コーヒーとお酒 Vol.15
白ワイン飲み比べ その12
久しぶりの白ワイン飲み比べシリーズです。もう今年も半年は過ぎています。飲み比べ1位2位通過ワイン同士の飲み比べに入って行かないとですね。
今年に入ってから、白ワインにハマりました。それまで白ワインなんてほとんど飲むことがなかったので自分でも驚きです(笑)。
巷にあるレビューには見向きもせず、気になったお手頃価格の白ワインを片っ端から飲み比べています(ただ、あまりにも安すぎるワインには手を出せない、、)。
コーヒー豆と同じで、自分にとっておいしいと感じる白ワイン探しの旅の記録です。
それでは今回の結果を見ていきましょう!
<1位通過>
マトゥア(2019) ニュージーランド
↓あ、これはおいしいワインです。だいたい一口目で自分の好みかは判断できるぐらいになって来ました。すごく好きな感じの清涼感溢れるワイン。ボトルデザインとワインの味とのマッチングが絶妙ですね。視覚デザインがいかに重要か気づかせてくれます。
<2位通過>
エッシェルンドルファー ルンプ シルヴァーナー クーベーアー トロッケン(2018) ドイツ
↓今までに飲んだことのないような、すごく独特の味です。スッキリとしたワインではなくて、ねっとりとしたようなまろやかさがあるワインです。味の例えようがないワイン。「おいしい!」というより「不思議」なワイン。印象に残りました。
シルヴァーナーという、ドイツやフランスのアルザス地方で栽培されている白ワイン用ブドウ品種が、この味の秘密なのでしょうか。
困るのは、ワイン初心者の僕にとって、このワインはなんと呼べばいいのでしょうか(笑)。お〜、トロッケンとはドイツ語で辛口という意味なのですね。そして、クーベーアーは指定栽培地域上質ワインのこと。
では、エッシェルンドルファールンプは?これは畑の名前のようですね。
そして、ラベルの栗色の一番大きく書かれているのが、生産者名。ヴァルデマー・ブラウンさんです。
そうなると、確かに商品名にあるように、エッシェルンドルファー ルンプ(畑)の シルヴァーナー(品種) のトロッケンと呼ぶしかないのか(笑)
<その他>
ラブレ・ロア(2019) フランス
↓悪くはないのですが、これといった印象があまり残らなかった一本。
酸化防止剤は大体のものに入っていますが、安定剤なるものが入っているのは初めて見たかもしれません。
ラングート エルベン・シュペートレーゼ(2018) ドイツ
↓これはデザートのようなワインですね。「やや甘口」と表記されていますが、僕には甘すぎました。段々と辛口になれてきてしまったようです。
僕の今のところの好みは辛口すぎない辛口。甘口は飲めそうにありません。。
ヘス ・セレクト(2018) アメリカ
↓コストコが売っているアメリカ産の白ワイン。すごく飲みやすかったのですが、あまり個性がない気がしました。味の印象が残っていません。
こんな調子で白ワインを飲み進めています。白ワインを飲みはじめて、料理を作るのも食べるのもさらに楽しくなりました。
屋内で楽しむより、屋外で外の空気を感じながら飲むのが好きです。
木曜日。最近は白ワインを飲むのは週末だけにしています。もうすぐ(笑)。
皆さん、良い1日を!
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7月15日 聞一多(ぶんいった)(1899 - 1946)この日昆明で国民党のテロに殺された。詩人にしてかつ文学研究者。その研究は卓抜な見識に富む。晩年、中国の自由と民主化のためはげしく戦った。
私は10年余りも古書の山のなかで暮して、確信ができました。ー わが民族、わが文化の病根がはっきり分ったのです。そこでそれの処方箋を書く気になりました。それの方式が、文学史(詩史)なるか、または詩(史詩)になるかは分からないし、どれにしても駄目かも知れません。決定的な処方箋ができ上るかどうかは、環境がそれを許すか否かにかかっています。しかし、私としてはこのやり方に誤はないと信じています。実は私はあの古書の山を誰にも増して憎むものです。憎むからといって、そいつをはっきりさせずには済ませないのです。
桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より
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