愛されるために生まれてきた

ってラボットの商品説明に書いてあって、胸が苦しくなりました。

ラボットっていうのは、家庭用ロボットなんですけど、なんでも人に甘えたりする癒やし系のロボだといいます。お仕事はしずに、だっこを求めるらしいです。なるほど愛らしいですね。甘えん坊だから愛されるために生まれてきたロボットという説明なんですね。

しかし愛されるために生まれてきたとか書かれてしまうと、私は愛されていない想像をしてしまいます。なんでなんでしょうね本当に。

例えば悪戯に火をつけられたり、叩かれたり、暴言を吐かれたり、飽きて捨てられたり。そういう想像ばかりしてしまうんですよね。

愛されるために生まれてきたんじゃなかったのか?

勝手に愛されなかったこを想像して、勝手に苦しみます。愛って言葉が怖いです。愛の反対は悪意でしょうか。もう、本当に怖いです。どうしてこんな哀しい想像が、私の脳裏に瞬時に浮かぶのかも分からないけれど、生きていてもいつもこんな感じなので辛いです。

さて、愛されるために生まれてきたのはラボットだけでしょうか。人間の子供もそうかもしれない。では大人になったら違うのかといったらそうでもないかもしれない。みんな、愛されるために生まれてきたのかもしれない。

それなのに、現実は辛く、悲しいですね。

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