関戸 紹恭(あっきー)|シンキングスクエア

身の回りの情報や意見の受発信をスムーズに行うスキルやツールに反応| 「考える」きっかけ…

関戸 紹恭(あっきー)|シンキングスクエア

身の回りの情報や意見の受発信をスムーズに行うスキルやツールに反応| 「考える」きっかけ探し、「 考える」ネタ集め| キャリアコンサルタント| 深掘りして考えるの好き、神社巡り好き。 著書(共著)『コミュニケーションを整えるロジカル思考』 http://bit.ly/3QhFyst

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「スマホ内の画像をPCへバックアップするときの教え方」案

スマホ(デジカメ)の画像をPCに取り込みたいというご相談を受けた方はいらっしゃいませんか。 この手の相談を受けるような方は、おそらくPCに関する基本的な知識を持っていらっしゃるんじゃないかと思います。 ただ、いろいろ分かりやすくお伝えしようとしても、この手の相談をされる相談者の方(以下、相談者)に対してなかなか伝わらないなんてことも多いのではないでしょうか。 経験上、そこにはPCに関する基本的な知識、普段から使っている人にとっては当たり前すぎて、もはや知識というにも当たり

    • 地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑫

      地域で自分の持ってるITスキルを使い、ITツールが使える人を増やしていく、自分がサポーターとしてIT初学者の教わる人にどんな視点・観点をお伝えしていくのかを書き続けてきたこのシリーズ。 今回は「教わる人へのサポートのコツ」についての続編です。 専門用語を言い換えて表現する IT初学者の方がよく言われるのが「横文字・専門用語がわからない」という話。 聞いたことのない・馴染のない言葉で説明されてもなかなか頭に入ってこないですよね。 例えば、(ぼくが学生の時にバイトでたまたま

      • 地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑪

        地域で自分の持ってるITスキルを使い、ITツールが使える人を増やしていく、サポーターとして教わる人にどんな視点・観点をお伝えしていくのかを書き続けてきたこのシリーズ。 今回は「教わる人へのサポートのコツ」についてです。 よく聴く 前々回に、「ITサポーターが持っているといいスキル」について書きましたが、その中でもコミュニケーションスキルは持っていてほしい旨を書きました。 それをもうちょっと具体的に書くと、これ。「よく聴く」です。 「聞く」と「聴く」の違いはよく言われていま

        • 地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑩

          今回も前回に引き続き「ITサポーターが持っているといいスキル」についてです。 どんな質問にもすぐ答えられたり、すぐ調べて対応できる力があるにこしたことはないですが、そんなスーパーサポーターなんてなかなか近くにいないですよね。 ただ、少しでも対応できる範囲を増やしていくために、ということで今回は余力のある方向け、ちょっと頑張ってやれそうでしたら、という内容で書いてみます。 調べるスキル 私がパソコンインストラクターとして講義する際、初めての方にいつもお話ししていることが

        「スマホ内の画像をPCへバックアップするときの教え方」案

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑨

          今回のテーマは「ITサポーターとしてどう向き合っていくか」でしたが、 いよいよ「ITサポーターが持っているといいスキル」について。 繰り返しになりますが、地域で「自分のできる範囲でいかに周りのITに困った方のお手伝いをするか」というテーマで書いております。 なので、ITの質問全般とかトラブルになんでも対応できる、なんてスキルをお持ちの方は、きっとそれで普段からお仕事されているでしょうし、そんな人材はそうそう近くにいるなんてことないですよね。 「自分のできる範囲」を拡げて

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑨

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑧

          今回は、前回・前々回に引き続き「ITサポーターとしてどう向き合っていくか」について、3回目、このテーマの最終回です。 どのように教わる人に臨むかの姿勢について、6つの押さえるポイントを記載しましたが、今回は5つ目「伝える知識や情報量に気を付ける」と6つ目「分からないことは分からない」。 ちなみに、前回記載した押さえるポイント6つは以下の通り。  ・主役は教わる人  ・安心させましょう  ・伝える知識や情報量に気を付ける  ・分からないことは分からない  ・自分自身を守る

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑧

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑦

          今回は、前回に引き続き「ITサポーターとしてどう向き合っていくか」についてです。 どのように教わる人に臨むかの姿勢について、6つの押さえるポイントを記載しましたが、今回は3つ目「伝える知識や情報量に気を付ける」と4つ目「分からないことは分からない」。 ちなみに、前回記載した押さえるポイント6つは以下の通り。  ・主役は教わる人  ・安心させましょう  ・伝える知識や情報量に気を付ける  ・分からないことは分からない  ・自分自身を守る  ・教わる人も守る 伝える知識や情

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑦

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑥

          前回のテーマは「ITサポーターと教わる人との関わり方」でしたが、 今回のテーマは「ITサポーターとしてどう向き合っていくか」です。 どのように教わる人に臨むかの姿勢について、というところでしょうか。 押さえるポイントは6つ。  ・主役は教わる人  ・安心させましょう  ・伝える知識や情報量に気を付ける  ・分からないことは分からない  ・自分自身を守る  ・教わる人も守る このうち、今回は1つ目の「主役は教わる人」、2つ目の「安心させましょう」についてご紹介します。 主

