無知の怖さ

先日、タレントの小島瑠璃子さんがSNSの動画ライブで筋トレをする方々を馬鹿にしたような発言をし、炎上するということが起こっていました。
あの動画に関して言いたいことはたくさんありますが、これが現在の日本のフィットネスの現状だということです。

筋トレに関する話をするとよく出てくる話題で「使える筋肉、使えない筋肉」というものがありますが、これはその人が何のスポーツをするかによって変わってきます。例に出して話をすると陸上の短距離の選手が長距離を走って、長距離選手と勝負できますか？という話になります。陸上の長距離では短距離の選手の筋肉は使えない筋肉になる訳です。

さらに、もし事故や災害などが起こり重い物を持ち上げなければならないという場面に遭遇した時に、普通に何かスポーツだけをやっている人よりも筋トレをしている人の方が筋トレすることによって原則的に筋肉の断面積に比例して筋出力（パワー）も上がる為、重いものも容易に持ち上げることができます。
したがって、筋トレで筋肉をたくさん付けている人の方がもしもの緊急事態の場面で筋肉を有効的に使うことができ、普通にスポーツだけをしている人よりも日常的に使える筋肉だと言えます。

この論争以外にも、筋トレに関して間違った理解はたくさんあります。近年フィットネスブームが日本にも来ていると言われていますが、それでも世の中に無知な方はたくさんいるのです。
そういった方の知識が一つでも増えたら良いと思い、私は筋トレに関する、様々な情報を発信していけたら良いと考えております。
その為、私の投稿で勉強になったと思った方は周りの人にも教えていってもらえたら幸いです。