サウナ×初心

こんにちは、サウナが程よく好きなタゴです。今回から、サウナなんて微塵も興味のなかったぼくが、程よいサウナ好きになるまでの道のりを書いていきます。

「よーし、サウナに入るぞー」となってもらうのが目的です。入ったら教えてね。

サウナについてわざわざ記事を書くぼくに対してどこかで勘違いが生じていると思うので当然のことをあえて言います。

ぼくは初めからサウナが好きだったわけではない。

サウナの声を聞いたという激アツ展開もないですし、親がサウナ好きのサラブレットという漫画みたいな展開もありません。そもそもサウナは遺伝的なものではありません。(当たり前!)

つまり、のめり込むきっかけがあったわけなんです。これを読んでいるあなたと同じように、初めはサウナがどうでもよかったし、訳が分からなかったです。

ぼくが初めにサウナって面白いと思った経験は、大学三年生の夏に先輩後輩と4人で深大寺温泉というところに行ったときでした。平成最後の夏といいますが4年前ですね。夏が来ると思い出される。

そこは大学の近くにありチャリで昼間から温泉に行くというだけでワクワクする旅でした。そして温泉に入って感動。旅行と温泉がセットだったぼくにとって近所に温泉があることが贅沢でしかたなかった。

面白そうなことはやってみる精神のぼくたちの話題はサウナに。先輩がサ道というサウナの漫画を教えてくれました。

サウナには「ととのう」という言葉があって…全然意味わからんけどなんかすごいらしい

じゃあ、やってみよう、という流れに。みんなで入れば怖くない。

そこで本で紹介されているようにサウナの後に水風呂に入り、休むというのをやってみる。

サウナ熱い!もう出ていいのかなあ、これホントにあってる?
(辛いし分からないから不安)

水風呂冷たすぎる!足がだけしか入れないよ、ちょっと死にそうだからやめよう(とにかく不安)

そこでうろたえる僕に先輩がサウナ道を説く。
水風呂は肩まで入るらしい、入ると自分の身体に熱の膜みたいな水の層ができるらしい。らしい、本で読んだ。(らしい…?)

サウナ道どんなもんじゃい。
覚悟をして肩まで一気に入ると、そこは別世界だった。

気持ちいい、快適な冷たさ!

先輩がまた説く。

水風呂の後は休憩するらしい、外気浴するらしい。らしい、本で読んだ。
らしい……?

皮膚を境にして世界が自分とそれ以外に分かれる感じ。身体がジンジン、ふわふわする。自分の身体じゃないみたいな浮遊感だ。変だなあ。

ベンチに腰掛けぼけーっとすること10分ほど徐々にジンジンしていた体が戻っていく。ふわふわ感もなくなり頭も視界もクリアに。

これが「ととのう」なのか!?(一同感動)

サウナすげー。体感したことのない身体の反応に大興奮。

こんな感じだった。初めは訳が分からないまま入ったら、未知と遭遇してしまった。グローバルグローバル言うてますけど、自分の身体だけでもまだまだこんなにも知らないことがあったのかと感動した。

そして、サウナ道の先輩とは別で、ちょっとぽっちゃりの先輩が体重計に乗ると…

2キロも減ってる!

2キロ!?

一時間で自分という存在が2キロ減ることを想像してください。衝撃ですよね。どこいった?てかどんな2キロ?
ダイエットとかじゃなくてシンプルに面白すぎますよね。

サウナすげー、面白いことが起きる。未知が詰まってる。

そんなサウナとの出会いでした。ちょっとはよく分からないものに対する不安を克服して、サウナにチャレンジできそうでしょうか。水風呂に肩まで浸かれそうでしょうか。

では良いサウナを!

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