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わたしが考える 不登校③その原因「鬼からの電話」で『押し返す力』はつく?

現在30万人を超える勢いの不登校児童生徒数
年々少子化が進んでいることを考えたら
ものすごい数字です。

不登校の要因は何なのか?

昨今の不登校の要因は実に様々
いじめやトラブルが要因の
不登校は決して多くはありません。

とある情報によると今起きている
いじめや何らかのトラブルによる
不登校は10%以下であるとのこと

では、どんなケースが増えているのか?

実は、本当に様々です。
中でも最近多いのは
『本人にも理由がよく分からない』

「勉強」と言ってみたと思ったら
「友達が~」「この行事が~」となったり

頭痛や腹痛が発端のこともあるし
コロナやインフルエンザで
1週間休んだことをきっかけに

なども最近では多く見かけます。

元気そうに見えるのに
そこまで深刻ではなさそうなのに

学校に「行けない」
もしくは「行かない」

本日はこうした現代の子どもたちの様態に
一石を投じるこちらの1冊を
ご紹介したいと思います。

学校は子どもたちにとってある意味
「思い通りにいかない場」です。

この本には子どもが
「思い通りにならないことを受け入れる」
ために親はどんなことを意識
子どもにはどんな経験が必要なのか
事例を挙げて大変分かりやすく示されています。

作者の言う
「世界からの押し返し」、外界からのストレスに
負けない力、著者はそれを『押し返す力』
表現して今を生きる子どもたちにとって
大事な力であることを説明してくれています。

この本はこれから本格的に不登校のお子さんの
サポートをしていきたいと考えている
わたしにとって新たな視点に気付くための
大事な1冊となりました。

わたしはこの本を
こちらの放送で知りました。

「鬼からの電話」は「子どもの不穏状態を
受け止めるのが苦手な親が多い
ことの表れと」
発信者の尾石晴さんは述べられています。

ぜひ放送を聴いてみてください。

「世界からの押し返し」である
「ダメなことをダメ」と言ったり
「いけないことを止めさせる」行為を
「お店の人」や「怖いおじさん」に外注すること
鬼からの電話で「アプリの鬼」に叱られる体験は

子どもが適切に相手に「押し返す力」を
育むための貴重な体験を奪うことになります。

「叱る」の外注は
親は何でも思い通りにしてくれる存在だと
誤った認識を作り出し
親子の大事な信頼関係を損ねる結果になる
ということです。

こうした親子関係も
最近の不登校の要因や悪化の原因となっていると
現場に居た者として強く感じます。

実は、不登校には
このような要因も見え隠れします。

この番組では不登校児童生徒を
保護者支援だけで約3週間「再登校」
「学校復帰」に導く取組
を伝えています。
現在躍進中のまだ新しいカンパニーです。

この会社では不登校の根っこ
親子の「愛着」の問題と捉えて
解決メソッドを制作されています。

「愛着」の問題は
わたしの人生のテーマ
と言っても
過言ではありません。

そしてこのブログでも
わたしの「愛着」問題について更に
書き進めるつもりで始めています。

拙い記事を最後までお読みくださった皆さま
今日も本当に、本当にありがとうございました💗




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