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「プレゼンの神々」の語らいー「未来を創るプレゼン」はプレゼンの本ではなく生き方の本でしたー

僕の友人に、プレゼンの神といわれる人物がいます。しかも二人。
伊藤羊一さんと澤円さんです。
二人あわせて「プレゼンの神々」と仲間内では呼ばれています。
この「プレゼンの神々」の共著がこちらの「未来を創るプレゼン」という本。

「あー、じゃあプレゼンの本なんでしょ?」と思われるかもしれませんが、読んでみたらプレゼンの本じゃなかった。
ひとことでいうと「生き方」の本
ダメ人間でも「軸」を見つければ成長できるし、相手を理解しようとしていくと自分も理解されていく
そういうことが書いてある本でした。
以下、この本から受け取ったメッセージを僕なりに整理してみます。

「できない人」であることが出発点ー自己理解

この本を読むと、「プレゼンの神々」が若かりし頃は全然イケてなかったことがよくわかります。羊一さんのダメ学生、ダメ社員ぶり、澤さんの若いころの適応阻害意識、劣等感。本当にイケてなかったかどうかはわかりませんが、本人たちからすると相当劣等感があったんだろうと思います。
でも、だからこそ、人の気持ちがわかるようになったんだろうというのは想像できます。

「相手の気持ち」になるー他者理解

お二人とも、そもそも「俺、できるやつ」とは思っていない。むしろ逆で「できない」と思ってる。だから「まわりからできないと思われること」がどういうことなのかよく知っていて、そこから出発しているからこそ、向かい合う相手の気持ちを知ろうとする、寄り添おうとする。
相手の気持ちを理解しようとすることが心底染みついている。
それは親しくお付き合いさせていただいていて深く感じているので、本を読んでもスッと入ってきます。
僕がこちらで書いた「丁寧なテキストコミュニケーション」という面においてもお二人は達人です。

「自分の人生の軸」-行動することの大事さ

自己肯定感が低かったお二人が「神になる」きっかけはなんなのか?
それもこの本には書かれています。
お二人とも「行動してみること」がきっかけだったようです。
羊一さんは(やりかたがわからないけども)がむしゃらに仕事に打ち込んだ経験、澤さんはご自身の好奇心に基づくいくつもの行動の積み重ね。
行動し、自身の経験を広げてい行く中でご自身の軸を発見させていったようです。この辺は僕も自分の経験ー公務員から起業した時のことーなどを思い出してしまいました。

「面白がり力」について

この本の中には、僕ー角 勝ーについても触れられていました。
最終章の『世の中を面白がり「いまを生きる」リーダーたれ』の中で、お二人の共通の知人として僕がよく言う「面白がり力」について触れられています。

以下、澤さんの言葉から引用です
『僕たちの共通の知人である実業家の角勝さんが、「面白がり力」と言っていますよね。なんでも面白がる。僕はこの「面白がり力」って凄くいい言葉だなと思っていて、なぜなら、世の中に起きていることがいろいろ面白くなると、自分の許容範囲もどんどん広くなるからです。「いいね、それ面白いじゃん!」という体制になると、いろいろなものをリードできるようになるはずです。』

世の中を面白がって行動して自分の軸を見つけて、周りにも影響を与えていく。
まさにいまを生きるリーダーのお二人のこの本、とても面白がり力を刺激する内容でした。
まだ軸が見つかっていない方にとっては自分の軸をみつけるきっかけに、あるいは行動するきっかけとなる、素敵な本でした。
ぜひ多くの方に読んでほしいと思います!!

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公務員を退職、起業してから5年。
皆様のご支援でここまでやってくることができていますし、お読みいただいた皆様にも本当に感謝しかないです。(ありがとうございます!!)

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