挑戦する人を応援する学会にしたい
この度、ありがたいことに学会長に任命していただきました!
このnoteでは学会の運営側からの目線で【第28回福岡県作業療法学会】の学会長である私が、学会が出来上がるまでの課題や奮闘についてを書いていきたいと思います。
今回のテーマは「挑戦する人を応援する学会にしたい」です。
演題登録が始まって、ありがたいことに私の周りでも学会発表の準備が動き出しました。
それぞれ、いろんな思いを持って挑戦する姿を見るのは感慨深いものがあります。
ただ、学会発表自体は決して楽なものではありません。
協力してくださった方の思いに応えるためにも、自分の時間を使いながら、日々試行錯誤する。
指導者とも議論しながら、論文を読み漁りながら、ひたすら文章を打ち込む。
書いては消し、書いては消し、その繰り返し。
それでも、私たちを駆り立てるものは一体何なんでしょうか?
答えなんて多分ないんですが、それでも前に進もうとする。
そんなあなたを応援する場を私は作りたいと思っています。
お知らせ
✅演題登録について
学会の演題登録期間は6月1日〜7月31日です。
参加予定の方はぜひ学会での発表をご検討ください!!
お申し込みは学会ホームページから。
✅Instagram
学会の情報発信しています。ぜひフォローをお願いします!
✅ホームページ
素敵なホームページになりました。随時情報を更新していきます!
学会発表を行うということ
冒頭にも述べた通り、学会発表を行うことは容易ではありません。
対象者への関わり
研究データの解析
倫理的な知識や手続
論文の検索と読み込み
自分の思考の整理
文章作成スキル
指導者とのコミュニケーション
「学会発表を行う」と言っても、そこにはたくさんのタスクが内包されています。
発表する場面を見る人というのはその1場面を切り取っているに過ぎません。
そこで懸命に自分の考えを公表している人たちの裏には、そこに行き着くまでにたくさんの試行錯誤があるんです。
これって、ほとんどの人は自分の時間を割いて行っているんだと思います。
正直、やらなかったとしても、何か悪いことが起こるわけではありません。
それなのにどうして私たちは学会発表するんでしょうか?
これは「より良い作業療法を提供したい」「もっと成長したい」という思いに突き動かされているんだと思います。
もちろん、学会発表を行うことだけが正義ではありませんし、学び方や成長の仕方にはそれぞれやり方があるので、どの方法も否定できるものではありません。
ただ、一定の基準に照らし合わせ、自己の考えを整理し、公の場でそれを披露し、そこで議論を交わすことは、学び方としてたくさんの経験値を得られることは間違いないでしょう。
そう思えば、成長を望むセラピストが学会発表に挑戦することは、自然なものなのかもしれません。
多くの人の考えを知り、多くの人と議論することは、自己の成長や分野の発展を促すための強力な方法だと思います。
挑戦する人を応援する場所を作る
先ほども書いたように、学会発表は決して楽な方法ではありません。
自分の時間を作りながら、毎回何かに挑むように進んでいくことが必要です。
本学会は、こうやって前に進もうとする人を応援する場にしたいと思っています。
「〇〇学会」と聞くと、公明な講師の先生がいたり、イベントや企画をイメージされる方がいると思います。
多くの講師の話を一度に聞けることは確かにメリットですし、その場で実際にイベントで体験を行うこともとても魅力的です。
ただ、忘れてはいけないのは「学会発表は学会でしか行うことができない」ということです。
学会に置いて「学会発表」とは特別な立ち位置と言えると思います。
たくさんの挑戦や思いが集まり、そこで生まれるインタラクションが、また次の未来を作っていく。
学会とは本来そういう場であると思うんです。
今回、学会長という大役を引き受けてずっと考えていることは「何のために学会があるのか?」ということです。
多くのインタラクションが生まれ、そこから未来につながる場所。
私にとって、学会とは「挑戦する人を応援する場所」何だと改めて考えているところです。
そのためにもたくさんの方の発表が集まる場を用意したい。
「演題がたくさん集まれば学会が盛り上がるぞ!」
そういう思いがないかと言われれば嘘になりますが、決してそれは本意ではありません。
学会を盛り上げるのは、
学会を”何かに挑戦する人たちが集まる場所にするため”です。
そこに集まる力がまた大きな何かを生み出すことを期待しているからです。
みんなでこの未来を迎えにいきましょう。
「演題登録に挑戦してみたい!」というみなさん。
「うまくできるか不安」というあなた。
まだチャンスは手の届くところにあります。
そんなあなたと学会当日に意見を交わせるのを楽しみにしています。
✅演題登録はこちらから(申込期間:6月1日〜7月31日)
✅「ビギナー発表支援コミュニティ」も行っています(随時募集中!)
勉強会も定期開催中!!申し込みは以下から👇
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