娘の私はカサンドラ?
先週
なんとなく本屋をふらふらと歩きながら
目についた本のページをめくってみた。
これまで気にとめたことのない類の本。
“アスペルガー症候群の夫との生きづらさを抱えたカサンドラ症候群の妻のための本”。
何気なく読んでみた。
もしかしたら…
私の父はアスペルガー症候群かも…
そんな考えが頭をよぎった。
父は社会的には地位も経済力もある。
真面目で正義感もある。
外での父は
特に問題はない。
でも
家の中では違う。
私と父は
心の通う会話があまりできない。
会話のキャッチボールが成り立たない。
父は
私の気持ちは考えずにストレートな物言いをする。
私は
突然意味不明なときに怒鳴られる。
否定される。
…
私は父はアスペルガー症候群なのかもと疑問を抱きながら
母に電話してみた。
いきなり父はアスペルガー症候群かどうか聞くのは父に対して失礼なのではと思ったので
母に父といて苦痛ではないのかと母の思いを聞いてみた。
すると母は大変ではあるけれど父はそういう人だと割り切ってこれまでやってきているから大丈夫と言った。
母はカサンドラ症候群ではないようだ。
でも
私は父と接していると
振り回されてしまい
とても苦しい。
私こそカサンドラ症候群なのでは
と思う。
そう思うと
私の気分循環症の原因は
“父のアスペルガー症候群による言動に対するカサンドラ症候群的ストレス”
という仮説ができた。
苦しみの原因が
形を帯びると
気持ちがすーっと楽になっていく。
父も父で悪気はない。
私が父の言動を真に受けているからストレスなんだ…。
急に
目の前が明るくなっていくのを感じている。
私は私の人生を
これから改めて構築していけるのでは
そんな希望が
ゆっくりと光り私を包み始めているような気がしてならない。
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