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5分前の5分前行動 本当は30分前には到着すべし

こんばんは、経営者のこうたです。

今回は、社会人として至極当たり前のことについてお話します。

私は人生で遅刻をしたことがありません。
初めての町や現場に赴く時は、必ず30〜60分早く最寄駅に着くようにしています。

単純に遅刻をして相手に迷惑をかける、もしくは自身が不利に陥らないためなだけではありません。

そこには合理的な理由があります。



1.なぜ5分前行動なのか?

私は時間ピッタリに来る相手が理解できません。
日本の交通機関が時間に正確とはいえ、数分の遅延は日常茶飯事です。

例えば駅に14時集合だった場合、13時57分到着の電車に当然のように乗ってやってきます。

遅延が発生した時点で遅刻確定です。
こういう人は、「遅延が発生したのだから遅刻は外的要因による避けられなかったもの」と認識しているのでしょう。

よく「遅延で遅れました」と平気で言う人がいますけど、社会人からしたら5〜10分の遅延なんてないのと同じです。


5分前に現地へ到着するということは、こうした小さな不測の事態を想定して行動をする必要があるからです。

そして当然のように、待ち合わせ1分前に到着する人に対して、まともな社会人が相手なら正気を疑われることでしょう。



2.5分前の5分前行動

しかし、5分とは非常に短い時間です。

秒数にして300秒。
心の中で数えたらあっという間の時間と言えます。

改札出口を間違えた、人が多くて進むのに時間がかかったなど、ちょっとした理由で5分など簡単に経ってしまうものです。

ゆえに"不測の5分”を想定して、さらに5分前の行動を意識する必要があります。

そして先にも述べたように、相手の心象を損なわないための『最低5分前の到着』を達成するために、さらに5分の猶予を作るのです。


14時に待ち合わせなのだとしたら、タイムリミットは実質13時55分。

遅れる"かもしれない”の選択肢すらないと思いましょう。



3.到着は早ければ早いほうがいい

例えば営業や商談が控えていたとします。
5分前の5分前を心掛けていたとしても、時間に余裕があるとは言い難いはずです。

焦りや息切れがある状態で、最善の商談ができるでしょうか?


朝一であれば、オンになりきれていない脳を覚醒させるために。
昼過ぎであれば、連続した仕事が絡まらないよう思考を切り替えるために。
夜であれば、疲れや終業間近の気の緩みを避けるために。

私は朝一の時、45〜60分早く到着し、軽食をとってコーヒーとタバコを両手にゆっくりします。

今は喫煙所を探すだけでもだいぶ手間取りますからね。

家で朝食をとるよりも、最寄りに着いた状態で食したほうがゆとりが生まれます。
遅刻が避けられることはほぼ確定しているわけですから。


他にもどの時間帯であっても、メールのチェックや指示出しの確認など、目の前の商談だけに目を向けるわけにもいきません。

スケジュールがビッシリでも、ゆとりを作る方法を模索してください。

時間的に厳しくても、心のゆとりを得るためにはどうすればいいのかを常に考えるのです。

一度、パズルのように見直してみてください。

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