。

          ハーブで作る石けんです。

          皆様おはようございます。冨樫デザインです。 今回は「食」ではなく「生活」に関する石けんのレシピを紹介します。 こちらも師匠から教わった内容です。 無添加の石鹸となっている為 肌に敏感な方や興味のある方にどうでしょう。 師匠は毎日、1日の終わりにフキンをこの石けんを使って洗うそうですが 1日を整わせている感じがして、素敵な習慣です。 先日、地元の人たちと漬物を作った帰りに言われた言葉です。 「また次回会いましょう。」 といろんな人に声をかけて帰る方がおりました

          ハーブで作る石けんです。

          黒豆(大豆)の花言葉「かならず来るしあわせ」

          「豆」はかわいらしい。 先日無農薬栽培をされている豆農家さんにお邪魔した際 畑を見学させてもらいました。 農薬など使わず逞しい大豆の苗たち。 「美味しいよ」っと声が聞こえそうです。 農家さんのパワー溢れる人間性の土台は この豆たちから作られているんだなと感じられます。 今回は豆料理です。 黒豆を使用した「黒豆煮」 正月の定番料理ですね。 こちらは師匠に教わったレシピとなります。 黒豆(大豆)の花言葉は「かならず来るしあわせ」 幸せのお裾分けなどと意味も

          黒豆(大豆)の花言葉「かならず来るしあわせ」

          さつまいもようかんの季節です

          食いしん坊の季節でしょうか。 今回は「さつまいも」を使用したレシピです。 素材の味を第一にしたい内容となっております。 さつまいも 800g A 牛乳  400cc 水   100cc 粉寒天  4g B さとう  110g バター  15g (さとうとバターはお好みで加減して下さい。)  さつまいもは少し厚めに皮をむき、5~7mmの輪切りにして、水にさらす。  Aを鍋に入れ、粉寒天を全体に溶かす。  2に水を切ったさつまいもを入れ火にかける。焦がさ

          さつまいもようかんの季節です

          暑〜い夏は「山形のだし」がおすすめです。

          暑い夏は何かとさっぱりしたレシピを考えがち。 ウチもよく「山形のだし」など切って混ぜるだけのお手軽料理が食卓に出ます。 「山形のだし」は主に山形県の内陸地区で食べられていた郷土料理です。 この時期に出回っている旬の野菜を切って調味料を加え混ぜるだけ。 野菜たっぷり!薬味たっぷり!元気たっぷりレシピです! 是非、作って夏を乗り切ってくださいませ。 好きすぎて動画を作る際時間をかけ過ぎました。情熱は伝わると嬉しいです。

          暑〜い夏は「山形のだし」がおすすめです。

          梅干しを作った時に出る「赤梅酢」を使って新生姜の赤梅酢漬けを作ります!

          名脇役の新生姜の赤梅酢漬けを紹介します。 鶴岡では、9月に無農薬で作った新生姜が出ます。 (数は少ないので大事に大事に。) そして梅干しを作った時に出る「赤梅酢」を使います。 ※スーパーにも置いてあります。 昔の人はいろんな味の組み合わせをしていたんですね。 以前の自分は紅しょうがを買うものだと思っていました。 作って見ると美味しいんです! 師匠から教わったレシピを紹介します。 材料 新生姜   200g 塩     小さじ1/2 赤梅酢   80~100cc (少し甘

          梅干しを作った時に出る「赤梅酢」を使って新生姜の赤梅酢漬けを作ります!

          メロン子で作る辛子漬け

          山形県はメロンの生産が全国4位と実は多く作っている県なんです。 この時期メロンをよく店頭で見かけますが 「メロン子」も並行して野菜売り場などで販売されています。 一個のメロンに栄養を集中させる為に近くにあるメロンを小さいうちから摘果するメロンの事を通称「メロン子」。 一袋にたっぷり入ってお値段もお手頃。 この時期と地域だけの食材。 ほんのり甘いメロン子に辛子漬けがおすすめです! 作り方材料 メロン子……1キロ 塩……………重量の5% 砂糖…………100〜150g 辛子

          メロン子で作る辛子漬け

          うちのお盆は7月です

          7月に行う鶴岡お盆には色んな説があります、 お姑さんに聞いた話では先祖が商売人だった為7月に行うのだとか。 鶴岡では家庭により7月に行うお家、8月に行うお家、両月行うお家と様々です。 7月13日~15日に毎朝別メニューの御膳をお仏壇にお供えします。 野菜、豆類を使用した御膳を作ります。 主に故人が好きだったものなど。 夜に当日お供えした御膳の料理を全て袋に入れ、3日分まとめて処分します。 お姑さん曰く、夜にご先祖様が食べに来るからすぐ捨ててはダメだそうな。 (な

          うちのお盆は7月です

          夏の梅仕事はソワソワします

          今年も梅の季節がきましたね。 自分も店頭に梅が並び始めるとソワソワします。 早速梅ジャムを作りました。 砂糖少なめの酸味が効いたジャム。 爽やかな初夏の味でしょうか。 そして「梅干し」です。 昨年初めて教えて頂いた作り方を今年もやってみます。 山形産の梅には「節田梅」があります。 種が小さくて果肉が多く梅干しには向いている梅です。 こちらを使用します。 材料 ● 梅(X)…… 4kg ● あら塩 …… 400g ● 焼酎 ……… 2カップ ● 赤じそ …… 500g ※使

          夏の梅仕事はソワソワします

          庄内産らっきょうを使い、らっきょう漬けを作る!

          6月下旬は(自分の中で)はらっきょう漬けの時期です。 らっきょう漬けを教わった師匠行きつけの商店で らっきょうを購入。 昔はらっきょうを漬ける人口も多かったらしく 生産者さんも10軒ほどいたそうですが 今ではほとんど漬ける人もいなくなり 生産者さんも1、2軒のみ。 貴重な庄内産のらっきょうはこれからも 作って欲しいと切望しながら今年もらっきょうを漬けます。 材料 ● らっきょう … 1キロ ● 唐辛子 …… 2本 漬け汁 ● 酢 ……… 4合(720cc) ● みりん …

          庄内産らっきょうを使い、らっきょう漬けを作る!

          「味噌作り」 大豆の香りに癒されます

          4月に味噌作りに体験させて頂きました。 内容をまとめる事に時間がかかりましたが なんとか投稿する事ができてホッとしております。 大豆愛が伝わると良いな。お米の国なので昔からお米(糀)を入れた味噌が 多かったそうです。 味噌作りを体験してきました。 20名ほどの参加者に混じっての 味噌作りです。 初めは糀をほぐします。大豆、糀、塩、水を混ぜ、機械でつぶす。 ※家庭で作る場合は大豆を潰してから、糀、塩、水、又は大豆の茹で汁を混ぜる。 手の中に包む位の味噌玉を作ります。空気を

          「味噌作り」 大豆の香りに癒されます

          山椒漬けにしんです

          こんにちは冨樫デザインです。 この間畑に五種類ほど苗を植えました。 これからの苗の成長が楽しみです。(食べる事も) 早く大きくなあれ! 今回紹介するレシピは 「山椒漬けにしん」です。 鶴岡のお母さん家に行った際にごっつお(ご馳走)になりました。 庭には、大きな山椒の木があり 4月の終わり頃漬けるそうです。 山椒の独特の香りが鼻の中に広がります。 先生の時期 卒業された元生徒から 職場が辛いと相談をされたそうです。 その時先生は 「年に2回でも楽しい事があればいいじゃない

          山椒漬けにしんです