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑥

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑤

          今回のテーマは「サポーターと教わる人との関わり方」です。 このシリーズで①~④では、教わる人を取り巻く環境面を中心に触れてきましたが、ここからはどうやっていくかの面について少しずつ触れていきます。 ここでおさらい。言葉の定義合わせです。地域でゆっくりITサポーターを増やそう ① で記載しましたが改めて。(ちょっとアレンジして記載) サポーター:  ・「ちょっと手助けできる人(サポーター)」  ・地域ITサポーターをしようとされている皆さん 教わる人:  ・一緒に活動する

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ⑤

          人前で緊張したときの緩和の仕方(自己流)

          「地域でゆっくりITサポーターを増やそう」のいつもの話はいったん、横に置いて、人前で話しているときにしていることを少し書き連ねます。 人前で話すときに緊張しますか? ここ数年、人前で喋ることが多くなりました。 もともとは緊張しいの上がり屋で、しゃべりも早口になって、だんだん説得力を置き去りにしながら勢いだけが増していく、といった話しぶりになっていた・・・、と思います。たぶん。 いまでは人前で話すのは平気かというと、そうでもなく、 しっかり緊張します。 純粋に大人数の前や

          人前で緊張したときの緩和の仕方(自己流)

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ④

          前回に引き続き、教わる人が教わる上で抱える不安や心理について書いてみます。 教わる上で抱える不安や心理として、3つほど挙げられ、そのうちの1つ目を前回に書きました。 今回は2つ目と3つ目を。 専門用語と横文字の壁 教わる上で抱える不安や心理の2つ目は専門用語や横文字です。 別の表現をすると、新しい・聞き慣れない・馴染みのない単語です。 例えば、「これからはスペイン語を勉強しなさい」と言われたらどう思いますか? (スペイン語ができる方は、他に自分の馴染みのない言語で想像

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ④

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ③

          孫子曰く、「彼を知り己を知らば百戦殆うからず」と。 相手を知り、自分を知っていれば、何度戦っても敗れることはない、 というような意味です。 前回はITサポーターとしての望ましい姿について書きました。 別に誰かと戦うわけでもないのですが、まずは自分自身のことを知る。 そして相手のこともちゃんと知っている状態にする、ということで、今回は 教わる人が教わる上で抱える不安や心理 について書いてみます。 教わる上で抱える不安や心理として、3つほど挙げられます。 今日はその1つ目を。

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ③

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ②

          とある中間支援団体の方からご依頼いただいた、年配層の方々にスマホの使い方を教える人を地域で増やすサポーター養成講座でお話しした内容を元に書き連ねております。 さて、この時の講座は、募集した方々の年齢にも制限があったようでして、たしか55歳以上。 キャリアも自身がサポーターになることのモチベーションもバラバラ。 特に確認していないけど、参加者と雑談しながら得た感覚としてはITスキルもバラバラ。 まあ、当然といえば当然です。 そんなバラバラな状況においては、こちらの立ち位置・

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ②

          ITリテラシーを取り巻く環境(私の仮説)

          ITの翻訳者=ITサポーター 地域でゆっくりITサポーターを増やそうという話をしてきましたが、そもそもITサポーターが活躍する(してほしい)環境・状況ってどうなってるんでしょうか。 前回の投稿で、ITの「翻訳者」が必要だけど、評価って意外と低いなあということを書きました。 ちなみにこの「翻訳者」がITサポーターという位置づけです。 ITネイティブ ITを活用している、または自分が活用していることすら意識していないネイティブ層など、この人たちは放っておいてもどんどん使い

          ITリテラシーを取り巻く環境(私の仮説)

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ①

          きっかけ もともと年配層の方にITスキルをお伝えすることをやってきてるのですが、自分で言うのもなんですが、受講された方から分かりやすかった~とご感想いただくことが多いです。 なんでなんだろうなあ?と思いながら、自分のやってるスタンスを一度まとめようかなあと思いつつ、なかなか手が進んでませんでした。 そんな中、昨年度、とある中間支援団体の方から年配層の方々にスマホの使い方を教える人を地域で増やすサポーター養成講座があり、その中の教え方や臨み方について話してほしいというご依

          地域でゆっくりITサポーターを増やそう ①

          かきはじめまして

          よろしくおねがいします 関戸紹恭と申します。 仲間内では あっきー と呼んでもらってます。 普段は、講師業をしております。 主にパソコンインストラクターやファシリテーションを活用した様々な研修・ワークショップなどに携わっています。 以前、違うアカウントでnoteを時々書いていましたが、改めてここで書き連ねていきます。 さあ、何を書き連ねていくか。 私は2016年から年配層にパソコン・スマホスキルをお伝えする機会をいただきました。 それから今に至るまで、主に年配層にお