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医療関連企業の皆様へ&NYAUWについて⑥【-5.5%の診療報酬改定?】

このシリースは


パーパス(WHY)
ビジョン(WHERE)
ミッション(WHAT)
バリュー(HOW)
を埋めながらNYAUWについてもう一度内省していきたいのと 医療関連企業様とともに医師の皆様に色々なプロジェクトをお伝えして、医師・患者さん・企業様・医療業界にPOSITIVE FEEDBACKが出来るようにしたいというシリーズにしていきたいと思います。
基本はステークホルダーみなさんがモテるようにしたいのです


【ターゲット⑤】


NYAUWのターゲットの再考を前回しました。今回もターゲットを考えながら脇道にそれまくりたいと思います

ターゲットについて
私の中での(直接的な)ターゲットの定義は)
・①私でも働きかけることができる
・②その結果動いていただける(済)
・③もともと動いてくれにくい(済)
・④動かすことでレバレッジが効く(済)
・⑤インサイトがある(済)
・⑥裁量権がある(済)
・⑦モテたい人(済)
・⑧ため息や危機感がある(済)
・⑨コントロール出来るものを増やしたい(済)
・⑩他へのリスペクトがある(済)
ということです。かなり説明が進んできましたね

働きかけることが出来る?


ついにターゲットも最後の1つになりました。最後の課題は
・①私でも働きかけることができる
というものです

えっ?


「えっ?先生なんだから先生に働きかけるなんか簡単なんじゃないの?」
それが簡単じゃないんです。

前回も書きましたが、私がいまNYAUWで行おうとしていることは、医療の王道のど真ん中の治療に関するものではなくて、医療のメインストリームに付随する付加的な活動です。
そして、医師の特徴として

にも書きましたが、
一般的には医師は「いわゆる」頭の良い人の部類に分類されることが多いと思われます。実際に、受験なども過剰な競争とも思えるくらいの状況で どうしても決められたタイムフレームの中で効率的にあるレベルまでに到達する勉強をしてきている人たちの比率は高いと思います。

大学に入っても私の世代とは大きく異なるくらい吸収すべき知識量も多く、かつクラブ活動なども医学部限定のクラブに所属することが多いため、寄り道や他分野とのクロスをしにくいという現実があります。

そして、そのまま医師になり更に忙しい仕事に追い立てられることになります。 勿論、患者さんの生命やQOLに関与する仕事では、新しい知識や経験の吸収を素早く行い、それを現場で応用するという仕事の分野においては、やはりそのような無駄の無い仕事遂行能力は第一条件として必要となります。しかし、単一のギルドの中で生きることによって視野の狭窄がおこってしまいます。】
そして仕事に真っ直ぐなことは素晴らしいことですが、大学入学の18歳頃から単一のギルド内にいることが多く、外との交流がないことで自分たちの世界が普通と思ってしまいがちです。

一般企業だと卒業校も学部も異なりますし、部署の移動や外部への営業など絶えず自分を相対化する機会があります。

そして公開株式会社の場合だと、四半期ごとの目標達成のために、期限を区切って新しい事業やプロジェクトの達成を求められることも多いのです。とくに競合が多い業界では同じことをするのではなく、違うことをすることに価値があります。

しかし、医療の場合には新しいことを求められる研究者や大学教員は本当に一部です。多くの医師はそういった研究者や教員のお陰でできたガイドラインや治療法などを守りながら間違いなく運用するトランスレーター的な仕事が多くなるので、何かを変えるというマインドは出にくいのかもしれません。

守るべきもの&変えていけるもの

診療では守るべきものが多いです。しかし、その診療とは直接関係のない周辺領域(でも医療の運営・運用に関連すること)は社会のIT化のように変化を応用できるものが多いのです。医療だから全てを守るべきというわけではないのです。捨てるべきものや新しくすべきものは対応していかなくてはなりません。

しかし、そういった変えるべきものも医療の文脈があることも多いのでそのあたりの理解(インサイト)が必要なのです。

・一般の企業や投資家などは医療のインサイトを深くは知りませんが、新しいことをするマインドには理解があります。
・医師は、医療のインサイトを深く知っていますが新しいことを(マクロには医療界のためにはなるのですが、直接日常の診療に関係ないようにみえること)をすること、している人に対する理解があまりありません。

つまり、マクロな視点で医療のために活動しようとしても医療のインサイトを持つインサイダーである仲間から活動が理解してもらえない。医療のアウトサイダーからはもちろん理解されないという二重苦に苦しんでいるのです。
ですので、はじめの
「えっ?先生なんだから先生に働きかけるなんか簡単なんじゃないの?」
それが簡単じゃないんです。
に戻るんです。


そういった先生ぜひチラシ登録お願いします

ターゲットについて
・①私でも働きかけることができる
・②その結果動いていただける(済)
・③もともと動いてくれにくい(済)
・④動かすことでレバレッジが効く(済)
・⑤インサイトがある(済)
・⑥裁量権がある(済)
・⑦モテたい人(済)
・⑧ため息や危機感がある(済)
・⑨コントロール出来るものを増やしたい(済)
・⑩他へのリスペクトがある(済)

