私って君らの何なん

なんか、大学生の友人に「大学時代、信者を引き連れていて、さながら教祖のようだったね」と言われてしまったのですが、確かに今思えば少人数でしたが私の信者のような人たちが何人かいたように思います。

しかし、別に私は普通に友人だと思っておりましたし、虫の居所が悪いと当たったりしていたので本当に最低最悪な教祖な訳ですが、それでも囲ってくれる友人がいたのは有難いことですね。

とはいえ卒業したら勿論友人たちとの縁も薄れ(というかほぼ切れ)なんとなくTwitterでいるなぁ、と認識する程度ですし、向こうもそんな感じでしょう。この、別にあえて連絡は取らない感じね。

例えば私が大学の中で強いポジションとかなら多少の我儘を許してでも一緒にいるとか、そういうグループのボス的なポジションならまだ多少は理解できるんですけど、私と一緒にいたところで学校には殆ど来ないからたまに顔を見せたと思ったら課題を見せろと言うわ、金が無いから飯をくれと言うわでいいことが無いわけですよ。

それでも、いろんな人にご飯だったり飲み物だったりお菓子を買ってもらったし、いろんな人に支えられてギリギリでしたが卒業に必要な単位を取れたわけです。

急に怖くなってきますよね、私は何故囲われていたのか?

いや、私の高校3年のときの夢は教祖でしたし、囲われるのはまあ照れますが結構承認欲求とか満たされるので好きなのですが、私は彼らに何もしていない訳です。

でも、Lowはいてくれるだけでいいよ〜みたいな感じで受け入れてもらえるのはちょっとした罪悪感みたいのがでてきます。

実際私は世間的に認められているような人間ではないですし、それは世間的には気に留める価値すらないということであり、別にそれは妥当だとは思うのですが、一体その信者と呼ばれていた友人たちは私の何に惹かれていたのかという素朴な疑問を私は悶々と考えております。

答えは出ておりません。誰か教えて〜、ね。

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