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『怒りを力に : ACT UPの歴(UNITED IN ANGAR : A HISTORY OF ACT-UP)』

ドラマ『POSE(ポーズ)』でも重要なものとして描かれる、「ACT UP」の活動を追ったドキュメンタリー『怒りを力に : ACT UPの歴史(UNITED IN ANGAR : A HISTORY OF ACT-UP)』を観てきました。

80年代後半~90年代半ば、凄惨なエイズ禍に抗いながら声を上げ、行動し、人生を楽しむ人々の姿が印象的。

怒りをぶつけ共有する場、社会を変える場、居場所を見つける場でもある「ACT UP」は、出会いの場でもあり、仕事を見つける場でもあり、生き残れた人にとってのキャリアのスタートの場でもあった、という証言は、重苦しい中の一縷のなんとも素敵な話しで、人生の美しさを感じます。

『POSE』に出てきたカソリック教会でのdie-in抗議の本物の映像も!

ただ現実は”白人・男性(ゲイ)”が中心で有色人種は少ない感じが。エイズ薬についても白人男性で治験され、有色人種や女性は無視される『存在しない女たち』現象が描かれていました。

POSEは黒人・トランスジェンダーだもんなあ、より困難だよね。シーズン3どうなっちゃうの..

#映画 #ドキュメンタリー #人権 #actup #hiv #lgbt #lgbtq #存在しない女たち #差別 #エシカル #sdgs #pose #ポーズ

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