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ブラックアンドブルー 極私的な解釈
1980年の春に出会った話などは、もはや化石のまた塩漬けに 近いほどの、何の意味もない古い戯言に違いない。
ただ、音は正直でストレートだ。
僕は大学に入ってから、何をするかを考えあぐねて バンドをやろうか、映画をやろうか、漫画を本格的にやるか なんとなく迷っていたというか、迷っている自分を楽しんでいた みたいなとても贅沢な時間をもてあそんでいた。
1980年は、どうやら世の中が浮かれ始
スペシャル見てもアシガールロス
皆さんはアシガールというNHKで放映された連続ドラマをご存知でしょうか。アシガールロスとか言われ、番組終了後反響が大きすぎてついにスペシャルも制作され、というNHKっぽくないドラマです。実は僕はスペシャル、まさかの見逃しでまたしてもDVDで視聴。本編と同じ、それ以上のクオリティでキャラクターが動き期待通り、いや期待以上のラストで!またしてもこれ見てアシガールロスになった人もたくさんいるのではないで
もっとみるおうちで南インド料理
前橋に南インド料理の美味しい店があってしばらく通ってたんだけど、新型コロナの影響で来店ではなくてお弁当を販売してる!と聞き、早速行ってきました。南インド料理は米が主食で、おかずとご飯で食べるというとても日本人には馴染み深い食文化なのです。日本で言う定食にあたるのが、このミールス。今日のミールスはこんな感じです。炒め物やスープ、どれもそんなに辛くなくて変わった味付けじゃなくて美味しい。ご飯はバスマテ
もっとみるテレビ東京最後の日「下駄天気予報」
※加筆しました!
テレビ東京最後の日「下駄天気予報」
20XX年、ネットの波に押され、テレビ東京は閉局を迎える。
最後の番組は「明日の天気予報」
抜擢されたのはテレビ大好きの新人アナウンサー(女性)
彼女を主役にテレビ東京最後の日を追いかけるドキュメンタリー風ドラマ
プロット
20XX年。かつてマスコミ四媒体のトップだったテレビ広告費は2010年頃から落ち込み、一方インターネット広告費が毎年二
不思議の国の有栖(100文字ドラマ)
5年目社員有栖は得意先の応接で営業部長を待っている時に、植木の影から小人が出てきて挨拶をされた。え?夢?その子はすぐいなくなり代わりに営業部長が入ってきた。話が終わって帰り際に受付の子が囁いた。「見たでしょ」
【#100文字ドラマ】聴こえるはずのない声
突然に本が、時計が、鞄が身のまわりにある【物の声が聴こえるようになった】
嘲笑う同僚、心配する家族、距離を置く恋人。
止まらない物からの声に精神的に追い詰められるが『ある事件』をきっかけとして物語は意外な展開に…。
聴こえるはずのない声
プロット
ある日を境に、朝出かける時に上着の袖を通すと「おはよう」と言い、靴を履けば「いつもより遅いぞ」とまわりの“モノ”たちが話しかけてくる日々。も
「好き焼き!」謎めく鍋パの七不思議
謎めく鍋パの七不思議 南葦 ミトさんの作品
怪談は夏の風物詩?いえいえ冬だって怖い話はありますよ。例えば鍋パーティー。鍋パにまつわる不思議な話…「予定より一人多い⁉」「誰だ私の鶏つみれを食べたのは⁉」など…あなたの周りにも、鍋ミステリー、ありませんか?(104字)
プロット
タイトル 「好き焼き!」
様々な縁を通じて知り合った大の鍋好き夫婦A,Bと独身カップル6人が集まってすき焼きを囲んだバ
フリン・ア・ラ・モード#100文字ドラマ
彼女の名前は倫子。彼の名前は不二夫。極普通の二人は極普通に異動した部署で出会い極普通の社内恋愛をしました。でも、ただ一つ違っていたのは2人は既婚者だったのです。隠せば隠すほど笑える2人のピュアラブストーリー
タイムマシンにちょっとお願い#100文字ドラマ
純生は仕事で車に乗っていた。ナビは30分オーバー。でも間に合った。ナビって多めだからな、と思った。休日彼女とデートなのに寝坊。慌てて車を出したがまたセーフ!もしかしてこれ超能力?
コダマ#100文字ドラマ
ゴルフで林に入れたボールを探しに行ったら、木の精に会った。「痛てぇな!バツとしてコダマを1ヶ月預ける!」コダマは人の心の声を反響させる。サラリーマン祐天寺純生はコダマと共棲することになった。
チェリーに口づけ!#100文字ドラマ
地方転勤した祐天寺純生。彼は酒煙草はおろか女性とも接触せず今日に至る。支店の適齢期のお姉様達は次々にショッカーの怪人のように彼にアタック。「第一話廊下で罠を仕掛ける蜘蛛女登場!」
なんてったってエリア!#100文字ドラマ
エリア職逆瀬川このみ(24歳)は全くやる気がなかった。ある日夜道を歩いていると突然現れた宇宙人からスマートスーツをもらう。彼女はとたんにスーパー社員!でも余計な悪運ももらってくることに。
特命課長特牛二郎#100文字ドラマ
特命課長特牛二郎(47歳)は社内で絶大な信頼があり常に相談が尽きない。毎日相談のハングアウトが入ってくる。部署は関係なくみんな彼のシンパだ。彼の相談第一号は実は若かりし日の社長。