「①私でも働きかけることができる」が残る


ここでこれまでの投稿でも毎回最後に書かせていただいた文章に帰結するのです。

医療関連企業(製薬・医療機器・人材採用・開業支援・コンサル・医療法人などなど)の皆様にお願いしたいと。

最終的にはターゲットの先生方にご参加頂きたいのですが、
・先生方は数多くの医療機関に分散しているので「働きかけることができない」
・新しいプロジェクトに対して理解をしてもらえるほど繰り返しできないので、結局「働きかけることができない」のと同じ
・ブランドがないので怪しく思われるので「働きかけることができない」

しかし、医療関連企業の方々は
・日常診療関するもの(ミクロ)
・日常診療以外のこと(マクロには医療に繋がっていること)
の課題を見つけて活動しておられる先生方を、企業・団体・組織としてまたは個人としてご存知だと思うのです。それに営業活動の一環として繰り返し医師にアクセ視しておられると思うのです。

そういった医師の方々を繋げていく活動をできればいいなー。またはご自身では動いておられなくても、医療のミクロ・マクロの【ため息】を感じておられる先生方の声を聞いておられると思うのです。

企業の皆様としても、短期的な視点のクリニックの収益最大化だけでなく、長期的に自院のためになるためのマクロな視点を持つ医師が増えたほうが自社や業界のためになるというWIN-WINな関係を築けるのでは?と思っていただけると幸いです。

可能であればお願いしたいことが2方向ありまして
・短期的な視点でクリニックやスタッフ様のためになる
・長期的な視点でクリニックや診療科や他の医療従事者のためになる

というプロジェクトを組み合わせて 宣伝ではなく協業できれば嬉しい!と考えております。

そのような院長先生のEXPOSUREの一番の大きな機会は専門医の単位付(短期的視点)講演会です。これは院長先生が積極的に出て頂ける機会のひとつであります。そういった機会にその御社の製品説明やそれに関する講演の最後の5-10分を長期的視点をもったプロジェクトを行っている医師のプロジェクト説明などにお時間をいただければな~と切望しております

これは
・御社にとってはビジネスやマクロ視点を持つ医師が増えることは、患者さん・クリニック・御社・医療界にとってもよい
・講演を聞いていただける先生に取っては視野が広がる
・プロジェクトを行っている医師に取ってはブランドはなくても熱い想いを伝える場になる
・当社NYAUWにとってはそのような医師を集める機会になる

という率直な目的です

そのために医師のチラシを100枚集めいたいと思っております

・プロジェクトをしている先生に登録をお声がけ
・勉強会の一部の時間を頂きたい

というお願いを出来る 企業・団体の方よろしくお願いします

医師の先生方にアクセスを多くされている医療関連企業の皆様に少しでも我々のことをご理解いただき、皆様の営業ツールになるのでは?と思っていただければご自由にお使いください。または一緒に何かしましょうという方は是非当方にお声がけいただけると幸いです。
メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)

企業の皆様も様々な施策をすでに考え医師の先生にアクセスされていると思いますが、NYAUWのような視点ではなかったと思っていてだけるツールがあれば是非ご利用いただけると幸いです。

診療報酬-5.5%?


先日、以下のように 「診療所(クリニック)報酬単価を5.5%程度引き下げる」提言をされました。

医療制度については個人的な意見は医師としてそして一般の国民としてPros and Consの意見は色々あります。

しかし、これは財政や国家運営をしている人々が様々なバランスで考えて行ってるので医療従事者だけの当事者の下げられて困るという意見だけではない視点だけで反対することはできません。

基本的に点数については個人のクリニックの医師にはコントロールできないものです。決まったものを粛々と受け入れるしかないと個人的にはおもっております。(考えることは色々ありますよもちろん)
「自分がコントロールできるところ」「自分がコントロールできないところ」をわけて考え自分で変えることができることに力を注ぐ

今回の診療報酬改定についてはまだまだ(2023年11月22日時点)最終決定ではないですが、診療所に関しての国の考え方がクリニックの院長先生はおわかりになったと思います。そういった意味で患者さんに迷惑がかからないようにしながらも運営・経営のスリム化をしなくてはなりません。その1つがやはりIT化や連携だと思います。



IT化はスリム化に?

IT化をすることで
・患者さんに対する時間を作れる
・スタッフさんの負担を減らせる
・結局は楽

そういったことでクリニックの運営や経営のスリム化をしつつ患者さんやスタッフさんのためにもなると思います。


連携はスリム化に?
医療は自身のクリニックだけで完結しているわけではありません。患者さんは薬局にも行けば他院にも行きます。そういった際のFLOWを良くしてあげること・無駄を減らすという開業医の動きが開業医への評価を上げることにも繋がりますし、患者さんや近隣の医療機関や薬局からの評価を上げることにもなると思います。これから人口構成や産業構造を考えたときに劇的な出生率や税収の向上が期待できない現状では 診療報酬の下げ圧力(下げなくても物価やインフレ率から考えると現状維持でも下がっているのと同じ意味を持つ)が続く前提で考えていく必要があると思うのです。
そういった連携の提案のプロジェクトの一部が

などです

参考リンクまとめ

活動のまとめリンク

KINDLE出版




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