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教員時代 わたしの模索⑤ 「学力の土台となる『認知機能』新たな挑戦」

「わたしが考える 不登校③」でお伝えした
「押し返す力」


「叱らない」が子どもを苦しめる
 薮下 遊 髙阪康雅
 ちくまプリマー新書

こちらの本で
「世界からのからの押し返し」
外界からのストレスを「押し返す力」
について紹介させていただきました。

教員時代、わたしも教室で子どもたちに
『乗り越える力』『自らチャレンジする力』
を育てたいと考え様々な取組をしてきました。

「押し返す力」「乗り越える力」
日々の小さな積み重ねや
体験によって育まれ培われると考えます。

長年、教師として
子どもたちと向き合っていく中で
大切なのはこの時期に

人としての「土台」を築くこと
という考えに
わたしなりに行き着きました。
日々、試行錯誤しながら

①コミュニケーション(人との関わり)
②基礎学力
③体づくり

最終的には自ずと
これらに注力することになりました。

この3つの中でまず最初に
②基礎学力の土台になる部分について
触れてみたいと思います。

教師になりたての頃
「学力が定着しにくい子に
どのように力を付けたらよいか」

という悩みがありました。

当時は知識も経験もなく
狭い了見で愚かにも
「努力が足りないのだろう」とか
「やる気や気合の問題なのでは」
などと考えていました。

もちろん、手を掛けることで
学力がやや上がる子もいました。

しかし、何かが引っ掛かる…
何が原因で、何が問題なのか…

心理のインプットがある程度進んだところで
発達心理学も交えながら特別支援教育
インプットをスタートしました。

そんな中でこちらの本に出会いました。


ケーキの切れない非行少年たち
宮口 幸治 著
新潮新書 より

もやが掛かっていた頭の中が
ぱぁっと晴れていくような思いで
あっという間に読み終えました。

この本との出会いから
認知機能強化トレーナーとしての
一歩が始まることとなります。

だいぶ長くなりました。
この続きはまた次回の記事で
お伝えしたいと思います。

最後までお読みいただき
ありがとうございました🍀


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