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SNSやYouTubeは事業拡大に有効か? 宝くじと同じもの
こんにちは、経営者のこうたです。
昨今、SNSやYouTubeを一切利用していないことが珍しいと言われかねない時代になってきました。
有名人がYouTubeを始めるとスタートダッシュが容易なのと同じで、大企業が導入したらある程度のフォロワーは簡単に集まります。
しかし、無名の企業はどうでしょうか?
今回は起業準備、または起業したての企業はSNSやYouTubeを導入すべきかどうかを考察してみたいと思います。
1.導入の前提
利用用途としては、広告・宣伝です。
最近では、SNSで経営者同士が繋がることも珍しくありません。
人を集めるにも物を売るのにも、単純に知名度を高めるにも有効。
何よりも費用がかからず、誰でも導入できるのが利点と言えます。
しかし、お金がかからないというのは嘘です。
たとえば新しいブランドの服をデザインして販売をする。
この時インスタグラムを活用して宣伝するのは手間にならないし、業務の一環として認識できます。
でも大前提、フォロワーを増やすところから始めなければなりません。
SNSはまだいいほうで、動画となれば頻繁な更新が必須と言われています。
10分の動画をしっかりと撮るだけでも30〜60分かかり、編集は60〜120分。
これ、人件費がそれなりにかかると思いませんか?
時給1500円×3時間×20日=9万円
成果が出るかも分からず、膨大な手間がかかります。
本気で宣伝をするならこの数倍の費用が求められるでしょう。
Twitterであっても、無名の企業は無名の個人と変わりません。
フォロワーを増やすのにそれなりの手間が必要になります。
私は多くの経営者にSNSの運用について話を聞いています。
私よりもSNSを早くから導入して使いこなし、インフルエンサーとしても経営者としても大成している人たちです。
SNSが成功したから事業が成功したのではなく、事業が成功したからSNSも成功してブーストがかかったとのこと。
当然、中には個人でインフルエンサーとなって事業に活用させたケースもあります。
昔は中学生がそれで企業から依頼がきて、その後自身で起業したなんて話も有名でしたね。
2.フォロワーを増やすのはめんどくさい
私にはTwitterアカウントが2つあります。
1つはnoteのプロフィールにもリンクを貼っている、100人ちょっとのビジネスアカウント。
もう1つは3000人フォロワーの趣味アカウントです。
ビジネスアカウントはマメにツイートやリプをしていて、趣味アカウントはフォロバ狙いを中心に育てました。
結果、3000人もフォロワーがいても反応はなく、むしろ100人の人たちのほうが反応をくれます。
これを企業に置き換えると、アニメに全く興味のない1万人のフォロワーがいるアカウントで、アニメ関係の拡販をしても効果は見込めません。
1000人のアニメ大好きフォロワーのほうが反応は見込めるでしょう。
大企業であれば、アニメ大好きのフォロワーが自然と集まります。
しかし無名だと、自らアニメ大好きフォロワーを集めなければなりません。
外でチラシを配るか、屋内で文字を打つかの違いでしかないです。
どちらも行為そのものにお金はかかりませんからね。
私は自分の会社の経営をやって、Twitterもやって、noteでは毎日投稿する。
ほんと〜にめんどくさい!笑
結局どれも中途半端になるという最悪の結果に落ち着いています(noteは毎日投稿続けるよ!)。
3.導入は大半が無意味なのか?
そうとも言い切れない世の中になっています。
つまり、予期しないチャンスを掴む人たちも一定数存在しているということ。
「バズる」という単語は耳馴染みかと思いますが、これって本人がバズらせようと思って投稿しているわけではありません。
ちょっとした宝くじに当たるような感覚です。
どちらも当たりを目指してはいるものの、本気で当たるとは思っていない、そんな感覚。
何が人々に刺さるのか分からず、ふとした小さなきっかけが人生を変える出会いに発展することだってあります。
ゆえに、手を出さない選択肢はないというのが結論です。
重要なのは、費用対効果を望んで本気で取り組むのか、とりあえず負担にならない程度に始めるのか。
これにどちらが正しいというのはないと思っています。
私は専門外ですが、SNSにも戦略が求められる世界です。
あと怪しいインフルエンサーが「コツ教えます」とか「成功者に聞かないでどうすんの?」みたいなことを言っていますが、推奨しません。
この記事を書いた時、とある事情でハイテンションだったので言葉遣いが変ですけど、内容はTwitterのマーケティングのプロに確認してもらったので確かです(やや極端だとは指摘されました笑)。
個人的に、かしま様が提唱している運用方法が論理的で納得できました。
インフルエンサーによくある酔った語り口調ではなく、簡潔かつシンプルな箇条書きが好印象。
フォロワー増やすために極端な意見ばかり言ったり謎のキャラ作りしてる人がいますが、それだと疲れちゃうしネタもなくなるので長くは続けられないですよ…。基本的には「過去の自分が知りたかった情報や経験を伝える」という方針で運用した方が長く楽しく続けられるし、フォロワーも増えやすいです。
— かしま┃ヘルシーな働き方 (@kashima_hr) November 30, 2020
まさに私と同じことをおっしゃっていたので、このツイートで私は信者になりました笑
追記
D様の説明が余すこと書きすぎてすごいです。
専門外の領域ですが、この情報を知れただけでもnoteをやっていて良かったなと思えるほど。
4.チャンスを増やすことは大事
今回はSNSに着目して紹介しましたが、経営者ならSNS以外でも戦略は考えていると思います。
SNSという名の宝くじをアテにした結果、本業のチャンスを逃してしまっては本末転倒です。
私はSNSで大きな仕事をいただいたことはありませんが、予想もしていなかったタイミングで大きな利益に繋がる仕事をいただいたことはあります。
それは、コツコツと小さな仕事でクライアント様の信頼を増やし、実を結んだ結果でした。
まさに今回紹介したSNSにも通ずる部分です。
私はSNS世代に生きながらも、実はアナログ寄りな人間です。
SNSには無限の可能性を感じています。
重要なのは全体のバランスと全てを考慮した戦略。
SNS一つに頭を悩ませて停滞せず、うまく運用してみてください。
あ、よろしければTwitterのフォローお願いします!
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