MARKET OVERVIEW(3/25~3/29)
先週は配当権利落日(株式保有者の配当を受け取れる権利が確定した翌日を指す)を迎え、保有する株式を一旦手放す動きに勝る株価上昇に期待がかかりましたが、結果としては下げ基調となりました。
もともと大企業の多くは、日銀の「3月利上げ」を見越して、設備投資や株主還元策を前倒しで実行していたこともあり、「これ以上の好材料として何が出てくるだろう?」と、それら大企業に対する投資家からの期待・要望は既に高いところにあったように感じます。
また、岸田首相が『賃金アップを約束する』と発言した点においては、雇用主である企業側からは冷ややかな目で見られていたようで、金融業界での受け取られ方はまちまちといったところです。
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