臨場感溢れる。ジョーカーを観てきた話。

⚫映画ぼっちと神
⚫抱きしめたい
⚫7.1chサラウンド？
⚫音楽とダンス

映画ぼっちと神

映画を観に行くのはだいたい一人。
そんな私に映画観に行こうと誘ってくれる神みたいな友人がいた。

以前、パラノーマル・アクティビティがどうしても観たいけど怖いからついてきてと言われ付き添った。終始私の腕をつかみ、叫んでいた。そんな彼女が「Joker」ついてきてと連絡をくれた。

時間がなくまだ観れてなかったので一緒にいく事に。映画好きな友人が、心身共に元気な時に観るのをオススメしてくれていたのでちょうど良かった。

始まる前に、「君の名は。」の意味がわからなかった、難しいと話していたので「Joker」を観た後の感想が楽しみになってきた。

抱きしめたい

とにかくアーサーを抱きしめたいと思った。
私は、凶悪事件が起きると犯人の生い立ちを見てしまう。優等生だった、おとなしい、などなど一見なんの不自由もなさそうな生い立ち。
パパの、ママの、愛情が欲しい。１括りにするつもりはないが多くがそんな印象を受ける。

コミック版のジョーカーとは違い、ジョーカーやバットマンが誕生する「必然」みたいなものを上手く描かれていた。

7.1サラウンド ？

わりとキレイな映画館というのもあり、やたら音に臨場感を感じた。
残虐なシーンのリアルさ・・
息づかいや叫び声、ため息。
まるで、フィギュアスケートのグランプリファイナルのパブリックビューイングで当選した時みたいだった。

NHKのパブリックビューイングは、ハイビジョンの16倍高精細な映像と22.2チャンネル立体音響で高い臨場感を生み出す8Kスーパーハイビジョン（8K Ultra HDTV、7680×4320）である。

音がすごいのは後ろの席の外人さんのナイスリアクションでした。臨場感半端ない。

音楽とダンス

階段のシーンがとても好き。
そして、劇中曲のsmileは大好きな歌なので、涙が出そうだった。。。
ラストのダンスも素晴らしい表現力だわ。思わせぶりな演出も。

音楽といえばティム・バートン「バットマン」のプリンス。
プリンスの扮するジョーカーが、まあ～ほんっとにカッコいい。全く色褪せない。こんなMVいつかつくりたい。

農協牛乳。久しぶりに聞いた。

チャップリンに見事にマッチしたマイケルが歌うスマイル

劇中は、ジミー・デュランテ。

終了後、友人の「よくわかんなかった」を期待してたけど、「観れて良かった。凄かった」という感想だった。

友人も、臨場感溢れる後ろのお客さんのこと同様に思っていて、レイトショー終わりのなんともいえない空気感のエレベーターの中で私と友人だけ笑っていた。きっと変人に思われたに違いない。
まあ、いいか。