社会からの集団リンチで暴行死
頭がイカれそうだ。職場から帰るのに通る道で、人身事故があった。私が通った時は、まだ警察は来ていなくて救急車と野次馬がわらわらと集まってきていた。
私は踏切が開くのをぼんやりと待っていた。母親と小学校高学年くらいの女の子が野次馬の方へ歩いていく。時刻は23時である。流石にこんな時間に散歩ではないだろう。野次馬である。
まるで、ショッピングモールの洋服売り場を見に行くみたいな軽さである。母親は、何を考えているんだ。線路の上で電車が止まっていて、踏切の周りに野次馬がいるんだ。葬