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自分だけの「快」「心地よさ」「好都合」をいくら追求してもそこに本当の幸せはないのです。


イエローハットの創業者であり、
NPO法人「日本を美しくする会」の
相談役でもある
鍵山秀三郎さんの御言葉をご紹介します。



現代は日本に限らず、人類は助け合うという
「衆の世界」から「個の世界」に
移ってまいりました。
自分だけが今の「快」「心地よさ」
「好都合」を追求していれば
幸せというふうに勘違いしている。
いくら追求してもそこに幸せはないのです。



災難を嘆いたところで何も変わらない。
誰かのせいにしたって何もよくなりません。
すべてをいったん受け容れてしゃがみ込んで、
そして力を蓄えて立ち上がるのです。
私はそういう姿勢で生きてきました。



幸福と不幸について考える時、
私はいつもこの言葉を思い出します。
それは、
「世の中に、不運な人はいないけれども
不運だと思っている人は多い。
幸運だと思っている人は多いけれども
本当に幸運な人はいない」というものです。
これは本当なのです。
同じ事柄に出合っても、
運が悪いと思う人もいれば、
何とも思わない人もいます。
つまり、幸運も不運も
人が自分でつくり出しているのです。



自分の意にならない、
そんなつらいときにこそ成功する。
自分の都合のいい条件でやっても成功はない。
なぜなら、これをこうすればとか、
こうなればとか、
さらにいい条件を期待してしまう。
そうなれば、すべてに甘えが出て
絶対に成功しなくなるのです。



国民一人ひとりが、自分にとって、
もしくは誰にとってよいかどうかではなく、
本当に何が正しいかどうかを考えて
行動するようになれば、
どんな問題も解決できるでしょう。




私が考える責任感の本質とは、
自分以外の守るべきものを持つことにあります。



国や社会、個人の進退でも
理想を語ることは簡単です。
しかし、理想とはあくまでも理想であって、
時間をかけて到達するものです。
それをいますぐやれると言うことは
欺瞞にほかなりません。
子供が飛行機の操縦士になりたいと
言うのは将来の夢です。
それをいまもう、
すぐにでもなれるかのように
そそのかしてはいけません。
正しい努力のしかたこそ伝えるべきなのです。






この方が仰っているように、
日本は公を優先する心の姿勢から
個人主義、利己主義の考えに
なってしまいました。
しかし、自分だけの幸せを追求したところで
その時は一見幸福に思えても、
本当の幸福はそこにはないのです。
個が犠牲になっても、
皆のために尽くすからこそ
結果的に自分に幸福が返ってくる、
そういう助け合いの和によって
日本は成り立ってきました。
全世界、全歴史の中で
一度も滅びたことがない国は
日本しかありません。
その日本人の精神を一人一人を持たずして
皆の本当の幸せはないのだと思います。


美しい日本精神を取り戻すために
取り組ませて頂いています。
少しでもご関心がある方は
是非、ご覧ください。
お待ちしております。

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