パレパラたんに会いに長瀞へ。
秋をむかえ、やがて冬に変わりゆく。
国土の三分の二が森林の日本。山の木々が、紅色や黄金色に色づき、美しくなる。
食べ物も美味しくなる、実りの秋。新米に新蕎麦、キノコに木の実、落ち鮎の季節。
褻(けがれ、ケ)という日常から抜け出し、ちょっとした晴れの日に出かけるならば、秋の山々を堪能できる、秩父や長瀞はどうだろう。
池袋から特急ラビューで一時間ちょい。西武秩父駅で秩父の山や自然、食を楽しむのも良し。西武新宿から所沢駅からラビューで行くのもよかろう。
東の人たちは、熊谷から秩父鉄道で行くこともできる。
僕は仕事を投げ出してばかりだが、地元飯能から西武秩父に向かい、さらに秋を探しに長瀞まで向かおうとした。
同時に、長瀞の名物の鮎に釜飯、できれば「鮎飯」を食べたくなった。
秋は鮎が卵をもつ「落ち鮎」の季節でもある。
秋の長瀞の綺麗な山、美味しいごはんを求めるのと同時に、長瀞の奇獣の「パレパラたん」こと「パレオパラドキシア」に再会したくなった。
(秩父の聖地巡礼記事は上にて。後半に描かれてます。)
改めまして、こんにちわ。僕です。
いつものように、埼玉の風土や歴史を書いてますが、今回もアニメや漫画とも関連し、ちょっとでもその魅力を伝えられたらと思っています。今回は秋の長瀞を歩いてみました!
長瀞の「埼玉県立自然の博物館」へ。
長瀞駅の手前、上長瀞駅に降りて徒歩10分もないうちに「埼玉県立自然の博物館」。
長瀞駅を目指しながら、長瀞の秋も楽しむ計画。まずは、パレパラたんを見に行く。
さあ、入り口に入りますと、シャークが襲ってきますよ!!
どーーーーーーん!!
地質学のことはよくわからない。
それと岩石が好きならば、この博物館も多いに楽しめただろう。
さあ。そろそろパレパラたんタイムです。
ここからしばらく、僕の趣味画像です。
よろしければ、下の「長瀞の自然と食」の項に飛びましょう。
東京の土地を作った荒川の源流は、甲武信ヶ岳(山梨長野埼玉の境)にあり、ここ長瀞のある秩父盆地もその起点なのだ。
ハフー!! 埼玉を研究している者として、このパネルは大興奮でした。
自分がこれまで見て回ったもの、書いた記事の「俯瞰」がここにあるようで。
実は今、荒川についての資料館の見学もいろいろ進めています。いつか記事にしていきます。
長瀞の自然と食。
博物館を出て、長瀞駅に向かいながら、荒川上流の溪谷、長瀞の名所である「岩畳」を歩きます。
岩畳から本道に戻り、すぐに長瀞駅へ。
長瀞のもう一つの名所「宝登山」に向かいますが、すでに参拝も御朱印も、ロープウェイの景色も、頂上の蝋梅(春)も楽しんだ。
ちなみに長瀞の蝋梅は絶景を保障します。
僕の目的は郷土資料館。
しかし、今回の目的「長瀞の秋の美しい自然とパレパラたん、そして食をお届け!」に沿わないため、一部のみ。
いずれまた書く埼玉の郷土と民俗の資料に使おう。
小さな展示に、外には民家の見学もあり。
え?うまいものはいつ出すのかと?
いやいや、これからです。
この新井家の近くに、長瀞名物のお店が。
さあ、何の名物か写真クイズです!
そして、鮎飯を求め、駅前に戻る。
ここから宝登山と反対方面、岩畳にいたる道に、長瀞の飲食店やお土産屋が集中する。釜飯で有名なお店もここに。
以前食べたはずの鮎飯の味なんかすでに忘れてる!
しかし嫌な予感しか感じない。
そう、長瀞は。
店が閉まるのが早いのだ。
たぶん午後四時には閉まるのかな。
五時頃はどこも空いてないだろう。
鮎。
今回も諦めるか。
と、宝登山ふもと、車で屋台のように販売していたお姉さんを思い出した。
もう店じまいしそうだったが、ギリギリなだれ込めたようで。
「ああ、今温め直しますよ♪」とわざわざ鮎をまた焼き直し、キノコ汁も火にかけ直し。
鮎の塩焼きとキノコ汁をゲット!
鮎、ああ、こんなうまかったっけ。寒空の下、大きなキノコがゴロゴロ入った汁も染み入る。
満足だ!
さて、ラビューで戻りながら、鞄に突っ込んだ書類をさばこう…
完。
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