ぽんこつチョイスのススメ。
何ともいえないタイトルです。こんにちは。
最近、ポンコツな選択をすること=「ぽんこつチョイス」にはまってます。というのも、「実際より2割くらい上手く出来るわたし」という120%頑張っているような理想の仮想自分を置いていて、その仮想設定があるが故に、自然体な決定や選択をできないことが起きてるんだなーと気づきまして。
何かを買う時や選択するときに、理想の仮想自分は「もっと調子がいい時に、整っている時に決めよう」として物事の判断を先延ばしにする。ぽんこつチョイスな自分だったら「あー、今日だるいな。まーでも、まずは決めちゃうか。」といって、さっと決めたり。
店でポテチ買おうかなと思った時も、理想の仮想自分は「ポテチ食べたいけど、肌や体に悪いんだよね。前にそれですごい肌荒れしちゃったし。健康のために我慢がまん…」と苦渋の想いで購入を控える。そして後からやっぱり買ってもよかったよなーと(ミネラルが足りてなかったり、偽の食欲というやつかもしれないけど) 思考がぐるぐるしたり。
ぽんこつチョイスでは「あー、ポテチ食べたいな。健康を考えるとなー。でもどうしても食べたいから買っちゃお。」となる。スッキリ。でも、ぽんこつチョイスだったとしても流石に毎日ポテチを買って食べたりはしないわけです。(以前それで本当に酷い肌荒れになったので、自制心は常にある程度発動する。)
「あ、あの件あの人に相談しようかな」とふと感じた時も、理想の仮想自分は「あーでも、もっと自分で頑張って考えてみようかな。あの人だって忙しいし…」と遠慮。ぽんこつチョイスなら「ま、なんか気軽な気持ちで連絡しちゃおっかなー。」と、結果タイミング良く人に声をかけることができたり。
まあ、要はぽんこつチョイスな自分=ありのままの自然体の自分というわけで。でも「ありのままの自然な選択とは?」ってすると、私は何だか堅苦しく考えてしまう。
映画アナ雪でも「ありのーままでーー♪」という歌があったわけですが、あの映画での「ありのまま」とは歌って踊って叫び出すほど主張するものだったように、どうも私はありのまま=頑張って殻を破ってようやく戻れる姿、意欲的な姿勢なり、少し高尚な固定概念すら持ってしまっているようで。
よし、自然体な選択をしようと思った時点で力み始めているので既にズレてるわけです。今まで選択を楽にするためや精度を上げるために、Oリングテストやら肚に聞くだの、様々な方法を試してきた。でも最近は、ぽんこつチョイスという語感が合っているようで、ちょっと迷った時にぽんこつチョイスで行くと、素直な選択ができるわけです。
ぽんこつチョイスを辿らないと、自然な選択できないんかい!ってちょっとややこしいけども。でも長年やってきた癖なので、しばらくこれでやってみようかと。
おそらく学生時代から、こうやってちょっと優等生な自分を目指して頑張っていた。そんな頑張って作った優等生が守ってくれたことや、達成できたこと、そんなことも色々あった。けれどそれでは固く苦しいことが増えてきて。
今までのワイ、よう頑張ってくれた…と労いつつ、思ったほどできない自分や、それでも何だかんだ上手くいっていること、ポンコツな私でもいいじゃん、面白いじゃんと付き合ってくれている周りの人達よ、ありがたやなわけです。
にしても…毎年2月の節分前は陰極まるというか、心の闇が噴き出してくることが多いなーと感じているのですが、寒さに弱いこともあり、最近不安やら様々な気持ちが湧き出してくることがあって、人にも相談させてもらいつつ色々とクリアリングを続けている。
心のことにおいて最適解を求めすぎる姿勢はそもそもエゴだし、疲れますなっていう。理想の仮想セルフでいると、一人で頑張りすぎちゃったりするので、いい感じにぽんこつチョイスで人にも頼らせてもらったり、必要な時はサポートを受けたいですと挙手したりしながら、何とか乗り越えていこうと思いまっす。
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