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#53 サブリーダーがやるべきこと

さて、今日のテーマは「サブリーダーがやるべきこと」です。

よくリーダーに焦点を当てた話をすることが多いと思いますが、

その裏で立ち回るサブリーダー的なポジションも同時に重要ですよね。

ただ、サブリーダーってどんなことしたらいいか分かりにくいと思います。

今日はサブリーダーの仕事について考えていこうと思います。


自己紹介です


お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々の実践はもちろんですが、中堅管理職として、
管理の視点や現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。


このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・組織での働き方
・健康の考え方
・自分を大切にする生き方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えこと
・日々、感じたこと など


それでは本題に入っていきましょう。



サブリーダーという謎ポジション


ある日、上司と飲んでいるときに

「サブリーダーとして頑張れよ」

と言われたのは、社会人になって8年目くらいの頃です。

「サブリーダーの仕事ってどんなことですかね」

と聞いたら、

「リーダーをサポートすること」

と返事がありました。


正直、具体性がなく、どう動いていいかわからなかったことを覚えています。


サブリーダーというのはリーダーではないリーダーみたいな仕事。

チームを引っ張るでもなく、毎日決まった業務があるわけでもない。

もちろん、明確な役職などがあるわけではない。


ただ、このポジションが大事なことは伝わってきましたし、こういう仕事にこそ自分の成長のチャンスがあるんだと思います。


社会に出たときに与えられた仕事だけをすることはそれほど難しくはありません。

目的に沿って行動し、成果を出す。それが組織における「仕事」です。


一方、明確に答えのない仕事があります。

新しいプロジェクト運営、日々の変化に対する判断、現場の問題の対応など。

実は、リーダーと呼ばれる人の仕事の大半はこういった不明確な仕事なんじゃないかと思います。


それに対してどのように対応していくかを考えることは、今後の自分にとってもスキルアップのチャンスだと考えるようにすると少しモチベーションが上がりますよね。


サブリーダーも、この不明確な仕事に当たると思います。




サブリーダーの仕事


そうは言いつつも、ある程度どのように動いたらいいかもわかっておきたいところです。


では具体的なサブリーダーの仕事とはなんでしょうか。

僕が考えるサブリーダーの仕事は以下です。


リーダーが苦手なことを知る

リーダーには苦手な仕事があります。それを把握することを最初にしましょう。僕の場合は、その時のリーダーの苦手なことを20個くらい紙に書き出しました。「スケジュール調整」「提出物の締切の設定」など、できるだけ具体的に記載します。

リーダーが苦手なことをする

先ほど紙に書き出したものを、今度は自分が実践するようにしましょう。そうするとリーダーにとってもサブリーダーは必要な存在になりますし、チームとしても安定します。また、今後自分がリーダーになった時のスキルUPにもつながります。

リーダーが見えないことを見る

リーダーにしか見えないこともあれば、リーダーだからこそ見えないこともあります。現場のスタッフの意見や状況を把握できてないのはよくある話です。リーダーがリーチできてない部分に目を光らせて積極的に関わりましょう。そこで得た情報はリーダーにも情報提供するようにしましょう。

リーダーの意思を代弁する

現場にリーダーの意思が伝わりにくいこともあります。リーダーとは相談し合える関係になっておけば、リーダーの本位もわかりやすいと思います。現場からの意見に対して、そのチームの状況などを間をつなぐように伝えていきましょう。もちろん全てではないですし、答えれないことはまたリーダーから伝えてもらってOKです。


いかがでしょうか。

総じていうと、「リーダーができないことをする」というのがサブリーダーの仕事だと言えます。うまく立ち回れば、チーム全体の底上げに大きく貢献できると思います。

それはあなたの実績となるはずです。


リーダーは未来の自分


サブリーダーは言い換えれば、次期リーダー候補でもあります。

サブという立場でリーダーの仕事を捉え、自分がリーダーになったときにどのように立ち回るかを学ぶにはとても良いポジションです。


今のリーダーに自分を重ね合わせながら、

「自分ならどう判断するだろうか」
「自分ならどう動くだろうか」

とシミュレーションしながらサブリーダーをこなすと、今後リーダーになったときにはスムーズに現場に適応できるはずです。


よかったら実践してみてください。



頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。


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