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DX・IT化⑦【なんでもITを自分でやるということではありません】

趣味でしょ?

noteの記事やKINDLE出版をこの2-3年してきています。皆様にはよくわからん脈絡もない話題に見えているかもしれません。
しかし、この記事をバージョン改定を後日しているかもしれませんが自分の中では基準があるのです。
・粒クリ(小さなクリニックのこと)の院長としての自分自身の【ため息】を解決すること。
・他のクリニック院長先生もちょっと勉強していただければ達成の喜びが得られること
・この【ため息】解決ITがが他の多くの【ため息】解決に応用が効くことが期待されること
・適価であること

こういった基準で行っております。

ですので難しいプログラミングや多くの学習を求めるものではありません。

そもそもデジタル化・IT化の要諦は?


私は自分でも天邪鬼であることを自覚しております。デジタル化やIT化は趣味であると同時に上記に書いたような基準で皆様に伝えていきたいと思っております。
多くの先生方にとっては
・必要ない
・必要かもしれないが業者さんに頼めば良い

という感覚が強いと思います。

勿論、必要ないものはデジタル化・IT化する必要は無いです。それに必要&自分でしなくていいものはお金で解決すれば良いと思います。

しかし、画一的にデジタル化・IT化を否定することはクリニック・スタッフ・患者さんのためにもならないかと思います・

デジタル化・IT化の要諦は
・コピーコストが安い
・検索が簡単
・手間の再利用を考えると導入コストが十分ペイされる

ということです。

いつまでもアナログ(だけ)は頻度が低いものについてはそれで良いと思いいます。しかし、頻度が多くなるにつれてアナログとデジタルの差がどんどん大きくなります。

例えば紙の手間が各回5単位だとします。デジタルでは初期導入に10単位かかるとすると、それだけで多くの先生は躊躇してしまいます。紙のままでいいじゃんと。
しかし、その後の定常状態では2単位しかかからないとするとn回繰り返し後には
紙では5n
デジタルでは2n+8



これはシンプルな1次関数ですのでそれをグラフにプロットすると

と回数を繰り返すと赤線のデジタル運用が紙運用よりもかなり負担が少なくなるのがおわかりになると思います。


基本は全体最適化のため


基本は医師が望もうが望まなかろうがグランドデザインを考える国家や支払機関がコスト削減のために良いと考えるものに流れていき点数誘導などを含めて行っていくのです。
現代でいうとデジタル化・IT化・DXというキーワードは避けられないと信じます。ですのでまずはある程度流されていくことが大切です。

NYAUWはその先


IT・デジタル・DXでは誰もが恩恵を受けるわけです。したがってそれを効率化のためだけに使う医師はCOMMODITYになると思っています。つまりCOMMODITYになった瞬間、先生のところには患者さんが来なくなる可能性が高いのです。来るのはそれ以外の何かが必要だと思うのです。それは、個人的にはドアノブクエスチョンのようなアナログな人間的なつながりがデジタルの先にあると思っています。あくまで一部の要素ですが。

ですのでデジタル化・IT化・DXで生まれた余裕をどんどん診察のFLOWを上げることだけに使うのは医療機関のポジショニング次第では厳しいと思います。
そういったポジショニングを作った先生方でクラウド総合病院を作っていきたいと思っております。


例えば、大学などのそこでしか行っていない治療を提供している施設では全国から紹介されてくる患者さんのために詰め詰めに診察のFLOWを上げるなくては外来が終わりません。
しかし、一般のクリニックはそうではありません。一般的な専門性地域の患者さんのケアを行うという性質上AIなどの台頭でITやデジタルでの仕事の代替が進んだときにはよりアナログ的な上記のようなドアノブクエスチョンのようなものが必要になってくると思います。



しかし、数年はデジタル化に向かってひた走っていくと思います。したがってIT化やデジタル化の流れにもある程度流されつつ、それを単に院内のコスト削減のためだけに使うのはもったいないと考えます。


応用可能性と頻度


今後、先生方が考えるときにそのITの勉強をする際に応用が効くものか?否か?という視点で考えていただけると。

それを学んでも応用効かないものは業者さんに依頼すべきです。しかし、あることを学ぶことで色々応用が効くものは自分でトライして置かれるとよいかと

その代表的なものですが

その中でも
・BUBBLE

・ZAPIER

・GOOGLE FORMS

は応用が効くもので学ばれても損はないかと


その中でも1つだけ選べ!

その中でも一つだけ選びなさいとなると断然ZAPIERです


今日はここまで



再掲)DXとIT化


DXとIT化の関係については色々な解釈があると思いますが、おおよそ以下の様な解釈がわかりやすいかと


DX
社会や組織・ビジネスの仕組みそのものを変革すること

IT化
既存の業務プロセスのまま業務効率化と生産性向上を図るという非常に限定的な言葉

しかし、クリニックでいきなり「社会や組織・ビジネスの仕組みそのものを変革」と言われてもな~、と思われると思うのです。医療機関はIT化自体が遅れているので まずはIT化をおすすめしたいと思います。しかし、コストが掛かりすぎたり、非常にむずかしいものは導入しにくいのでまずは簡単なもので!
そういった試みをKINDLEで書いております。




再掲)でも導入や勉強がしんどい


大体が「何とかやれています」「今更勉強できない」などです。
しかし、そういったIT化の遅れは結局患者さんやスタッフの不満に繋がる可能性があるのです。そして、そういった先生が増えてしまうと新しい試みのボトムに合わせざる得ないときに足を引っ張るのです。先生の「このままで良い」が他の先生が新しい試みをする際や社会が全体最適をしたい際の障壁になる可能性があるのです、厳しい表現ですが老害にならないように

ご興味や相談ある方は


メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)連絡ください

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